今回はイチゴのアブラムシ対策をご紹介します。
家庭菜園で色々な野菜や植物を育てているとアブラムシに寄生されてしまうことがたくさんあると思います。
私はイチゴの苗を冬場は外で管理しています。
その苗にもアブラムシがたくさん付いていました。
なので家庭菜園で、アブラムシをどう対策したらいいのかご紹介します。
- イチゴの葉っぱに小さな黒い虫がついているけどこれは何?
- アブラムシに効果的な自然農薬が知りたい!
- 家庭菜園で農薬は使いたくない!
という方におすすめの記事です。
イチゴの葉っぱについたアブラムシ
イチゴの葉っぱの裏を見てみるとアブラムシがたくさんいます。
今年は冬越しできそうです。
イチゴの冬越しの仕方は、こちらの動画で詳しく説明しています。
他の葉っぱも見てみましょう。
こっちもいっぱいついてます。
こっちもいます。
これが春になるとさらに勢いよく増殖を始めます。
もしハウスの中に入れたり部屋の中に入れて窓際で育てる場合は、暖かい場所に移す前にアブラムシやハダニなどの虫を退治しないといけません。
そうしないと新しい暖かい場所で一気に増えてしまいます。
ここも大変なことになっています。
アブラムシの対策は「粘着くん」がオススメ
アブラムシの対策ですが、2月などの寒い時期は正直このまま放置しておいても問題ありません。
実際対策が必要になるのは3月や4月など暖かくなってからです。
アブラムシの家庭菜園でできる対策は、例えばでんぷん性農薬の粘着くんという化学物質ではない農薬殺虫剤を使うのがとても簡単です。
でんぷんがアブラムシの気口(お腹の横にある口、呼吸する部分)にくっついて呼吸できなくして窒息死させるというものです。
粘着くんはプロのイチゴ農家の人もよく使っているものです。
主な成分がでんぷんなので安全性も非常に高くてオススメです。
アブラムシ対策は「テデトール」も効果的
ただわざわざ粘着くんを買ってきてスプレーするのが面倒な人は、民間療法的にやられているものとして、牛乳を薄めて撒いたり唐辛子やニンニクに煮込んだ汁をかけてニオイで虫を退治する方法もあります。
そういう方法を試すのも良いことだと思います。
自然農薬についてはこちらの動画で詳しく説明しています。
またアブラムシは目で見えるので手で葉っぱから落としたり、その場で潰したり手で物理的なダメージを与えるのが一番効果が強い対策かと思います。
ただ中には虫を指で触るのが嫌な方もいると思います。
その場合は、ハダニ対策の時に紹介したセロハンテープを使ってペタペタと吸着させて、そのセロハンテープを捨てる方法も楽でやりやすいです。
(↑画像は【家庭菜園のいちご】いちごのハダニを農薬を使わずに退治する方法【家庭菜園向け】より引用)
アブラムシは目で見てわかる虫なので、指やピンセットみたいなもので取ったり、セロハンテープでくっつけるのが簡単です。
なので、農薬などを使いたくない場合や自然農薬を作るのが面倒な場合は、ぜひ手でパパパッと取ってみてください。
野菜の病害虫の対策はこちらの動画で詳しく説明しています。
例えば、栽培の株数が2~3万株というプロの農家の人は全部指で取ることはできませんが、5~10株ぐらいの家庭菜園の規模なら指で取る作業もできると思います。
アブラムシの対策ぜひ試してみてください。
【いちごの害虫】いちごのアブラムシ対策【家庭菜園向けの簡単な方法】まとめ
今回はイチゴの苗についたアブラムシの対策を紹介しました。
アブラムシは手で潰したりセロハンテープでくっつける方法が一番簡単だと思います。
もし育てている株数が多い場合は、粘着くんという農薬や自然農薬を使って試すのもありだと思います。
ハダニの対策はこちらの動画で紹介しているのでぜひご覧ください。
今回ご紹介したアブラムシの対策方法はこちらの動画でご覧になれます。