皆さんは、ブルーベリーの苗の増やし方をご存知ですか?
ブルーベリーは挿し木から苗を作ることができます。
今回はすでに挿し木をして芽が出た状態のものを鉢上げする方法をご紹介します。
ブルーベリーを育てていて苗を増やしたいと思っている方は是非最後までご覧ください。
ブルーベリーの苗の鉢上げに必要なもの
ブルーベリーの苗の鉢上げに必要なものをご紹介します。
- ブルーベリーの挿し木
- ポット(9cm)
- ポットを並べるケース
- 培土
最初に欠かせないのが、ブルーベリーの挿し木をした苗です。
実家の農園でブルーベリーを育てており、そこから取った挿し木苗です。
これをポットに植えていきます。
ポットは9cmポットを使います。
それをこちらに並べていきます。
今回はベースになる培土を作ります。
使うのは
- 鹿沼土の小粒
- ピートモス
- パーライト
- 油かすの粒状(小さい粒)
今回はエストニア産のピートモスを使います。
パーライトはなくてもいいと思いますが、今パーライト大量にあるので混ぜます。
油かすは元肥として混ぜます。
混ぜ合わせた培土をポットに詰めてからケースに並べて、挿し木をした苗を植えていきます。
ブルーベリーの挿し木の根
ブルーベリーの挿し木の根っこの状態を見てみましょう。
こちらは挿し木してから数ヶ月経ったものですが、根っこが生えませんでした。
このようにうまくいかない場合もあります。
挿し木で使用した土はおそらく100%ピートモスか、もしくはピートモス主体の土という感じですね。
芽が出ている苗を見てみましょう。
これは芽は出ているけど根っこがまだ全然生えていないです。
こちらの苗はかなり根っこが張っていて取れません。
ブルーベリーの鉢上げの手順
では、実際にブルーベリーの鉢上げをしてみます。
手順①ブルーベリーの挿し木をほぐす
まずはブルーベリーの苗を1個ずつほぐしていきます。
根っこが生えているものや、根っこが生えていないのもあります。
こんな風に根っこがかなり多いものもありました。
これだけ植えていきます。
手順②ブルーベリーの鉢上げで使う土の準備
次はブルーベリーの鉢上げで使う土の準備をしましょう。
まずはピートモスに鹿沼土を足します。
割合は大体同じくらいの量を入れます。
ここにパーライトと少量の油かすを混ぜ合わせます。
バーク堆肥があったのでバーク堆肥も少し混ぜます。
これで育苗用の培土が出来ました。
ポットに培土を詰めていきます。
手順③ポットにブルーベリーの苗を挿す
準備ができたので、苗を挿していきます。
先に水で濡らして固めてから挿していきます。
これでしっかり湿って固まったので挿していきます。
まず、葉っぱは出たけどまだ根っこが出ていない苗を挿していきます。
あとは根っこがかなり生えた苗を植えていきます。
植え終わったのでもう1回水をかけ、後はしばらくこのまま置いておきます。
植え終わった苗はこんな状態です。
ブルーベリー鉢上げ後の対応
鉢上げしたブルーベリーの苗は半日陰ぐらいの場所に置いておきましょう。
このビニールハウスは上に遮光シートが敷いてあるので、このハウスの中で育てようと思います。
あまり完全な日陰だと良くないみたいです。
これが大きく育っていくとこんな感じになります。
こうなったらもう少し大きなポットに植え替えましょう。
例えばこんな感じのポットに植え替えてその後鉢に植えたり、もしくは果樹園に植える予定です。
ブルーベリーの苗を増やそう!挿し木苗をポットに鉢上げする方法のまとめ
今回はブルーベリーの挿し木を挿し木の状態からポットに鉢上げする方法をご紹介しました。
挿し木自体は実家の果樹園で既にやっていたので、今回は紹介できませんでしたが
- ブルーベリーの挿し木の取り方
- 挿し木の挿し方や増やし方
- 葉っぱや根っこを出させる方法
などは、また別の機会にご紹介する予定です。
またストロベリーやブルーベリー、ブラックベリーなど、色んなベリーの栽培方法を紹介しています。
それからブルーベリーに関しては
- 鉢植えの方法
- アクアフォームを使った方法
- コンパクトにする方法
- 100円ショップのグッズで育てる方法
など、色々紹介しているので、ぜひそちらの動画も見てみてください。
今回ご紹介した内容は、こちらの動画でご覧になれます。