狭いベランダ菜園でもスペースを有効活用して野菜をたくさん育てる4つの方法

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今回は、狭いベランダでもスペースを有効に使って野菜を育てる4つの方法をご紹介したいと思います。

  • これから家庭菜園を始めてみたいが場所がベランダしかない
  • 鉢やプランターを使って簡単に野菜を育ててみたい

という方におすすめの内容です。

目次

1.矮性の品種を使う

まず最初は矮性の品種を使う方法です。

矮性とは背が低い品種のことです。

私が今ベランダで栽培しているこちらのナスは、コンテナなすびという品種です。

ナスは通常はかなり背丈が大きくなりますが、この品種は背が低いことが特徴です。

なのでプランターで育てやすく、ベランダでも育てることができます。

矮性の品種はナスだけでなくトマトでもあります。

ベランダ菜園ではこのような矮性の品種を使うのがひとつの方法です。

2.摘心をする

次の方法は摘心をすることです。

こちらは私がベランダで育てているミニトマトです。

この花が5段目の花房です。

この5段目の花が咲いてから摘心しました。

摘心とは新芽を取ることです。

新芽を取ると、新しい葉や花ができなくなります。

新しい葉や花に養分を送る必要がないので、光合成した養分の大部分を実に送ることができます。

なので実のサイズが大きくなったり味が良くなります。

ただしデメリットとして新しい花が咲かないので、今咲いている花の収穫が終わったらこの株の収穫は終わりになります。

トマトやミニトマトは新芽を取らないと、どんどん新しい葉や花を出し続けるので背が高くなります。

そうするとベランダでは育てるのが大変になるので、ある程度大きくなったら摘心するのがおすすめです。

例えばこのミニトマトは背の高さが150cmくらいあります。

私はこの大きさで摘心をしたのでトマトの背がこれ以上高くなることはありません。

3.支柱を使って縦に育てる

次の方法はリング支柱や園芸用の支柱を使って縦に育てることです。

こちらはキュウリです。

キュウリは普通は支柱を立ててネットをつけて栽培します。

そうするとネットのためにかなり広い面積が必要になりますが、このようにリング支柱にぐるぐると誘引するとコンパクトに育てることができます。

このようにコンパクトに育ててもキュウリはちゃんとなります。

あと数日で収穫できそうです。

キュウリを真上から見るとこんな感じになっています。

こちらは小玉スイカのピノガールです。

スイカも畑で育てるとツルを横に伸ばすのでかなり広い面積が必要になります。

なので同じ栽培方法ではベランダでは栽培が難しいです。

ただこのようにリング支柱や支柱を使って縦に誘引すれば狭い場所でも育てられます。

誘引させるときは園芸用のビニールタイを使っています。

小玉スイカを真上から見るとこんな感じになっています。

まだ誘因を始めたばかりです。

このリング支柱は高さや輪のサイズがいろいろなものが売っています。

こちらのキュウリに使っているのは高さ45cmです。

小玉スイカに使っているものは高さ90cmです。

このようなリング支柱は後から継ぎ足すアイテムも売っているので、それを使うのも良いと思います。

もしくは支柱を刺して自分で紐をつけて手作りすることもできます。

ただ最初からある程度高さがあるものを使った方が楽だと思います。

4.鉢を上から吊るす

次の方法は、鉢を上から吊るす方法です。

このように鉢を上から吊り下げています。

こちらの吊り下げている鉢はダイソーで買いました。

吊り下げる部分と受け皿がセットで売っています。

ここの部分は回転するS字フックです。

こちらはハンガーを物干し竿に固定する道具です。

100円ショップで売っている3つのアイテムを組み合わせています。

この容器には育苗中の苗や小さな鉢を入れています。

これを物干し竿にかければ空いたスペースの上の空間を有効に活用できます。

ただしこのやり方には注意点が2つあります。

  1. 台風などの強風で落ちない工夫をする
  2. 重たいものを乗せると落ちる可能性があること

このような商品は支えられる重さを守って使いましょう。

ただ単純にフックをかけるよりは、回転するものを間にかませた方が風の力を逃がしてくれて落ちにくくなると思います。

ただし絶対に落ちない訳ではないので、ここを紐で固定したり風が強い日は鉢を下におろした方が安心です。

狭いベランダでもスペースを有効に使って野菜を育てる方法まとめ

今回は、狭いベランダでもスペースを有効に使って野菜を育てる4つの方法をご紹介しました。

このような工夫をすれば狭いベランダでも野菜が育てられます。

それから、ちょっと違う解決策にはなりますがベランダ以外で栽培するのもありだと思います。

例えば、市町村が運営する市民農園や民間の貸し農園サービスを使ったりするのも良いと思います。

こちらの動画でも紹介しています。

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動画でもっと詳しく見れます

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