今回はバジルを挿し木で増やす方法をご紹介します。
バジルの育て方はこちらの記事でご紹介しました。
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その中でバジルは
- 花が出たら摘む
- 背を高くしたくない場合、適芯する(芽を取る)
- 秋に一度、切り戻しする(株の根元近くで切る)
という話をしました。
切り戻しする時にバジルの先端部分を切ります。
すると、より生育が良くなります。
その時切った先端部分を使って、バジルの苗を作ることができます。
今回はそのやり方をご紹介します。
バジルの育て方はこちらの動画で紹介しています。
実際に育てているバジルの様子
こちらが私が育てているバジルで、ここが一番上の成長点、芽です。
新しい葉っぱが出てきてます。
これが脇芽といわれている部分で、たくさんあります。
以前敵芯したバジル
この株は以前に一度、一番上を摘芯しました。
真ん中の芽を摘心したことで両側の脇芽が生育旺盛になって、今では2つの芽が発生しています。
摘芯しないとどんどん背が高くなります。
なので、今回はここで切ります。
ここで切ると、切った場所の下にある脇芽が一気に生育を始めてくれるはずです。
ギリギリでは切らずに1~2cm余裕を持たせてハサミで切ってください。
切った先端部分はすぐに水に浸けます。
すでに敵芯をした別の先端部分は両側のわき芽が伸びてます。
それから花ができている芽は、ここで切りましょう。
これも切りましょう。
かなり背が低くなりましたよね。
こういう風に小さく育てられればベランダなどのスペースが限られた場所でも野菜を育てることができます。
摘心したバジルの葉っぱ
こちらが先ほど摘心をした葉っぱの上の部分です。
こんな風にペットボトルに水を入れて茎を浸けています。
芽が2ついているものと、芽が1つだけのものがあります。
これを直接土に挿して増やす方法もあります。
ただ、その場合には土の湿り気をずっとキープしなければいけないですし、日陰におかなければいけません。
このやり方はトマトに使うことができます。
トマトのわき芽を使った苗の増やし方はこちらの記事で紹介しているので、ぜひご覧ください。
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プロの農家の方は種苗法に気を付ける
挿し木を使って野菜を増やす方法は、家庭菜園では問題なくやっていただいて大丈夫です。
しかし、プロの農家の方がやられる場合には種苗法という法律に引っかかる恐れがあるので気を付けて下さい。
種苗法についてはトマトのわき芽の動画でかなり詳しく解説しているのでぜひご覧ください。
バジルの挿し木で必要な道具
バジルの挿し木で使う道具をご紹介します。
摘芯したバジルの芽をこちらのポットに挿していきます。
ポットの中には園芸培土が入っています。
園芸培土は挿し木用の土をホームセンターで買ってもいいです。
または、野菜栽培用の土をホームセンターやネット通販、100円ショップで買って使ってもいいです。
できれば元肥が入っていない培養土がおすすめです。
バジルの挿し木のやり方
では、挿し木の作業をやります。
挿木は色々な植物で使えます。
簡単に言うと、クローンを増やすような感じです。
土に挿すので下の部分の葉っぱは取りましょう。
これぐらいに整えてから植えます。
ここまで土に埋めます。
こんな感じでいいです。
次のは二股に分かれていて大きいタイプです。
これも下の葉っぱを取ります。
これはせっかくなのでこのまま植えましょう。
ここで2つに分けて植えてもいいと思います。
これで挿し木をする作業が終わりました。
バジルを挿し終えた後の管理
しばらく根っこが出てくるまで日陰で管理します。
挿し木は直射日光が当たると良くありません。
このまま根っこが出てくるまで日陰で管理して、根っこがすくすく出てくれるように水を絶やさないようにしてください。
挿し木をして5日後のバジル
バジルの挿し木をしてから、だいたい5日ぐらい経ちました。
たまに土が乾いたら水をあげました。
根っこがどんな感じなのかをご紹介します。
こんな感じでバジルの根っこが入ってきました。
もう少し水をやって何日か栽培すれば、しっかり根が生えてきて苗として使えます。
かわいそうだけど他の根っこも見てみましょう。
本当はやっちゃダメです。
こんな風に根っこが出てきました。
順調です。
こんな風に茎から根っこ出てます。
バジルは挿し木で苗を増やすことができます。
【再生野菜】バジルを挿し木で苗を増やす方法と摘心のコツ【リボベジ】のまとめ
とても簡単なのでバジルを育てている方は、切り戻しした際に出たバジルの先端部分を使ってぜひ挿し木をしてみてください。
今回の内容はこちらの動画で詳しく説明しています。