今回は長野県の実家で育てている夏秋イチゴ(サマーリリカル)を紹介します。
前回、夏秋イチゴの栽培準備や植え付けをしてから約1ヶ月が経ちました。
今までは点滴ノズルを使って水を与えていました。
今回は点滴チューブに交換するので、その様子もご紹介します。
- 夏秋イチゴに興味を持っている方
- 四季成り性イチゴを育てている方
- イチゴが好きな方
は是非最後までご覧ください。
1ヶ月前に栽培準備や植え付けをした様子はこちらの動画でご覧になれます。
植え付けてから1ヶ月経った夏秋イチゴの様子
植え付けてから1ヶ月経った夏秋イチゴの生育状況です。葉っぱが何枚か出て大きくなりました。
元々あった葉っぱの3倍くらい大きさになりました。
咲いていた花に実がなりました。まだまだ小さいですね。
それからランナーも出てきましたが、このランナーは取って捨てます。
肥料はエコロングという肥料を使っています。
使用している培地はヤシガラです。
ヤシガラについて知りたい方は、ぜひこちらの動画をご覧ください。
夏秋イチゴを使って培地の試験
今回は6種類くらいの培地を使って培地の試験をしています。
この辺りの夏秋イチゴで培地の試験をしています。
実がなっていますね。
このハウスはミツバチを使っていませんが、綺麗に受粉が出来ています。
葉っぱの生育もまずまず良さそうですね。
ここはまた培地が違うので、葉っぱの生育も違います。
違う培地で栽培するのもなかなか面白いです。
培地の違いで生育の違いが現れてきています。
ここでも別の培地を使っているので、生育の差が出来てきています。
ランナーは大体どの株も出ています。
今の葉っぱは大きいですが、1ヶ月前はこれくらいの大きさでした。
大きさが全然違います。
水はホースから細いノズルを使って、先にドリッパーをつけて水をあげていました。
この自動水やり装置は昨年作ったものです。
これを別のものに変える予定です。
ここもまた別の培地で、生育が全然違いますよね。
これはココカラさんのヤシガラバッグです。
昨年1年使って「もう1回栽培ができないかな?」と思い、今2作目に挑戦してます。
それからこの箱の中に温度計が入っています。
温度計を2つ使っていて、両方だいたい同じくらいの温度を出してます。
21.2℃と21.4℃で湿度が91〜92%です。
直射日光が当たらないようになっていて、横は風が通るようになっています。
本当はもっとしっかり直射日光を防いだり風が通るようにしないといけませんが、今は簡易的なもので済ませています。
ホースと点滴チューブを交換する
今からホースと点滴ノズルを外して、点滴チューブに交換します。
点滴チューブは、小さい穴から水がポタポタと流れます。
穴と穴の距離が短いものや長いものがあるので、目的や用途によって使い分けます。
点滴チューブはロールで買うことが多いです。
ただ、ロールの長さが500〜1,000mもあるので家庭菜園でイチゴを育てている人は使い切りません。
農家の人はロールを購入することになります。
点滴チューブは専用の部品を接続して付けます。
点滴チューブの設置完了
点滴チューブの設置工事が終わりました。点
滴チューブからボタボタ水が垂れてますよね。
工事はバッチリです。
説明をすると、水道の蛇口と繋げたホースがハウスの外から来ています。
ホースの水はタイマーで制御していて、コネクターで二股に分けています。
農家の人は塩ビパイプやポリパイプを使いますが、家庭菜園レベルならホースで十分です。
二股に分けたうちの1本は、以前使っていた自動水やり装置に繋がっています。
もう1本には別のホースを取り付けて、ホースバンドで点滴チューブに繋げています。
そうするとチューブが水でパンパンになって、水がポタポタ垂れます。
イチゴ狩り農園などに行くとこういうのがありますよね。
今回は簡単に紹介していますが、実際にちゃんと運用しようと思ったら水圧や水量などを色々計算しないといけません。
農家の人や家庭菜園ベテラン勢の人なら、これを見ただけで理解できると思いますが、家庭菜園初心者の方は多分真似できないと思います。
そんな時は、初心者向けに市販の商品だけでできる簡単な自動水やり装置の作り方を紹介しているので、ぜひこちらの動画をご覧ください。
点滴チューブの末端
点滴チューブの末端部分の説明をします。末端の部分は縛っています。末端に付ける部品も売っています。
水圧が弱い時に中のゴミを出してくれて、チューブが詰まりにくい部品もあります。
ただ面倒ですし、それで100%詰まりを防げるわけではありません。
縛るだけでも十分役割を果たしてくれます。
結び目の手前まで水がポタポタ垂れて、縛った先は水が垂れないという感じです。
余っている部分はハサミで切ればOKです。
点滴チューブの設置が上手くいったので、このノズルは外します。
これは別の野菜の栽培に使います。
夏秋イチゴの実の様子
今実家で育てている夏秋イチゴの実は小~中粒の実が多いです。
ミツバチは一切使っていませんが、受粉の6~7割ぐらいは上手くいっています。
完全に綺麗な形にはならないですが、それでもイチゴらしい形にはなりそうですね。
これは後2〜3週間で収穫ができそうです。
他に新しいプランターを用意して、そこに点滴チューブを並べました。
これでイチゴを育てていきます。
【夏秋イチゴ】5月の生育を紹介!点滴チューブへ交換、ヤシガラ袋培地の連作の実験
今回は実家の夏秋イチゴ栽培の様子をご紹介しました。
これからも夏秋イチゴ栽培の様子を紹介していく予定です。
- 本格的に家庭菜園で四季なり性イチゴを育てたい方
- 将来的に夏秋イチゴを育ててみたいと思っている方
- もうすでに夏秋イチゴ栽培をやっている農家の方
そういった方々は、楽しんでいただけたのではないでしょうか。
夏秋イチゴ栽培に興味がある方は、ぜひこちらの動画をご覧ください。