今回は、ブラックベリーを鉢植えで簡単に育てる方法を紹介します。
- ブラックベリーを家で育ててみたい
- ブラックベリーを育てるのに必要な物が知りたい
このような疑問や要望がある方は、ぜひ最後までお読みください。
ブルーベリーとブラックベリーの違い
ブラックベリーは基本的にはブルーベリーとよく似ていますが、使用する土が酸性ではなく、中性から弱酸性ぐらいというのが大きな違いです。
また、ブラックベリーの苗は細い枝のような形状をしています。
この点もブルーベリーの苗とは少し違う点になります。
ブラックベリー栽培に必要な物
ブラックベリー栽培に必要な物は以下の通りです。
- ブラックベリーの苗
- プランター(10号ぐらい)または直径10㎝以上のポット
- 赤玉土(大粒または中粒)
- バーク堆肥
- 発酵油かす
1については、ホームセンターなどで500円~1000円程度で購入できると思います。
2の容器については、様々なサイズが使用可能です。
100円ショップで300円程度で販売されているものでもいいですし、ホームセンターなどで10号程度の大き目のものを購入しても構いません。
3の使用する土については、赤玉土がメインになります。
小粒の場合、排水性があまりよくないため、大粒または中粒を使用します。
4については、3の赤玉土と合わせて使用します。
腐葉土を使用しても構いません。
バーク堆肥と腐葉土の違いとしては、バーク堆肥は腐葉土よりも窒素分が少なく炭素分が多いと言われています。
5の発酵油かすは、4のバーク堆肥の不足した窒素分を補うために元肥として使用します。
ブラックベリーの苗の植え付け作業
上記のブラックベリーの栽培に必要な物が揃ったら、実際に植え付け作業をはじめましょう。
手順1:培養土を作る
まずはブラックベリーの苗を育てるための培養土を作ります。
用意した容器に赤玉土を半分くらい入れてください。
今回は赤玉土の大粒を使用します。
赤玉土を容器の半分くらいまで入れたら、次にバーク堆肥を入れます。
バーク堆肥が入れ終わったら、一旦たらいなどの別の容器に移してよく混ぜます。
今回は赤玉土の大粒を使用しているため、保水性を高めるためにここでヤシガラを加えます。
赤玉土の中粒を使用する場合は、そのままでも大丈夫です。
次に元肥として発酵油かすを加えます。
ほんの一つまみ程度で構いません。
ヤシガラと発酵油かすを加えたら、再度よく混ぜてください。
混ぜ終わったら、元の容器に戻します。
嵩が減らないように途中で押し込みながら戻していきましょう。
培養土の準備はこれで完了です。
手順2:苗の植え替え準備
培養土が準備できたら、次にブラックベリーの苗を用意してください。
ポットから苗を取り出し、根を少しほぐします。
下の写真のように、ある程度まで根に付いた土を落としてください。
この状態の苗を、先ほど準備した培養土の入った容器に植え付けます。
土をしっかり押さえて苗が倒れないようにしてください。
これで苗の植え付けは完了です。
元々ついている支柱や固定されているテープなどは、このタイミングで外しておきましょう。
手順3:水やり
苗の植え付けが終わったら、たっぷりと水やりをしてください。
容器の下から水が出てくるぐらいまでしっかりと水をやります。
水やりが終わったら、日当たりが良い場所に置いておきましょう。
ブラックベリーを鉢植えで簡単に育てる方法のまとめ
今回は、ブラックベリーを鉢植えで簡単に育てる方法を紹介しました。
ブラックベリーは美味しくて育てるのも簡単な植物です。
また、ブラックベリーの木はとてもコンパクトなので、限られたスペースの家庭菜園で育てるのにとてもおすすめの果樹です。
ブラックベリーを育ててみたいなと思っている方は、ぜひこの記事の内容を参考にして実際に育ててみてください。
動画でも紹介しているので、ぜひご覧ください。