今回は3月にやってもらいたいイチゴ栽培の管理についてご説明します。
これからの収穫に関わる大切なことなので、ぜひご覧ください。
- イチゴを育てているけど、3月は何をやったらいいの?
- 枯れた葉っぱはどうすればいいの?
- イチゴの花が咲いたけど、真ん中が黒いのはなぜ?
という方におすすめの記事です。
イチゴの冬越しのコツと育て方はこちらの記事で詳しく説明しています。
[card id=”567″]
家庭菜園のいちごの花の茎や葉が春先に短い理由が気になる方はこちらの記事をご覧ください。
[card id=”589″]
3月のイチゴ栽培でやってもらいたいこと
3月は枯れてしまった古い葉っぱを取って、最終的に緑色の葉っぱだけが残るようにしたいです。
中には花が出てきている株もあるかもしれません。
花については少し考えなければいけないので後で説明します。
3月は追肥が必要になってきます。
追肥についても、後で詳しく説明します。
イチゴをプランターで育てている方
プランターで育てている方は、株の状態を確認して古い葉っぱを摘み取ったり、花を摘み取るのか人工授粉させるのかを決めましょう。
イチゴを苗で越冬させた方
苗で越冬させた方は苗の状態の確認や、古い葉っぱを取ったり花を摘み取りましょう。
イチゴを畑で育てている方
畑で育てている方も基本的には同じですが、トンネルを作るのかどうかを決めましょう。
プランターで育てているイチゴの管理
昨年の春に植えて春夏秋と育て、冬の間に越冬させた株の様子をご紹介します。
葉っぱが枯れていても大丈夫!
越冬したイチゴは葉っぱが枯れています。
完全にパリパリな状態です。
これを見ると「もうイチゴが枯れてしまった」と心配になる方もいらっしゃると思います。
ですが、全然問題ないです!
外側の葉っぱはパリッパリに枯れていますが、中心部分の葉っぱは緑色が濃いです。
芽の部分、新しい葉っぱが出てくる部分が緑色ならば全然問題ないです。
皆さんが育てているイチゴの状態を確認してみてください。
葉っぱが枯れていても、中央の部分が緑色なら問題ありませんので、心配しなくて大丈夫です。
古い葉っぱを取る
色でわかるくらいパリパリな葉っぱは完全に取って大丈夫です。
緑色の葉っぱは取らないでおきましょう。
悩むのはその間ぐらいですよね。
ちょっと枯れてる部分もあるけど、緑色の部分も残っていたり、ちょっと黄色とか赤色になっている…
そういった葉は、その葉っぱの付け根を持って動かしてみて取れるようだったら取ってください。
取れなければ残しておいてください。
葉っぱは手で取る方法とハサミで取る方法がある
どちらかというと、私は手で取る方法をおすすめします。
イチゴは葉っぱの付け根の部分から根っこが生えてくるので、葉っぱを手で綺麗に取った方がより根っこは出やすくなります。
根っこが出ると葉っぱが元気に育って、花が大きくなって実も大きくなるし、実が甘くなるということに繋がります。
ハサミで切ってしまうと、葉っぱの付け根の部分が残るので根っこが出にくくなります。
そうすると葉っぱがあまりよく育たなかったり、実が小さいとかあまり甘くないといったことにわずかに影響します。
すごく大きな影響はないですが、わずかに影響します。
家庭菜園では株数もおそらく少ないと思いますし、一株一株愛情を持って育てていると思うので、できれば手で取りましょう。
ただ、一枚一枚手で取っていくのは面倒くさいという方はハサミでも大丈夫です。
イチゴ農家の方はどうしてる?
イチゴ農家の方は基本的には手で取ります。
パートのおばちゃんとかおじちゃんが手で取ります。
ハサミを使って取る事はあんまりないです。
ただ、農家の方も大量に一気に作業したい時は、ハサミで切る場合があります。
手で取るよりもハサミで切った方が早くできるので、葉っぱの根元を取らず、葉っぱの部分だけハサミで全部切っていく場合もあります。
ダメになったイチゴの実は取る
ざっくり古い葉っぱを取り終えると、まだ残っているものがあります。
イチゴの実です。
実がなっているので、ビニールハウスの中はすごい甘い香りが漂っています。
これは今年の春先にできた実です。
長野県はすごく寒いので、平気でマイナス10度とかいきます。
なので、実はできたけど一回凍ってしまい、ダメになってしまったものがあります。
こういうものは取ってしまいましょう。
これは手でも取れますが、慣れてないと折ってしまうことがあるので、ハサミがおすすめです。
ついでにランナーも残っていたら取りましょう。
春先は古い葉っぱを取って、ダメになってしまった実や残っているランナーを取れば大丈夫です。
葉っぱを取った株の様子
古い葉っぱを取った株の様子を確認しましょう。
脇芽について
今回、手入れをした株の脇芽は取っていません。
脇芽は取ってもいいけど、とりあえず取らなくていいかなという感じです。
葉っぱが小さい間は、葉っぱを取りすぎない
この時期はまだまだ寒いのでイチゴの葉っぱが小さく縮こまっています。
少し心配かもしれませんが、これから暖かくなると葉っぱがどんどん大きくなるので、心配しなくて大丈夫です。
それからこの時期は葉っぱが小さいので、葉っぱをあまり取らない方がいいです。
小さい時期は葉っぱがあまり重ならないので、できるだけ緑色の葉っぱを残すようにしてください。
枯れてしまって光合成に貢献しないような葉っぱだけを取りましょう。
葉っぱは根元の部分までちゃんと取る
前述した通り、葉っぱを取る時はできるだけ根元から取ってください。
茎の途中で千切らずに、根元の部分までしっかり取ってあげてください。
これが根っこをより出させるポイントです。
ランナーは取る?残す?
ランナーが発生して根っこを生やしている場合は取ってもいいですし、そのまま置いておいても、別の場所に植え替えてもいいです。
イチゴの生育に合わせて葉っぱを取るのが理想
葉が少なくなると生育がかなり劣ってしまうので、春先や葉っぱが小さい時期は古い葉っぱもある程度残します。
葉っぱの取り方はその時の生育に合わせられるとベストです。
それが面倒な人はある程度ルール決めて、それに則ってやってもいいと思います。
実は、今回の栽培に使っている培土はオリジナルブレンドです!
今回使用しているプランター培土はピートモスと軽石を混ぜたオリジナルブレンドです。
市販のイチゴ用培土や野菜用培土ではないです。
2年目ですが問題なく使えそうです。
培土の詳細についてはこちらの記事をご覧ください。
[card id=”283″]
動画もありますので、是非ご覧ください!
これでプランターで育てているイチゴの管理の説明は終わりです。
畑でイチゴを育てている方の管理
プランターで育てているイチゴ管理と同じで、畑で育てている方も古い葉っぱを取り除く作業をやってください。
収穫するために花を残すという方はそのまま残してOKです。
まだまだ寒い時期が続いてトンネルなどの設備がないから花を取るという方は、花を根元から取ってください。
花をどうするか決める
この時期になると、イチゴの花が出てきているかもしれません。
なので、花の処遇というか、花をどうするのか考えなければいけません。
これはお住まいの地域や、持っている設備によって変わります。
寒い時期や寒い地域の方は花を取る
まだ寒い時期や寒い場所、例えば東北・北海道・長野県などにお住まいの方は3月でもまだ寒くて、花が咲いても霜でダメになってしまいます。
ここ、長野県で育てているイチゴの花はもう雌しべが黒くなっています。
雌しべが黒くなってしまうと、受粉ができなくて実がなりません。
なので、すごい寒い時期や寒い場所に住んでいる方は、花を摘み取ってしまっても良いと思います。
霜の心配がない暖かい地域の方は花を残す
例えば
- 西日本にお住まいの方
- 3月下旬頃で暖かく霜の心配がない
- ビニールハウスの中で育てている
- 室内の窓際で育てている
- 簡易的な温室で育てている
- 地面に植えてトンネルで囲っている
など、霜対策をバッチリやっている方は花を残してください。
出てきた花に人工授粉、もしくはミツバチによる受粉をして、その花から実を収穫することを目指しましょう。
人工授粉については、こちらの動画で詳しく説明しています。
低温により雌しべが死んでしまったイチゴの花
花の真ん中の雌しべの部分が真っ黒になっているものがあります。
これは低温によって雌しべが死んでしまい黒くなったものです。
雌しべが黒くなっていたら、温度が低すぎたと考えてください。
温度が高すぎても雌しべは死んでしまう
逆に温度が高すぎても雌しべは死んでしまいます。
トンネルなどで育てる場合、トンネルを被せっぱなしで温度が40度くらいになると、雌しべに障害が出てしまいます。
なので、温度は最低気温が5度ぐらい、最高気温が30度ぐらいの温度帯で維持できるといいです。
2月下旬から3月下旬に追肥しよう
次は肥料について説明します。
2月下旬から3月下旬ぐらいのタイミングで追肥をしましょう。
ただ、春の最初に出てくる花の大きさは秋の段階で決まっています。
昨年の秋に花芽分化して、その後一時期成長が止まったものが今出てきています。
なので、今肥料を与えたとしても、その肥料分によって今咲いている花の実が大きくなる事はありません。
春先に肥料をあげる理由は、春の中盤4月や5月などの生育を良くして、その時の実を大きくするためです。
追肥の時期は地域によって違う
例えば、西日本などの暖かい地域は2月の後半ぐらい、逆にもっと寒い地域だったら3月の後半くらい。
それ以外の大体の地域は、3月上旬くらいをひとつの目安にして追肥をしてください。
肥料の種類
ある程度即効性があった方がいいと思うので、化学肥料だったら化成肥料です。
化成肥料だったら「普通化成/化成肥料8対8対8」のような肥料を使いましょう。
もしくはIB化成のような、もっと大きい粒のものでも大丈夫です。
一番簡単なのは「あま~いイチゴ肥料」みたいなイチゴ専用肥料です。
これは化成肥料と有機肥料の両方が混ざったようなもので、化成肥料の即効性と有機肥料の遅効性がある肥料です。
有機肥料だけで育てたい方は「鶏ふん」「醗酵油かす」がおすすめ
家庭菜園だと「有機肥料だけで栽培したい!」という方も多いと思います。
そういう方は「醗酵油かす」や「鶏ふん」の粒のタイプなどがおすすめです。
どちらかというと即効性が強いのは鶏ふんなので、鶏ふんを使うのがいいと思います。
ただ、鶏ふんは少しニオイがあるのがデメリットです。
ニオイが気になる人は醗酵油かすを使うか、イチゴの肥料や化成肥料などお好みのものを使ってください。
追肥の量
追肥の分量は土の量や色々な条件によって違いますが、一株に対してひとつまみかひと掴みぐらいの量を目安にしてください。
「あま~いイチゴ肥料」を与える
ひとつのプランターには「あま~いイチゴ肥料」というイチゴ専用の肥料を使うことにしました。
袋には
- 窒素4%、リン酸6%、カリ2%
- 追肥は1回10リットルに対して20gが目安
- 計量の目安一握りで20gから25g
みたいなことが書いてあります。
軽くひとつ掴みして与えます。
追肥の与え方
プランターの場合は、株の近くというかプランターの縁をあまり根っこが傷つかないように軽く掘ります。
そこに肥料を入れて埋め、また別の場所で穴を掘ってそこに埋めてあげるのがおすすめです。
株のすごく近くに肥料をあげるのはやめましょう
株元はどうしても根っこの密度が多いので、そこに濃い肥料分がいくのはよくないです。
手のひらの範囲というか10センチから20センチぐらい離れたところに与えてください。
これは畑で畝を立てて育てている方も一緒です。
ちょっとずつ土の表面を削って、そこに肥料を入れてあげてください。
ただ表面にばらまいただけだとあまり良くありません。
水やりで移動してしまったり、有機肥料だと分解が遅れることがあるので、できればちょっと土と混ぜてください。
昔は肥料を与える際、根っこを切っていた!?
たまに移植ゴテでグサーッと根っこを切って、そこに肥料を与える方がいますが、私はあまりおすすめしません。
なぜかというと、移植ゴテで根っこを切ると、その根っこの断面から病気にかかりやすくなるからです。
「萎黄病」や「根腐れ病」などにかかりやすくなるので、根っこを切るのは基本的にはやらない方がいいです。
昔、根っこをわざとブチブチ切ることで、株が肥料分を吸収できないようにして、株の窒素含有量を下げ花芽分化を早くする「断根ずらし農法」という栽培技術がありました。
その方法も根っこから病気が入ってしまい、もうやらなくなった廃れた技術です。
家庭菜園ならやってもいいかもしれませんが、わざわざ勧める理由はないので、私はおすすめしません。
「鶏ふん」のペレットタイプを与える
次のプランターには鶏ふんのペレットタイプを使ってみます。
粉だと扱いにくかったりするので、ペレットタイプの方が使いやすいかもしれません。
鶏ふんのペレットタイプは
- 窒素4.3%、リン酸3.7%、カリ2.4%
と書いてあります。
さっき使った「あま~いイチゴ肥料」よりも肥料分が少なめです。
なので、ガッツリひと握り分を与えましょう。
鶏ふんはニオイが気になる
鶏ふんのペレットタイプは鶏ふんを使っているので、鶏のうんちのニオイがします。
このニオイが気になる方がいるかもしれないです。
ベランダで使うと、近所の人にくさいって思われるかもしれないと不安になる方は、化成肥料を使うのが一番楽です。
それでも有機質でやりたい方は、油かすの方がニオイは少ないです。
有機質の肥料を使う場合は化成肥料よりも、さらにしっかり土と混ぜてください。
マルチについて
今回、私はマルチを使ってないので肥料を与えるのが結構楽ですが、マルチを使っている方は少し大変かもしれません。
プラスチックのマルチを張っている場合
株元の隙間から手を入れて、できるだけ株元にならないようなところに肥料をやります。
もしくはマルチのどこか一箇所に穴を開けて、そこに肥料を入れるかのどちらかです。
植物性のマルチをしている場合
例えばわらを敷いているとか、雑草マルチ代わりにしている場合は、隙間を開けて肥料をあげれば大丈夫です。
これで追肥が完了しました。
追肥とその後の味や収穫量の関係
与えた肥料の量が多ければ多いほど収穫量は大きくなります。
実も大きくなり、甘さも甘くなります。
「じゃあ、肥料はたくさんあげればいいや」と思うかもしれません。
しかし、多ければ多いほどいいと言いましたが、ある一定よりも多すぎると逆に悪くなります。
例えば
- 株が枯れる
- 根っこが焼けて枯れてしまう
- 実ができたけどすごい変な形になる
- 味がくどいというか、えぐみが残る
などの可能性につながります。
なので、肥料分は多ければ多いほどある一定の値までは良くなりますが、ある一定の値を超えると悪くなります。
肥料分のある一定の値とは?
肥料分のある一定の値は本当にちゃんと計算すれば出せます。
しかし、家庭菜園の場合、使っている土の量や育てている品種、育ててる環境が違うということが色々あるので、結局一人一人のベストな値はわからないです。
本気で計算すれば分かりますが、一人一人のベストな値を計算することができないし、わからないです。
葉っぱの色などでも診断することができますが、冬越ししたての状態は栄養診断がしにくいので、もう少し暖かくなって葉っぱが茂らないと栄養診断するのは難しいです。
肥料の量のひとつの目安
なので、そういう場合は「軽く握ったぐらい」をひとつの目安にしてください。
肥料分が元からすごい含まれている土だったら、ひとつまみ。
逆に元肥が少なかったり、これまで追肥をあまりやってこなかったなら、たっぷりめにガッツリひと掴みぐらいを目安にしましょう。
苗で越冬させた場合の管理
苗の状態で越冬させた方や、夏場にイチゴを育てたくて春にこれから植え付ける方は必見です。
ポットで冬越しした苗の状態
苗の状態で冬越しをさせたイチゴは、プランターや露地の畑で越冬させたものと見た目は大体一緒です。
ポットの状態だと冬越しできないんじゃないかと心配される方がいますが、長野県でも路地で外に置きっぱなしで越冬できます。
乾燥していたら水をかけたり、強烈な寒波が来た場合は室内に取り込んだりと、ある程度の工夫は必要です。
ただ、マイナス10度ぐらいだったら全然大丈夫です。
朝、苗を触ってみるとガッチガチに凍っていますが、昼間に溶けて全く枯れずに何ヶ月も過ごしています。
マイナス20度~30度になってくると話は別で、そういう場合は屋外での越冬は諦めた方がいいかなと思います。
苗を徒長させないようにするには?
ただ、汚い古い葉っぱが残った状態にしておくと、春先に徒長してしまいます。
徒長とは、葉っぱがひょろ長く伸びることです。
なぜ徒長が起きるのかというと、光が弱いもしくは遮られていると、もっと光を浴びるために植物が伸びるんです。
また、古い葉っぱがたくさんあったり、ぎゅうぎゅう詰めにして置くことも徒長の原因になります。
なので、春先になったら古い葉っぱを取り除いて、苗と苗の間隔を開けてあげましょう。
1つのトレイにぎゅうぎゅう詰めにしていたなら、3月からはトレイを2つに分けて2倍の間隔で苗を置いてください。
ぎゅうぎゅう詰めに置いておくのは冬の間だけにしましょう。
3月ぐらいになったら苗の植え付けシーズン
夏に収穫したいイチゴや春にホームセンターで買ったイチゴも3月になったら植え付けの時期です。
すぐに植え付けするのであれば、古い葉っぱだけ取り除き綺麗にして植え付けましょう。
逆に植え付けまでまだ1カ月ぐらい時間があれば、古い葉っぱを取って間隔をあけて追肥をします。
例えば、ポットにIB化成を1粒だけ入れたり、別の化成肥料を1つまみだけ与えます。
肥料切れは問題になるので、追肥は重要なポイントです。
古い葉っぱを摘み取る
先に紹介した大きな株と同じで、手で葉っぱを取るのがポイントです。
できればハサミは使わない方がいいです。
ただ、ものすごい株数が多くて、手で取ってられないという人は、ハサミで一気に切っちゃってもいいです。
そうでなければ基本的にイチゴの葉っぱは手で取りましょう。
この時も少し葉っぱの色が変わってるぐらいのものだったら取らなくていいいです。
もしくは触って揺すってみて簡単に取れたら取る、取れなかったら残すという基準でいいです。
苗での越冬は枯れる株もあるので多めに用意しよう
100%越冬できるわけではないので、途中で枯れてしまう株もあります。
根っこが真っ黒になっていて、芽の部分も真っ黒です。
枯れてしまった苗はもうダメなので廃棄します。
寒さで枯れることもあるし、何かの病気や虫で枯れることもあるので、苗はちょっと多めに用意してください。
苗での越冬は難易度が高い
今回、私は春に植え付ける予定があったので、苗の状態で越冬させました。
ただ、苗での越冬は難易度が上がるので、あまりイチゴ栽培に慣れてない方はプランターなどに植え替えて越冬した方が簡単です。
イチゴ栽培のベテランの方なら、苗の状態での越冬もできると思います。
すぐに植え替えるならこのままで、1ヶ月くらい置くのであれば間隔を広げて、忘れずに追肥をしてください。
3月のイチゴ栽培でやってもらいたいことのまとめ
今回は3月にイチゴ栽培でやって欲しいことを説明しました。
古い葉っぱを取って追肥をしたり、苗をきれいにしたりしました。
秋の間にマルチを張っていなかった方は、草をかけるとかでもいいので簡単なマルチをしてみてくださいね。
トンネルをしていただいてもいいですし、しなくても大丈夫です。
後は人工授粉やミツバチで受粉です。
人工授粉については別の動画で詳しく紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。
今回の内容は、こちらの動画で詳しく説明しています。
実際に、越冬させた株やイチゴの肥料を使って説明していますので是非ご覧ください!