実はエダマメは、家庭菜園で簡単に育てられます。
- エダマメを育てるコツは?
- 畑かプランターのどちらに植えるのが良いの?
- 植木鉢でも栽培できる?
- どの品種が育てやすいの?
- 葉は茂るのに実が小さい…
という疑問や悩みをお持ちではありませんか?
そこでこの記事では、そんな家庭菜園でエダマメを育てたいというお悩みを、プロの観点から解決します。
具体的には、
- おすすめの品種
- 栽培スケジュール
- 育て方とコツ
の順番にご紹介していきます。
3分くらいで読めますし、初心者の方でも実践できる簡単な方法なので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
おすすめのエダマメ品種と苗
エダマメのおすすめ品種
エダマメのおすすめの品種は、こちらです。
- 湯あがり娘
- 初だるま
種から育てる?苗を買う?
エダマメは苗から育てることもできますが、種を買うことをおすすめします。
なぜかというと、種から育てる方が値段が安いからです。
トマトやナスは苗を育てるのが難しいので、苗を買うのがおすすめです。
しかしエダマメは直まきができるので、とても簡単に種から育てられます。
ただし、種播きの時期が遅くなってしまった場合や、できるだけ早く収穫したい場合には苗から育てましょう。
種と苗を買えるお店
エダマメの種や苗は、ホームセンターやネット通販で購入できます。
種でしたらネット通販で買うのがおすすめです。
しかし、苗はホームセンターや園芸店で買うのがおすすめです。
苗は状態を確認してから買いたいですし、輸送中に傷む危険性もあるからです。
エダマメの栽培スケジュール
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[tl label=’手順1′ title=’4月畑かプランターを準備’]
畑かプランターを準備しましょう
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[tl label=’手順2′ title=’4月から6月種まき’]
種を播きましょう
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[tl label=’手順3′ title=’間引き’]
本葉が出たら間引きをしましょう
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[tl label=’手順4′ title=’土寄せ’]
間引きをしたら、土寄せをしましょう
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[tl label=’手順5′ title=’水やり’]
サヤができたら、水やりをしましょう
[/tl]
[tl label=’手順7′ title=’7月から8月収穫’]
花が咲いてから35〜40日頃に収穫しましょう
[/tl]
[/timeline]
種を播く時期は4月から5月
種から育てる場合には、エダマメの種をまく時期は4月から5月頃。
苗を植える時期は5月から6月
エダマメを苗から育てる場合には、5月から6月頃に植えましょう。
収穫できる時期は7月から8月
4月から5月に種を播いた場合には、7月から8月頃に収穫できます。
植えるタイミングをずらせば、収穫できる時期もずらせますよ。
エダマメの育て方とコツ
植える場所の準備
苗を植える場所は、畑や庭、プランターや植木鉢でもOKです。
地面に直接植える場合には、苦土石灰と少なめの肥料を混ぜ込んでおきましょう。
それから畝を作って、マルチを張っておきます。
植木鉢かプランターを使う場合には、鉢底石を敷いて培養土を詰めます。
元肥が入った培養土ならそれだけでOKですし、元肥が入っていなければ少しだけ混ぜましょう。
苗を買ってからの管理
苗を購入した場合には、水やりをしましょう。
水やりは土の表面が乾いている場合だけにします。
エダマメを育てる間隔
地面に種を播くときや苗を植えるときは、こちらの間隔で植えてください。
- 株と株の間の間隔は10cm
- 畝に二列植える
- 列と列の間の間隔は20cm
プランターや植木鉢を使う場合には容器の大きさにもよりますが、上と同じくらいの間隔にしましょう。
苗を植えるときのポイント
苗を植えるときのポイントは、水やりです。
地面に植えるときには、苗を植える前の植え穴に2リットルほど水を入れます。
それから苗を植えましょう。
植木鉢やプランターに植えるときには、苗を植えた後に鉢底から水が溢れるまで水を与えます。
種を播くときのポイント
種を播くときはマルチに穴を開けて、そこに種を播きます。
一つの穴に4粒の種を置いて、2cmくらいの埋めて土をかけます。
土をかけたら土の表面が濡れるくらい、軽く水をかけましょう。
防虫ネットで鳥と虫から守る
エダマメは鳥の大好物なので、そのままにしておくと、鳥がやってきてエダマメを掘り起こして食べてしまいます。
なので、種を播いたらすぐに防虫ネットを張って、鳥から守りましょう。
まずは細い支柱でトンネルを作り、そこにネットを張ります。
ネットの四方は土に埋めておくと、虫の侵入も防いでくれますよ。
間引き
エダマメの芽が出たら、間引きをします。
エダマメはまずは子葉が出て、その次に初生葉が出て、それから本葉が出ます。
間引きは初生葉が出た頃に行うのがおすすめです。
一つの穴に2株の苗を残し、残りの芽は抜いてしまいましょう。
選ぶ基準は、こちらです。
- 葉が大きい
- 葉が虫に食べられていない
- 異常がない
- 株と株の間が狭すぎない
土寄せ
間引きを行ったら、次は土寄せをしましょう。
土寄せとは、エダマメの株元に土を集めて盛ることです。
間引きをすると土の間に空間ができて、不安定になっています。
また株元に土があった方が根の発生が多くなり、生育が良くなります。
なので、実は土寄せは重要な作業です。
摘心
エダマメは摘心をする栽培方法としない方法の二種類があります。
摘心をするとわき芽が増えて収穫量が増えることもありますが、増えないこともあります。
摘心をする場合には、本葉が5枚くらいのときに新芽を切り取りましょう。
水やり
花が咲いてサヤができる頃には、土が乾いていたら水やりをしましょう。
サヤができる頃に水が不足していると、サヤの中の実が小さくなってしまいます。
サヤが出たら水やりをするのが、美味しいエダマメを作るコツです。
収穫のタイミング
収穫のタイミングは、花が咲いてから35〜40日頃です。
この日数は品種や育てる時期によって変わります。
サヤの膨らみ具合を触ってみて、実が大きくなったら収穫しましょう。
保存方法
実はエダマメは鮮度が急に悪くなりやすい野菜です。
なので、エダマメを収穫したらできるだけ早く茹でてください。
一度茹でてしまえば冷凍保存できるので、鮮度が維持できます。
家庭菜園向けエダマメの育て方まとめ
今回は家庭菜園の初心者向けのエダマメの育て方を紹介しました。
家庭菜園でエダマメを育てると、採れたてで鮮度抜群のエダマメを食べられます。
この機会にぜひ、エダマメ栽培に挑戦してみてください。