今回は、ミニ植物工場にサニーレタスとサンチュの苗を植える方法を紹介します。
- ミニ植物工場に興味がある
- 水耕栽培でサニーレタスとサンチュの苗を育てた後の植え替え方法が知りたい
- 詳しい作業手順がわからない
このような疑問や要望がある方は、ぜひ最後までお読みください。
苗と栽培容器の準備
まずは植え付ける野菜の苗を用意してください。
あらかじめスポンジに種を播いて苗を作っておくのがおすすめです。
この詳しいやり方等は下の動画で紹介しているので参考にしてみてください。
今回はサニーレタスとサンチュの苗を使用します。
次に栽培容器を準備します。
今回はプラスチック製のコンテナを使用します。
コンテナの底には、穴を開けた発砲スチロールの板を敷いておきます。
液体肥料の準備
苗の栽培に使用する液体肥料も準備しておきます。
今回使用するのは、ハイポニカ液体肥料です。
いろいろな種類の液体肥料がありますが、こちらが一番使いやすいと思います。
このハイポニカ液体肥料には、A 液とB液の二種類があります。
これらをスポイトを使って水に混ぜて使用します。
どのくらいの量を混ぜるかはパッケージに記載があります。
水耕栽培の場合には、作物の種類を問わず500倍に希釈して使用します。
例えば、3リットルの水にA液とB液を6㏄入れるとちょうど500倍になります。
6㏄を計る時にはスポイトを使ってもいいですし、液体肥料の入ったボトルのキャップを使っても構いません。
この商品のボトルのキャップ一杯分がおよそ6㏄になります。
水の量の計り方についてですが、例えば2リットルのペットボトルなどを使って計ることもできます。
今回はあらかじめ容器に水を入れておき、そのおよその堆積を計算して500倍になるように液体肥料を混ぜていきます。
容器に入れる水の深さですが、大体5㎝から10㎝ぐらいあれば十分だと思います。
今回はおよそ9リットルの水を容器に入れたので、それに対して500倍の希釈になるように液体肥料を加えます。
A 液とB液をそれぞれ3杯ずつ(約18㏄ずつ)加えます。
液体肥料を水に加えたらよく混ぜましょう。
確認のために、ECメーターでECを測定してみます。
ECを測定することでおよその肥料濃度がわかります。
参考までにこの段階で計測した肥料濃度の数値は1.1ms/cmでした。
苗の植え付け作業
では実際に用意した苗を、穴を開けた発砲スチロールに板に植え付けていきます。
今回は半分レタス、半分サンチュにします。
この時点での苗の状態は下の写真のような感じです。
この苗を発砲スチロールの穴にはめていきます。
この時、根がちゃんと下に通るように注意しましょう。
植え付け作業が完了したら、苗が植え付けられた発砲スチロールの板を液肥の上に浮かべます。
発砲スチロールと容器の間は隙間が空いていても問題ありません。
この隙間を利用してエアーポンプのホースを通したり、ECを測定する際にもメーターを差し込んで使用することもできます。
栽培容器を栽培棚に設置
ここまで作業ができたら、この栽培容器をミニ植物工場の栽培棚に設置します。
設置すると下の写真のような感じになります。
LEDの光を当てて、エアーポンプを使って空気を送り込んでいます。
エアーポンプで液肥の中に空気を送り込むことで、液肥の中の溶存酸素量を維持することができます。
こうすることで根がすくすくと元気に育ってくれます。
エアーポンプは音がうるさいのがデメリットですが、「水心」という商品は音も静かでおすすめです。
複数の栽培容器がある場合には、必要に応じてホース等を追加してエアーを分岐させて供給することもできます。
また、一般的に植物は葉の部分に風があって、葉の上の空気層が崩れるとより光合成の効率が上がります。
その効果を狙って、栽培棚には小さなファンも設置しています。
パソコン用のファンや、卓上で使用する小型の扇風機などを使っても構いません。
動画で確認すると、風が当たって植え付けた苗の葉が少し動いているのを確認することができます。
植え付けして10日後の苗の様子
先ほど植え付けが完了した苗はまだ小さかったですが、これが10ほど経つと下の写真のように成長します。
これはサニーレタスの苗の様子ですが、植え付けした時と比べてかなり大きくなっているのがわかります。
このぐらいになると葉を収穫して食べることも可能です。
ちなみに苗を植え付けて10日後の液体肥料のECを測定すると、0.8ms/cmでした。
最初と比べてECの数値が下がっているというということは、それだけサニーレタスが肥料分を吸収しているということです。
【植物工場】サニーレタスとサンチュの苗を植える方法【室内で水耕栽培】のまとめ
今回は、ミニ植物工場にサニーレタスとサンチュの苗を植える方法を紹介しました。
ミニ植物工場では、今回紹介したサニーレタスやサンチュに限らず、様々な野菜を育てることができます。
必要な物さえ準備すれば、室内で簡単に挑戦できる栽培方法ですので、今回の記事の内容を参考にぜひみなさんも試してみてください。
動画でも紹介しているので、ぜひご覧ください。