実はブロッコリーは、家庭菜園で簡単に育てられます。
- ブロッコリーを育てるコツは?
- 畑かプランターのどちらに植えるのが良いの?
- 植木鉢でも栽培できる?
- どの品種が育てやすいの?
- 葉は茂るのに花蕾が小さい…
という疑問や悩みをお持ちではありませんか?
そこでこの記事では、そんな家庭菜園でブロッコリーを育てたいというお悩みを、プロの観点から解決します。
具体的には、
- おすすめの品種
- 栽培スケジュール
- 育て方とコツ
の順番にご紹介していきます。
3分くらいで読めますし、初心者の方でも実践できる簡単な方法なので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
おすすめのブロッコリー品種と苗
ブロッコリーのおすすめ品種
ブロッコリーのおすすめの品種は、こちらです。
- シャスター
- ピクセル
種から育てる?苗を買う?
[box class=”box30″ title=”家庭菜園向け”]苗を買うのがおすすめ[/box]
家庭菜園で数株だけ育てる場合には、種から育てるよりも苗を買うことをおすすめします。
なぜかというと、種は1パックの量が多すぎますし、苗作りの手間が省けるからです。
苗なら1株単位で買えるので、プランター栽培や小さな庭での栽培にもぴったりです。
数十株から数百株育てる場合には、種から育てるのも良いでしょう。
種と苗を買えるお店
ブロッコリーの種や苗は、ホームセンターやネット通販で購入できます。
種でしたらネット通販で買うのがおすすめです。
しかし、苗はホームセンターや園芸店で買うのがおすすめです。
苗は状態を確認してから買いたいですし、輸送中に傷む危険性もあるからです。
ブロッコリーの栽培スケジュール
[timeline]
[tl label=’手順1′ title=’7月から8月種まき’]
種を播きましょう
[/tl]
[tl label=’手順2′ title=’8月から9月植え付け’]
苗を植え付けましょう
[/tl]
[tl label=’手順3′ title=’水やり’]
水やりしましょう
[/tl]
[tl label=’手順4′ title=’追肥’]
追肥しましょう
[/tl]
[tl label=’手順5′ title=’土寄せ’]
土寄せしましょう
[/tl]
[tl label=’手順6′ title=’12月から翌年3月収穫’]
頂花蕾を収穫しましょう
[/tl]
[tl label=’手順7′ title=’側花蕾の収穫’]
側花蕾を収穫しましょう
[/timeline]
種を播く時期は7月から8月
種から育てる場合には、ブロッコリーの種をまく時期は7月から8月頃。
苗を植える時期は8月から9月
ブロッコリーを苗から育てる場合には、8月から9月頃に植えましょう。
収穫できる時期は12月から翌年3月
8月から9月に種を播いた場合には、12月から翌年3月頃に収穫できます。
植えるタイミングをずらせば、収穫できる時期もずらせますよ。
収穫までの日数
収穫までの日数は品種や地域によりますが、およそ120日です。
ブロッコリーの育て方とコツ
植える場所の準備
苗を植える場所は、畑や庭、プランターや植木鉢でもOKです。
地面に直接植える場合には、苦土石灰と少なめの肥料を混ぜ込んでおきましょう。
それから畝を作って、マルチを張っておきます。
植木鉢かプランターを使う場合には、鉢底石を敷いて培養土を詰めます。
元肥が入った培養土ならそれだけでOKですし、元肥が入っていなければ少しだけ混ぜましょう。
苗を買ってからの管理
苗を購入した場合には、水やりをしましょう。
水やりは土の表面が乾いている場合だけにします。
ブロッコリーを育てる間隔
地面に種を播くときや苗を植えるときは、こちらの間隔で植えてください。
- 株と株の間の間隔は50cm
- 畝に二列植える
- 列と列の間の間隔は50cm
プランターや植木鉢を使う場合には容器の大きさにもよりますが、上と同じくらいの間隔にしましょう。
苗を植えるときのポイント
苗を植えるときのポイントは、水やりです。
地面に植えるときには、土が乾いている場合は苗を植える前の植え穴に2リットルほど水を入れます。
それから苗を植えましょう。
植木鉢やプランターに植えるときには、苗を植えた後に鉢底から水が溢れるまで水を与えます。
防虫ネットで虫から守る
ブロッコリーは虫の大好物なので、そのままにしておくと、チョウやガがやってきてブロッコリーに卵を産み付けます。
そして、幼虫が生まれると葉を食べられてしまいます。
なので、苗を植えたらすぐに防虫ネットを張って、虫から守りましょう。
ブロッコリーは背が高く育つので、防虫ネットの高さも高くしてください。
まずは細い支柱でトンネルを作り、そこにネットを張ります。
ネットの四方は土に埋めておくと、虫の侵入をしっかり防いでくれますよ。
輪作で連作障害を予防
ブロッコリーは連作障害が発生しやすい野菜です。
そのため、同じ畑でブロッコリーを育てる場合は、3年くらいは期間を開けましょう。
主な病気
連作すると、根こぶ病が問題になりやすいです。
主な害虫
アオムシに葉が食べられることが多いです。
主なトラブル
初期生育が悪いと、頂花蕾が小さいことがあります。
保存方法
実はブロッコリーは鮮度が悪くなりやすい野菜です。
冷蔵庫のチルド室で保存すれば、鮮度が維持できます。
野菜室ではなく、チルド室に入れてください。
おすすめポイント
頂花蕾だけでなく、側花蕾も収穫できますよ。
何回も収穫を楽しめる点がおすすめポイントです。
家庭菜園向けブロッコリーの育て方まとめ
今回は家庭菜園の初心者向けのブロッコリーの育て方を紹介しました。
家庭菜園でブロッコリーを育てると、冬にブロッコリーを食べられます。
この機会にぜひ、ブロッコリー栽培に挑戦してみてください。