100均の観葉植物モンステラやカポック、サンスベリアを2年育てて大きくしてみた!【100円ショップのダイソー】IKEAのモンステラと比較

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今回は、100円ショップで買った小さな観葉植物を2年育てるとどうなるかについて紹介します。

  • 100円ショップの観葉植物って実際どうなの?
  • 部屋やベランダ、庭などで手軽に観葉植物を楽しみたい
  • 100円ショップのものと園芸店などで売られているものはどう違うの?
  • 観葉植物を大きく育てるためのコツが知りたい

このような疑問や要望がある方は、ぜひ最後までお読みください。

目次

100円ショップで購入できる観葉植物

それでは早速、100円ショップで100円~300円ほどで購入できる観葉植物を順番に紹介していきます。

一部、ホームセンターで200円前後で購入したものも含まれます。

サンセベリア(サンスベリア)

下の写真はどちらも100円ショップで購入したサンセベリアです。

写真左側が育て始めて1年、右側が育て始めて2年が経過したものです。

ご覧の通り、2年育てたものはかなり大きくなっているのがわかります。

ただ、このサンセベリアも育て始めて1年ほど経過した段階では、真ん中の2枚の葉があるだけでそれほど大きな変化はありませんでした。

しかし、2年ほど育てると両脇から子株が発生して新たな葉が出てきました。

元々購入時に生えていた真ん中の葉は33㎝ほどですが、新たに発生した大きな葉の長さはおよそ60㎝に成長しています。

100円ショップで販売されている段階では、葉っぱ一枚の状態で根っこも付いていなかったのです。

それを購入して植えると、このように2年で葉が4枚になり、1株しかなかったものが3株に株分けすることができました。

より本格的に育てたい場合は、これを掘り返して3つに分割して育てれば、サンセベリアを3株育てることができます。

日本では、サンセベリアは冬の寒さの影響で露地では育てにくい植物で花咲かせることもなかなかありません。

しかし中南米の暑い国々では雑草のような感じでその辺に生えている植物で、一年中育てることができ、花を咲かせているのもよく見かけます。

もう一方の育て始めて1年目のサンセベリアの様子も確認してみましょう。

こちらは同じサンセベリアでも違う品種で、元々背丈が低く、葉の枚数が多くなる種類のものになります。

実はこちらも購入時には葉の枚数はもっと少なかったのですが、土を変えて大きめの鉢に植え替えたことで、脇芽がたくさん発生しました。

1年育てるだけで、5個の脇芽が発生して現在の状態になっています。

こちらも脇芽の部分を切り取って分ければ、別の株として育てることができます。

シルクジャスミン

こちらは100円ショップで300円ほどで購入後、1年ほど育てたシルクジャスミンの様子です。

ジャスミンなので木の一種です。

白い木の幹があって丸い葉が生えているのがわかります。

一時期生育が悪くなってしまったのですが、なんとか回復して元気に育っています。

日当たりが悪くなったり、水やりを忘れてしまったりすると葉が落ちてしまいます。

枝の剪定などを行って形を整えると、もっと見た目を綺麗にすることができます。

現時点の一番高いところで33㎝まで成長しています。

パキラ

次に紹介するのは、観葉植物の中でも人気の高いパキラです。

中心に芋のような幹があり、そこから葉が出ています。

こちらは背丈が低い状態ですが、もっと背丈を長く仕立てる栽培方法もあります。

100円ショップで購入時は、小さい幹に葉が少し出ている状態で販売されていましたが、1年育てるだけでこのようにたくさんの葉と枝を出してくれました。

枝が出ているところは2カ所あり、そこから葉が出ている状態です。

高さはおよそ30㎝です。

一部、葉に白い斑のようなものが出ていますが、これは夏の日差しが強い時に直射日光が当たる場所に置いてしまったために葉が焼けてしまったからです。

観葉植物は光がある程度あったほうがよく育ちますが、あまり光が強すぎたり、光が弱いところで育てていて急に強い光を当てたりすると、葉が焼けてしまうことがあるので気を付けてください。

アスパラガス(観葉植物のアスパラ)

次はアスパラガスです。

通常、スーパーなどで販売されているアスパラは太い鉛筆のような形状をしていますが、こちらはおそらく別の品種で、観葉植物用の小さなアスパラガスです。

観葉植物のアスパラガスは、下の写真のように木の葉っぱみたいなものが生えてきます。

この葉が光合成をしっかり行い、根に養分を蓄えて、その後に我々が普段食用にしている太い鉛筆のような部分が生えてくるようになります。

アスパラガスも、そのまま放置しておくと花が咲いて実がなり、種ができます。

その種を蒔くことでもアスパラガスを育てることができますが、基本的には地下茎と呼ばれる根の部分を植えて育てることが多いです。

実は観葉植物のアスパラガスは、光が当たらないと元気に育たないうえに寒さに弱いことなどもあり、どちらかというと育てにくい部類に入ります。

実際、このアスパラガスもこの1年の間に、途中で元気がなくなったり、そこから回復したりと調子の波がありました。

下の写真をみると、一部に枯れている部分があるのがわかります。

この枯れている部分が、途中で元気がなかった時の名残です。

その後無事回復して、およそ1年ほど育てていますが、葉のボリュームは増えたものの、背丈としてはそれほど伸びていません。

テーブルヤシ

次に紹介するのはテーブルヤシです。

ヤシ特有の葉の感じが人気の観葉植物です。

テーブルヤシの場合、小さいものというよりは、もっと大きなサイズのテーブルヤシが定番で人気です。

この100円ショップで購入したテーブルヤシも、そのぐらい大きく育てたかったのですが、1年ほど育ててみた結果はそこまで大きくなりませんでした。

その原因ははヤシの特徴の可能性もありますし、気象条件的に寒い時期や寒い場所には合わないということも考えられます。

このテーブルヤシは密集して植えてあるため、これが全体的にもう少し大きくなってボリューム感が出れば、より見応えがあり、見栄えのするものになるのではないかと思います。

ただ現状ではなかなか大きくならないので、もう少し大き目の容器に植え替えて育てた方がよさそうです。

スパティフィラム

次はスパティフィラムです。

スパティフィラムは、ご覧の通り葉が綺麗で枚数も多くサイズも大きいので、とても見栄えがいい観葉植物です。

1年ほど育ててみた結果、それなりに大きくはなりましたが、そこまで背丈などは大きくなっていません。

こちらも大きな株や小さなかぶなどが密集しており、かなり株が多いので、株分けをして1個1個を鉢に植え替えをすれば、1株1株がもっと大きく育つのではないかと思います。

フィロデンドロン

次はフィロデンドロンです。

こちらも育て始めて1年ほどになりますが、葉はそれなり大きくなっているものの、全体的にはそこまで大きくなってはいません。

根が順調に生えてきたので、見た目はかっこ良くなってきました。

但し、葉も極端には大きくないですし、背丈も15㎝ほどとそれほど高くないため、ちょっと地味かなという印象です。

ペペロミア

次に紹介するのはペペロミアです。

ペペロミアは、葉に分厚さと艶があってかわいい見た目の観葉植物です。

また観葉植物の中では、成長も比較的早いです。

育て始めて1年ほどで、背丈も結構大きく成長しました。

おそらく食べられないとは思いますが、とても美味しそうな見た目をしているのも特徴の一つです。

カポック

次はカポックです。

これはよく見かける観葉植物の一つで、普通に露地で育てている人もいます。

葉が5~7枚ほどに分かれているのが印象的です。

最初はもっと小さかったのですが、育て始めて1年ほどで高さは33㎝まで成長しました。

ただ今はアブラムシが発生しています。

観葉植物も意外とアブラムシやハダニ、カイガラムシやコバエなどの虫が発生することがあります。

そのため虫対策はしっかり行いましょう。

植物本体だけでなく、土にもコバエが湧いたりすることがありますので、その際は駆除をしたりコバエが湧きにくい土を使うなどの対策をしてください。

また底に溜まった水はすぐに捨てるなどの工夫も必要です。

ちなみに下の写真は100円ショップで購入してから2年ほど育てたカポックの様子です。

背丈は1年目の倍以上にもなる75㎝あります。

葉の量もとても多いです。

光が当たっていた方に葉が向いているのがわかります。

どこかに飾る際には、葉が向いている面を向けてあげると見た目も綺麗です。

また2年目以降になると、あまりにも大きくなり過ぎて倒れてしまうため、支柱を立てる必要があります。

しっかりした支柱させあれば、それに沿って高く伸びていくので、成長に従って高さとボリュームが出てきます。

カポックは観葉植物の中でも育てやすい植物の一つで、寒い地域では難しいですが、関東よりも南の暖かい地域であれば露地で育てることも可能です。

モンステラ(ホームセンター・100円ショップ・IKEAの比較)

次に紹介するのはモンステラです。

モンステラも人気の高い観葉植物の一つです。

こちらは100円ショップではなく、ホームセンターで198円ほどで購入しました。

下の写真のように葉が少し分かれているのが特徴です。

最初の葉には切れ目はありませんが、成長して葉が大きくなると切れ目ができるようになります。

プランターの外側にまで長く伸びた根は「気根」と呼ばれる根です。

この気根を木に巻き付けるなどして体を支えたり、空気中の水分を吸うなどの役割があるそうです。

伸びた気根は切らずに残しています。

もちろん土の中にも根は生えており、体が倒れないようにしっかりと支えてくれています。

このモンステラも、購入時に比べるとそれなりには大きくなっているのですが、少し日当たりの悪い場所に置いてしまったこともあり、そこまで大きくなっていません。

観葉植物を大きく育てたい場合は、日当たりのいい場所で育てるようにしましょう。

ちなみに下の写真は、100円ショップで購入してから2年ほど育てたモンステラの様子です。

日当たりのいい場所で元気に育つとこんなにも大きく成長します。

葉の切れ目もはっきりしていてとても迫力が出てきました。

大きすぎて自分の重さを支えきれないため、壁や支柱がないと倒れてきてしまうほど大きくなっています。

比較的大きめな9号鉢を使って育てていますが、それでも収まりきらないぐらい大きく成長しました。

ここまでくると、さらに大きな鉢に植え替えてしっかりと支柱を立てるという作業が必要です。

但し、冬場の寒い時期は植え替えの時期として適切ではないので、春の初めぐらいに植え替えをするようにしましょう。

さらにもう一つ、下の写真はIKEAで1800円ほどで購入して1年育てたモンステラの様子です。

こちらも最初はサイズが小さかったのですが、1年でここまで大きくなりました。

こちらは2株植えられているので、葉の量も多くよりボリューム感があります。

どちらも立派ですが、金額差を考えると100円ショップのモンステラも2年育てると負けてないのではないでしょうか?

フィカス

次はフィカスです。

こちらも100円ショップではなく、ホームセンターで198円ほどで購入しました。

一般的にはもっと大きなものを鉢で植えられていることが多いですが、小さいものでも葉が丸くてかわいいフィカスならではの独特の雰囲気を味わうことができます。

写真のように葉が黄色く変色してしまっていますが、これはおそらく部屋が寒すぎたことが原因だと考えられます。

夜になると部屋の温度が4℃~5℃くらいまで落ちていたため、その影響であまり元気に育っていないものと思われます。

観葉植物を冬も元気に育てようと思ったら、最低でも5℃、できれば8℃(植物によっては10℃ぐらい)の気温をキープできるように温度管理をする必要があります。

このような状態でも枯れているわけではないので、春まで持ちこたえればまた回復できると思います。

こちらも育て始めて1年ほどで、大体30㎝ぐらいの高さに成長しました。

ストレチア

次に紹介するのはストレチアです。

100円ショップで300円で購入したものですが、育て始めてたった1年でここまで大きく成長しました。

背丈は82㎝もあります。

大きく成長した割に葉は9枚しかありませんが、大きくて見事なサイズ感です。

横から見た姿も綺麗ですし、真上から見てもなかなか綺麗な植物です。

とにかく大きな観葉植物を育ててみたいという方は、このストレチアはおすすめです。

寒い時期でも元気に育ちますし、もちろん春から秋の比較的暖かい時期もとても元気に育ちました。

育てやすいという面でもとてもおすすめです。

観葉植物の育て方のコツ

今回紹介した観葉植物は、どれも100円ショップなどで購入した時点では小さな鉢に植えられていて、土や肥料も十分な状態ではなかったため、すぐに植え替えを行いました。

どれも最初は直径12㎝ぐらいの4号鉢に植え替えをしています。

植え替えの際に使用する土は、市販の観葉植物用の土でも構いませんし、知識のある方でしたらご自分でブレンドした土を使用しても構いません。

併せて固形肥料を中に混ぜたり、液体肥料を追肥として与えたりするようにしましょう。

観葉植物を置く場所については、飾る場合には室内の光が当たらない場所でも大丈夫ですが、できるだけ早く大きく育てたいという場合には、ある程度光の当たる場所に置くようにしましょう。

但し、植物によっては、強い光が当たってしまうと葉が焼けて枯れてしまうものもあります。

そのため、特に夏など日差しが強い時には直射日光はできるだけ当てない方がいいです。

カーテン越しの光や、日当たりがいい場所に置く程度にしましょう。

半年から1年ほど育てていると、植物が大きくなって鉢が小さくなってきます。

根や葉の量に対して土で保持できる水分が少なくなってくるので、そのタイミングでの植え替えが必要です。

最初に直径12㎝ぐらいの4号鉢に植えた場合、例えば直径25㎝や30㎝ぐらいの鉢に植え替えるなど、植物の成長に合わせて少しずつ鉢を大きくしていきましょう。

しかしこれはあくまで、できるだけ早く大きくしたいという場合の方法です。

そうではなくて、できるだけコンパクトな姿を維持したいという場合は、植え替えや肥料を与える量、光を当てる量などを控えめにして植物の成長をコントロールしてください。

100均のモンステラやカポック、サンスベリアを2年育てて大きくしてみたのまとめ

今回は、100円ショップで買った小さな観葉植物を2年育てるとどうなるかについて紹介しました。

購入時にはあんなに小さかった観葉植物が、たった2年でそこまで大きくなるのかと驚いた方もいらっしゃるかもしれません。

最初から大きく立派なものを購入すると、かなりいいお値段の観葉植物も、たったの100円で購入して自分で育てれば、手間と時間は掛かりますが、大きな見栄えする観葉植物を作ることができます。

今回の記事の内容を参考に、ぜひみなさんも100円ショップなどで手頃な観葉植物を購入して育ててみてください。

動画でも紹介しているので、ぜひご覧ください。

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