【家庭菜園のイチゴ】5月にやるべきこと!収穫し忘れずにランナーを捨てるか残すか決めよう【ナメクジとハダニ対策】

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今回は、家庭菜園のイチゴで5月にやるべきことについて紹介します。

  • イチゴを育てているけど、5月頃で具体的に何をすればいいの?
  • もし収穫しなかったらイチゴにとって良くないの?
  • ランナーをどう処理したらいいかわからない
  • 収穫した後にやるべきことが知りたい

このような疑問や要望がある方は、ぜひ最後までお読みください。

目次

家庭菜園のイチゴで5月にやるべきこと

それでは早速、家庭菜園のイチゴで5月にやるべきことを順番に紹介していきます。

①収穫する

5月にやるべきことの1つ目は、収穫をすることです。

3月や4月の時期になると、家庭菜園のイチゴもこれから赤くなるであろう白い実ができたり、もう既に収穫できる真っ赤な実ができたりと、徐々に収穫の時期を迎えます。

みなさんの家庭菜園のイチゴも、おいしい実ができているでしょうか?

上手くいった方、よくわからないけど全然実がならない方など、いろいろいらっしゃると思います。

これには地域差もあるので、ご安心ください。

例えば、東北や北海道など3月や4月には全然実ができず、ようやく5月に入ってから収穫が始まる地域もあります。

一方で九州や関西などの暖かい地域の場合、3月の終わりから4月頃から収穫ができて、5月中旬ぐらいにはもう収穫できる実がなくなるような場合もあります。

これはお住まいの地域の気候や育てている環境や品種によっても変わってきます。

例えば、一季成り性の越後姫という品種の場合であれば、家庭菜園の場合、大体3~5月ぐらいで収穫が終わることが多いです。

涼しい地域だと6月でも収穫ができることがあります。

また、四季成り性のサマーベリーの場合、3~11月ぐらいまで収穫ができることもあります。

但し、この期間にずっと収穫が続けられるわけではなく、途中で全然採れない時期があったり、花ができても実がとても小さい時期などがあったりします。

このように、品種によって収穫の時期も様々ですので、皆さんが育てている品種が「四季成り性なのか?」、「一季成り性なのか?」は把握しておいたほうが良いでしょう。

どちらも5月中には収穫が出来ると思いますので、忘れずに収穫するようにしてください。

もし、イチゴの実を収穫し忘れてしまうと、灰色カビ病という病気が発生しやすくなります。

また、イチゴの実は甘くて美味しいので、人間だけでななく、虫や鳥、小動物なども食べようと狙っていますので、そのような被害を防ぐための対策もしましょう。

例えば、以下のような対策が有効です。

  • イチゴの株全体を防虫ネットで囲う
  • 実だけを排水溝ネットで囲う
  • 虫が嫌がるような匂いがあるものを周りに置く
  • 防虫スプレーを予防的に散布する

下の写真は、実際に食害にあったイチゴの実の様子です。

おそらくナメクジに食べられた跡だと思われます。

このように、ナメクジもイチゴを食べるので、ナメクジを駆除する有機栽培でも使えるようなものを撒いたり、ビールを使ったナメクジ用のトラップを作るなどの方法がおすすめです。

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➁水やりを増やす

2つ目は、水やりを増やすことです。

5月になると、気温が高くなって暑くなってきます。

人間も暑い分、飲む水の量が増えるのと同じで、イチゴについても暑い分、葉からの蒸散が増えて、葉がどんどん大きくなっていきます。

少し前までは、葉のサイズはとても小さかったと思いますが、5月頃になると大人の手のひらと同じか、それよりも大きいぐらいで、とても広くなります。

葉が広ければ広いほど、必要な水の量も増えますので、これまでの3月から4月と同じぐらいの水やりだと全然足りなくなってきます。

さらに、5月頃になると実もできるので、実の方にも水分を送っています。

意識して3月、4月よりも水をたっぷりあげてください。

また、5月になって育てている容器が小さい場合は、朝1回だけの水やりだとおそらく足りません。

朝あげたら夕方にもう一度水やりをしてください。

もちろん、育てている容器が大きい場合や、畝で育てている場合には1日2回の水やりは不要ですが、育てている容器が小さい場合には、1日2回ぐらい水やりをするようにしましょう。

もし、水やりを1日忘れてしまうと、葉がシナシナになって萎れているような状態になってしまいます。

これは、人間で例えると熱中症と同じような状態です。

人間も軽い熱中症ぐらいなら回復できますが、本当に深刻な熱中症になってしまうと後遺症が残る場合もあります。

イチゴも同じで、葉が萎れている状態は、根がカラカラに乾いていたり、葉の縁が枯れるなどの症状が起きる場合があり、一度そうなると、その後の生育に悪影響が出ることがあります。

このような事態を防ぐためにも、水やりは忘れないように行いましょう。

③ランナーをどうするのか決める

3つ目は、ランナーをどうするのか決めることです。

ランナーとは、イチゴを育てていると株元から伸びてくる棒のことです。

ランナーの先端にイチゴの苗の赤ちゃんのような部分があり、これを1週間ほど放置しておくと、小さなイチゴの株みたいなものができます。

そのランナーを使って、イチゴの苗を増やすことができます。

但し、5月に関しては、このランナーをどうするかが微妙な時期になります。

例えば、イチゴの苗をそんなに多く増やさなくていい人や、まだイチゴの実の収穫が続いている場合などは、ランナーを株元で切ってしまうことをおすすめします。

これを残しておくと、ランナーに養分をつぎ込んでしまうので、イチゴの実が小さくなったり、味があまり美味しくなくなるなど、そのようなことに繋がってしまいます。

さらには、葉の元気もなくなってしまいます。

一方で、苗をたくさん作りたい人や、既に実の収穫が終わった方などは、5月の間からランナーを残してしまっても構いません。

5月のうちからランナーを残し始めれば、6月からすぐに苗作りができるようになります。

6月に苗作りを一度して、7月、8月にもう一度苗作りをすることもできます。

そうすれば、2倍の量の苗を作ることも可能です。

たくさん苗を作って来年もっと収穫したいという方は、この5月ぐらいからランナーを残して6月に苗作りをして、もう一度8月頃に苗作りをしてください。

何回も苗作りができます。

苗作りの方法についてですが、直径7.5㎝ぐらいのポットに土を入れて、ランナーの先端に葉が出てきたら、それを固定する方法がおすすめです。

④追肥をする

4つ目は、追肥をすることです。

追肥にも2つのパターンがあります。

苗を増やさなくてもいいという方は、5月以降の夏の間は元気に育ってもらう必要がないので、追肥は控えめにしましょう。

例えば、その年に収穫に使った株を夏の間そのまま育てて、冬は外で越冬させて、翌年の春にもう1回収穫することもできます。

ご自宅のベランダが小さい場合などは、1株だけなら問題なくても、そこから苗を作って10株ほどに増えるとちょっと困るという方もいると思います。

その場合は、夏の間苗を作らずにその株だけを育てるようにしましょう。

このような場合は、あまり追肥をする必要がないので、例えば2~3カ月効果が持続するような肥料を、2~3カ月に1回だけ与えてあげるぐらいで大丈夫です。

一方で、5月からランナーを残し始めたり、6月や7月に苗を作ってたくさん増やしたい方の場合は、子供をたくさん作るために、親の方も肥料をかなり必要とします。

そのため、2~3カ月持続するような肥料だったとしても、2~3カ月に1回ではなくて、1カ月に1回ぐらいの頻度であげるようにしてください。

その場合、一度にたくさん肥料をあげてしまうとよくないので、肥料によって定められた使用量を確認して、その半分ぐらいの量を目安に追肥を行ってください。

⑤暑さ対策

5つ目は、暑さ対策です。

5月になると、日差しもとても強くなり、気温も上がってかなり暑くなってきます。

5月ぐらいになってきたら、イチゴを直射日光が当たる場所にずっと置いてもいいですが、半日陰ぐらいのところに置いても構いません。

ここでいう半日陰というのは、例えば午前中はしっかり光が当たるけど、午後になったらあまり光が当たらない場所です。

他にも、上に物があって日陰になる場所、または株の上に遮光シートのようなものを掛けた場合などを想定しています。

完全に1日直射日光当たらない場所や、薄暗い場所ではイチゴはうまく育ちませんので注意してください。

庭でイチゴを育てている場合は、近くに木が生えていたり、家があったりしたら、その近くで少しだけ直射日光を遮れるところに置くといいでしょう。

また、ベランダの場合であれば、直射日光も当たるけど日陰にもなるような場所を選んで置くのがおすすめです。

広い畑で育てている場合には、おそらく遮るものがなくて直射日光が一日中当たっていると思いますが、その状態でも元気に育っているのであればそのままでも問題ありません。

但し、あまりにも暑すぎてイチゴの葉に元気がなかったり、葉が焼けてきていたり、土がかなり乾燥してしまうような場合には、上に遮光シートをかけて光を和らげてあげてください。

地面で育てている場合には、ダンポールを使ってトンネルを作るのがおすすめです。

⑥害虫対策:アブラムシ

6つ目は、害虫対策です。

5月はアブラムシなどの虫も活発に動き出す時期です。

そのため、イチゴを栽培しているとどうしても虫が付いてしまいます。

発生する虫の事例として、以下のようなものが挙げられます。

  1. アブラムシ
  2. ハダニ
  3. ナメクジ

今回はこの3つに的を絞って対策を紹介します。

まず1のアブラムシについてですが、一番簡単なのは指でやっつける方法です。

数株しか育てていない場合には、探してみてアブラムシを見つけたら指でやっつけるのが簡単で確実な方法です。

もし手で触るのが嫌な場合は、水道のホースで水をかけてアブラムシを吹き飛ばす方法がおすすめです。

その他には、食品由来の成分で出来ているスプレーなどもあります。

そのスプレーを塗布することでアブラムシの脇腹辺りにある呼吸するための口を塞いで窒息死させる効果があります。

酢が主成分になっている農薬を使用すると、予防的に虫がつきにくくする効果も期待できます。

また、養生テープなどを使って、その粘着面でアブラムシを除去するのもおすすめです。

2のハダニについても、アブラムシと大体同じような方法が使えます。

ハダニの場合は、小さ過ぎて指でやっつけるのは難しいですが、スプレーで窒息死させたり、水道水や養生テープを使った対策がおすすめです。

実は、ハダニに関しては気づいていないという方が多いです。

目視で軽く確認して「アブラムシはいるけどハダニはいないな」と思っている方の7~8割の方のイチゴの株には実はハダニが付いています。

ハダニはそのぐらい確認しづらく見逃されやすい虫で、大きさも0.3㎜ととても小さいです。

そのため、特に高齢の方になると、そこにハダニがいたとしても見えないこともよくあります。

ハダニはイチゴだけでなく、いろいろな野菜や植物、花などにもかなり高い確率で寄生しています。

自分の育てているイチゴにも付いているものとして対策をするようにしましょう。

次にナメクジについての対策です。

ナメクジについては、スラゴやナメトールなどの農薬を使用するのがおすすめです。

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農薬と聞くと嫌悪感を抱く方もいらっしゃる方もいるかもしれませんが、スラゴやナメトールは有機栽培でも使用できる農薬ですので、安心してください。

短いパスタのような固形の農薬で、それを株元に置いておくだけでナメクジを駆除することができます。

例え有機栽培に使用できるものであっても農薬は使いたくないという方には、ビールを使ったトラップがおすすめです。

小さなカップにビールを入れて一晩置いておくと、ビールの中にナメクジがやってきて溺れて死ぬという仕組みです。

ナメクジについての注意点として、ナメクジは寄生虫に寄生されている可能性があり、その寄生虫は人間にも寄生することができるということです。

そのため、ナメクジは絶対に素手で触らないないよう注意してください。

素手で触ってしまうと、知らない間に寄生虫が付着し口の中に入ってしまう可能性もあります。

⑦病気対策

7つ目は、病気対策です。

病気の問題になるのは主に以下の3つです。

  1. 灰色カビ病
  2. うどん粉病
  3. 炭疽病、疫病

※3の炭疽病と疫病は異なる病気として本来は分けて紹介するべきですが、結局のところ対策としては同じ内容になるため、今回は一括りにして紹介します。

まず1の灰色カビ病についてですが、症状としてイチゴに灰色のカビが生える病気です。

スーパーなどに行って、売れ残っている品質の悪いイチゴのパックの中をよく確認すると、この灰色のカビが生えているものがあったりします。

この灰色カビ病は、家庭菜園でイチゴを育てている時にもよく発生するものです。

例えば、イチゴの実が土に近い場所になっている場合などに、イチゴの実が土に付くことで水気が多くなって菌が入り、灰色カビ病が発生するということが多いです。

商業的なイチゴ農園はビニールハウスで暖房機を使って温度を上げるので、株がしっかりと伸びてプランターや畝の外側に伸びてくれるため、このような状況は回避しやすくなります。

しかし、家庭菜園の場合は特に温度が低い時期はどうしても株が短くなってしまい、灰色カビ病が発生しやすいという傾向があります。

その対策として、地面で育てている場合であれば、地面にビニールマルチを敷くなどの方法がおすすめです。

プランターの場合も、最近では株の根元全体をアルミシートで被う商品などもありますので、それを使用するのがおすすめです。

または、イチゴの実が出来たら、その実ができたところだけ緩衝材のようなものを乗せてあげて実と土が直接触れないように対策をするのも有効です。

あとはイチゴの実を収穫し忘れないことも重要です。

特に灰色カビ病は、収穫し忘れてしまうとかなり高い確率で発生するので、そうならないためにも少し実が赤くなってきたらタイミングをみて必ず収穫するようにしましょう。

次に2のうどん粉病についてですが、症状としては白いカビのような粉みたいな感じで、葉の裏面やイチゴの実の赤い部分に発生したりします。

このうどん粉病については、予防薬が販売されていますので、それを使用するのがおすすめです。

予防薬には酢が主成分のものもありますし、重曹などを使用することもできます。

その他にもカリグリーンという有機栽培でも使用できる農薬も販売されていますので、このような農薬を予防的に散布しておくのもおすすめです。

絶対に農薬を使用したくないという方の場合は、白い粉のような症状が出た時に、その箇所を水道水で洗い流して手で擦って白い粉を全部落とすという方法もあります。

塩素が含まれている水道水で、物理的に胞子を流してしまうことで殺菌効果も期待できます。

3の炭疽病、疫病についてですが、これらはイチゴの株の体内に感染するタイプの病気です。

葉柄(ようへい)と呼ばれているイチゴの葉の付け根に黒い陥没が発生したり、葉に黒い枯れのような斑点ができたりするというのがその主な症状です。

一目見ただけで絶対病気だと気付くぐらい、とてもわかりやすい症状が出るのが特徴です。

炭疽病、疫病の特徴として、一度発病してしまうとほぼ治療できないということです。

特に気温が上がると発病しやすくなり、気温が下がると発病しにくいという特徴もあります。

そのため、冬の間は全く発生しないのですが、4~7月になって暖かくなると発生しやすくなります。

家庭菜園の場合、5月ぐらいから発病が始まる傾向があります。

さらに厄介な点は、炭疽病、疫病は周りの株にも伝染するという点です。

そのうえ、発病した株から苗を作るとその苗にも伝染してしまいます。

一旦この炭疽病、疫病が発生してしまうと、病気が蔓延してしまって家庭菜園が全滅するという可能性もあります。

その対策として、もし炭疽病、疫病が発生してしまったら、他の症状と同じように農薬や重曹などを使って治療しようとしても不可能ですのであきらめてください。

病気が発生したら、その症状が出た葉を捨てて根もできるだけ取って捨てるようにしましょう。

そうすると土やプランターが残ります。

また畝で育てている場合には、病気になった株を処分したあとの土が残ります。

これらの土は必ず透明な袋やビニールマルチを使用して太陽熱消毒をしてください。

そのままその土を再使用してしまうと、土の中に炭疽病の菌がいるため、そこにイチゴを植えてもまた炭疽病などにかかってしまう可能性があります。

もちろんプランターにも炭疽病などの菌が残っていますので、必ず殺菌をしてから再使用するようにしてください。

家庭菜園の場合であれば、キッチンハイターのような次亜塩素酸が入っているものを使用すれば殺菌することができます。

イチゴの株の観察

ここからは実際に育てているイチゴの株の様子を紹介していきます。

サマーベリーの観察

こちらは、サマーベリー(四季成り性)の株の様子です。

四季成り性のため、春夏秋に収穫ができます。

冬にも収穫はできますが、暖房機で温めるなどの処置が必要になります。

写真の左側が芽で、右側が花房になります。

また、下の方に生えている葉は古い葉で、上の方に長く伸びている葉が新しい葉になります。

これらを観察していくと、昔は葉が小さくて葉柄も短かったものが、新しくなるにつれて葉も大きく葉柄も長くなっていることがわかります。

これについては、気温や日の長さによっても大きさが変わります。

次に花の部分を確認していくと、アブラムシが付いていることがわかります。

ヘタの先端に付いている黒いものがアブラムシです。

このようにアブラムシはイチゴのヘタの部分や花びらの部分につきやすいので、気を付けて見てみてください。

ハダニの確認

葉についても細かく観察していくと、この株の古い葉にはハダニ(ナミハダニ)が付いていることがわかりました。

ご覧の通り、ハダニはかなり小さいので肉眼ではなかなか確認するのが難しいです。

今回、スマートフォンのカメラのズームモードを使用して撮影していますが、実は高い一眼レフカメラよりもこちらのほうがハダニの撮影には適しています。

ハダニの撮影をしてみたいという方はぜひ参考にしてみてください。

別の葉についても観察してみると、ハダニよりもさらに小さい白い点が付いていました。

実はこれはハダニの卵になります。

このようにハダニたちが卵を生んで子孫を増やそうとしているので、このタイミングで何らかの対策をしないと、卵から孵ってハダニの数が増えてしまいます。

そのまま何もしないでおくと、ハダニが増えてクモの糸のようなものを吐き出すようになるので、そうなる前に必ず対策をするようにしましょう。

前述した通り、水道水で洗い流したり、粘着シートで除去したり、農薬を使用するなどの方法を試してみてください。

ハダニ寄生時の特徴

ハダニを見分けるポイントとして、葉の表面に黄色っぽい(または白っぽい)擦れのような斑点が現れることがあります。

下の写真の葉の場合、少し見えにくいですが黄色い斑点のようなものが出ているのがわかります。

これが確認できると、その葉の裏面にハダニがいるということが判断できます。

パッと見てもなかなかわかりづらいですが、慣れてくるとこの斑点が見えてくるようになります。

越後姫の観察

次に紹介するのが越後姫という品種の株の様子です。

こちらは芽が2個生えているのがわかります。

下の写真のように実ができている様子も確認できます。

イチゴの実は必ず真ん中にあって、一番最初に咲いた花が一番大きな実になって、その左右が2番目でそこから更に小さくなっていくという特徴があります。

葉の一部が若干イモ虫か何かに食べられた形跡がありますが、特に生育には問題はなさそうです。

下の写真は、ナメクジに食べられたと思われるイチゴの実の様子です。

少し穴が開いているのがわかると思います。

他の虫の可能性も考えられますが、おそらくナメクジの可能性が高いと思われます。

ハツカネズミの場合には、イチゴのつぶつぶだけ食べるという習性があります。

ドブネズミなどの場合は、もっと大胆に実を食べるのですぐにわかります。

家庭菜園のイチゴで5月にやるべきことのまとめ

今回は、家庭菜園のイチゴで5月にやるべきことについて紹介しました。

5月はイチゴの収穫もたくさんできる時期です。

ですが次の苗作りのことを考えたり、虫が発生したり、炭疽病や疫病などの温度が高いと発病しやすくなる病気も発生しやすくなります。

なので、イチゴ栽培の中では大忙しのタイミングになります。

つまり、この時期が昨年から続いてきたイチゴ栽培の収穫の時期でもあり、来年の春に収穫するためのスタートラインでもあります。

このように5月はイチゴ栽培にとって非常に重要な時期になります。

今回の記事の内容を参考に、みなさんも5月にやるべきことをしっかりと理解し、美味しいイチゴが収穫できるようにしましょう。

動画でも紹介しているので、ぜひご覧ください。

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