今回は豆苗からエンドウ豆を再生栽培する方法の結果発表をします!
私は以前、豆苗を土に植えることでエンドウ豆を再生栽培させる方法をご紹介しました。
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その時は豆苗を土に植え付ける作業を紹介しました。
豆苗といえば一度収穫した後に水につけておいて、もう1回収穫するのが一般的ですよね。
私も普段は水につけて豆苗をスプラウトとして食べています。
今回の実験は豆苗を水につけるのではなく、土に植えるやり方です。
また、その時比較対象としてスナックエンドウの苗も植え付けました。
植え付けたのは2020年4月7日です。
今回は、植え付けから2ヶ月経ってスナックエンドウと豆苗がどう育ったのかお見せします。
豆苗は大きくなるとどうなるのか気になる方は是非最後までご覧ください!
土に植えてから2ヶ月経った豆苗
これがスナックエンドウと豆苗2株を植え付けたプランターです。
株元10cmほどを見てみるとすべて枯れ上がっています。
スナックエンドウは完全に枯れたので株元から刈り取りました。
豆苗Aと豆苗Bも枯れています。
少し上まで見てみましょう。
ここまで見ても豆苗をAと豆苗Bは枯れています。
ではもう少し上まで見てみましょう。
上の方を見てみると、葉っぱが青々と茂っています。
これらのツルは豆苗Aと豆苗Bから出たものが斜め左方向に伸びているもので、スナックエンドウではありません。
株の先端部分を見てみましょう。
このように葉っぱが青々と茂っています。
なんとなく豆苗のようにも見えますが、今は完全にエンドウ豆の葉っぱです。
それからエンドウ豆の花が咲いているのがわかるでしょうか?
豆苗に咲いた花を見てみましょう。
青と紫色が混ざったような綺麗な花が咲いています。
普通に豆苗を水につけて食べていると、花を見る機会はないと思います。
花が咲いたということは実もあるのではないでしょうか?
探してみましょう…。
エンドウ豆っぽいものが見えています!
エンドウ豆を見つけました。
豆苗の株にエンドウ豆がなりました。
今は中ぐらいのものが一房と小さなものが一房、合計2房のエンドウ豆(サヤエンドウ)がなっています。
それから新しい花も蕾ができています。
これはもう咲きそうです。
【再生野菜】豆苗を土に植えるとサヤエンドウは収穫できるのか?結果発表【リボベジ】まとめ
というわけで、スーパーで買った豆苗を水につけずに土に植えて育てると、葉っぱがどんどん育ち綺麗な花を咲かせて実がなることが実証できました。
サイズはまだ小さいので、もう数日置いてから収穫して食べようと思います。
結論としては豆苗は土に植えて育てれば、サヤエンドウの実がなることが分かりました。
スナックエンドウはどうしたの?
実はスナックエンドウの方が豆苗よりも何倍も速いスピードで生育していました。
ネットはスナックエンドウのツルがほとんどの部分を占めていました。
そしてスナックエンドウを何個も収穫して食べることができました。
ただ、豆苗の生育が遅くて私は焦ってしまい、水遣りの頻度を増やしました。
最初は新芽の部分が少し萎れてから水を与えていましたが、早く育ってほしいと思い水が十分の状態でも毎日水やりをしてしまいました。
そうしたらスナックエンドウはどうやら根腐れになってしまったらしく枯れてしまいました。
豆苗も一部のツルはその時に枯れました。
ただ、豆苗の中で枯れずに生き残った部分があり、その後ぐんぐん成長して今に至ります。
おそらく最初に豆苗の生育が悪かったのは、スナックエンドウの勢いに負けていたからだと思います。
スナックエンドウの根がたくさんの肥料を吸収し、地上でもスナックエンドウの方が太陽光をたくさん受けていました。
しかし、その後スナックエンドウが枯れたことで豆苗も養分を吸いやすくなり、太陽光を受けやすくなって元気になったのだと思います。
というわけで、豆苗の苗は土に植えておけばエンドウ豆がなることが実証できました!
スーパーで豆苗を買った時には水につけておいてもう1回食べるというのもいいですが、土に植えて実を収穫するとこういうこともできるのでぜひ試してみてください。
今回の内容は、こちらの動画でご覧になれます。