今回は、豆苗からエンドウ豆を再生栽培する方法を紹介します。
- 自宅でエンドウ豆を育ててみたい
- エンドウ豆の再生栽培に興味がある
- 豆苗を使った再生栽培ってどうやるの?
このような疑問や要望がある方は、ぜひ最後までお読みください。
豆苗を使った再生栽培とは?
豆苗(とうみょう)とは、エンドウ豆の種を使ったスプラウト(新芽野菜)のことです。
エンドウ豆の種を使っているので、新芽を食べずに育てれば、再度エンドウ豆を収穫することができます。
今回は、この豆苗を再生栽培してエンドウ豆を収穫する具体的な方法を紹介します。
また、ホームセンターで購入したエンドウ豆の苗も用意して、普通のエンドウ豆の苗と豆苗の再生苗を比較してみたいと思います。
エンドウ豆にもいろいろな種類がありますが、今回用意した豆苗はサヤエンドウの種を使用したものです。
一方、ホームセンターで購入したエンドウ豆の苗は、スナックエンドウの苗になります。
スナックエンドウは塩茹でして食べるととても美味しいのでおすすめです。
豆苗のえんどう豆栽培の植え付けのやり方
ここからは、豆苗の植え付け作業の方法について説明していきます。
1.豆苗を切る
用意した豆苗は、塊のまま植えてしまうと込み合いそうなので、ハサミを使って何株かずつの塊に切ります。
端のほうから切っていきます。
まずは下の写真ぐらいの塊に切っていきましょう。
そこからさらに細かく切って分けていきます。
下の写真ぐらいに切り分けできれば完了です。
2.プランターを用意する
次にプランターを用意します。
今回は35cmぐらいのサイズのプランターを用意しました。
受け皿も忘れずに用意しましょう。
もっと大きなプランターのほうが育てやすいですが、プランターのサイズは実際に自宅で育てるスペースをみて調整してください。
プランターと受け皿を用意したら、中に鉢底石を敷いて園芸用培土(元肥が入ったものがおすすめ)を入れます。
今回は、一つのプランターでスナックエンドウ1苗と、豆苗を2苗植えます。
本来は、もう少し大きなプランターを用意してそこに2株ほどを植えるのがおすすめです。
3.穴を掘って苗を植える
苗を植える位置を決めたら、そこに植え穴を掘ります。
穴が掘れたら、苗をポットから出して植え付けます。
苗を置いたら、周りの土を軽く押して密着させます。
同じように、小さく切り分けた豆苗の株も穴を掘って植え付けていきます。
豆がすべて埋まる深さに植えましょう。
本来、エンドウ豆は一箇所に2芽くらいしか残さないのですが、今回はうまく育たない場合も想定して多めに植えてみました。
今回植え付けた株からは、約10本の芽が出ています。
この状態で育ててみて、全ての芽が順調に育った場合には、途中で間引きをして芽の数を減らしていきます。
最終的にこのような形で植え付けが完了しました。
この時点では、豆苗はスプラウトなので、モヤシやカイワレ大根っぽい姿をしていますが、このまま根を張って順調に成長すれば、スナックエンドウの苗のように青々とした苗へと育っていきます。
植え付けが完了したら、水をたっぷりあげて日当たりがいい場所で管理しましょう。
4.支柱を立てる
スナックエンドウの苗と豆苗を植え付けて数日が経ちました。
葉っぱの緑が濃くなり、苗が上に伸びてきているのがわかります。
このように伸びた苗を這わせるために100円ショップのグッズで支柱を立てました。
こうすることで、エンドウ豆のツルが支柱とネットに絡んで育っていきます。
エンドウ豆にはツルありとツルなしがありますが、今回植え付けたものは両方ツルありのものになります。
豆苗からエンドウ豆を再生栽培する方法のまとめ
今回は、豆苗からエンドウ豆を再生栽培する方法を紹介しました。
誰にでも簡単にできるやり方なので、ぜひ皆さんもスーパーなどで豆苗を買った際には、収穫をして食べるだけでなく、このエンドウ豆の再生栽培に挑戦してみてください。
実際に豆苗からえんどう豆を収穫できたので、それは別の記事で紹介しますね!
動画でも紹介しているので、ぜひご覧ください。