キクラゲを自宅でかんたんに育てる方法【もりのきくらげ栽培キット】

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今回は、「森のきくらげ農園」を使ってきくらげ栽培に挑戦してみたいと思います。

私は過去にこのきのこ栽培セットシリーズを使って椎茸を栽培しました。

簡単に椎茸を育てる方法はこちらで詳しく説明しています。

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その時は栽培が非常にうまくいって、2回椎茸がたくさん収穫できました。

それがすごく楽しかったので、今回はキクラゲを育ててみようと思いました。

付属の説明書を読んでみると、椎茸よりも難しそうだなと思ってまして若干心が折れかかっていますw

本当に収穫できるのかちょっと不安なんですけれども、栽培を始めたいと思います。

目次

自宅でのきくらげの育て方

きくらげ栽培を始める時期なんですが、温度が15度から30度がベストだそうです。

なのでおそらく日本の環境ですと4月から9月頃の時期が良いと思います。

今、ここに温度計があります。

この部屋の中の温度は28度くらいです。

この温度ならきくらげの栽培ができるようです。

この栽培セットについている栽培方法に従って育てようと思います。

ここには大きく分けて2種類のやり方が書いてあります。

  1. お風呂で栽培する方法
  2. 野外で栽培する方法

大体育て方は椎茸と同じだろうなと想像していたんですけれども、ここに書いてある栽培方法を見てみると椎茸とは全然違っていましたw

ちょっと開けてみましょう。

これがきくらげの菌床です。

椎茸の場合はこの袋を破って中の菌床をバケツの水につけて、後は霧吹きを吹きかけていればいいという感じでした。

今回はこの上のフィルターを塞いで空気を抜いて、切れ込みを4本か5本ぐらい入れて毎日水をかけておく。

温度が15度から33度の、温度が高くて湿度が非常に高い環境をずっと維持しなければいけないという育て方だそうです。

上手くいけば5日~10日できくらげの赤ちゃんができて、その赤ちゃんができてから12日~20日程度で収穫ができるそうです。

それから、きくらげはダラダラ収穫が続くそうで上手くいけば5回ぐらい収穫できるそうです。

実際に収穫まで行けるのかはわからないんですが、さっそく栽培を始めたいと思います。

きくらげの栽培の始め方

このような栽培方法があるので、これに従って作業していきます。

まずはフィルターを塞ぐそうです。

フィルターはこれです。

栽培ブロックの袋の中に溜まった空気を、このフィルターから抜くそうです。

下の方に空気が入らないようにしなければいけません。

剝がれにくくて水に強いテープをここに貼らなければいけません。

これでいいのかは分かりませんが、私はガムテープを使います。

作業していきます。

※このガムテープはすぐに取れましたが問題なく育ちました

テープを貼って塞ぎました。

次に切れ込みを入れます。

上2cmと下2cmは切らずに、縦に切り込みを入れるそうです。

全体に4本から5本、深さ5mm程度です。

カッターでやってみます。

手を切らないように注意して切ります。

5本の切れ込みを入れました。

ここは切っていません。

後は風呂場の窓際などにおいて一日2回から3回霧吹きやシャワーで、今入れた切り込みの部分に水をたっぷりとかけます。

直射日光は絶対に当ててはいけないそうです。

できるだけ湿度を保つ、温度を保つのが大事だそうです。

このように袋が付いているのでこの中に入れて湿度を保つのが良さそうです。

これを袋の中に入れて、上は洗濯バサミで留めてみました。

霧吹きを手に持って、スプレーします。

水をかけるのは切り込みを入れた部分です。

しっかりと湿ったら、袋に入れます。

密封すると酸欠状態になって良くないそうです。

これからは毎日、袋を開けて2~3回水をかけるという作業を行っていきます。

ではこれをお風呂場に置いてきます。

お風呂場に置いたのでここでしばらく育てます。

※2週間ほど風呂で育てて部屋へ移動した

きくらげの栽培開始から4週後

きくらげを育て始めてから4週間ほど経ちました。

今の状況をちょっとご紹介します。

この様に袋を洗濯バサミで閉じて育てています。

毎日朝と夕方に霧吹きで水をかけています。

今こんな感じです。

ちょっとだけここに、黒いのが出ているのがわかるでしょうか?

これがきくらげの赤ちゃんだそうです。

小さな物が見えますか?

きくらげの赤ちゃんがちょっとずつ生えてきました。

今この部屋の温度は20度、湿度は81%です。

これからも温度を15~33度、湿度80%以上の環境で育てていけば徐々にこのきくらげの赤ちゃんが大きくなって、大きなきくらげになるそうです。

ここから環境がよければ、12日から20日ぐらいで収穫ができるそうです。

まだ小さいので2週間から3週間ぐらい待って、大きくなってから収穫しようと思っています。

霧吹きで水をかけてみましょう。

そうしたら袋の中に入れます。

後は洗濯バサミで上を軽く縛って、湿度と温度が保てるようにしておきます。

これでまたしばらく育てます。

おうちできくらげ栽培開始6週後

きくらげを育て始めて40日経ちました。

今はこんな感じにミニ温室の中に入れて育てています。

きくらげがちょっとできているのが分かるでしょうか?

このミニ温室は温度と湿度を高めるために使っています。

袋から出してみました。

こんな風にきくらげができています!

ようやくできました。

育て始めて40日経ちました。

40日でこんな感じです。

この切れ込みを入れた場所によって大きさが違っていますね。

ここら辺はまだまだ小さいです。

小さい赤ちゃんが出来てきています。

これが一番でかいかな。

触った感じは耳たぶみたいです。

人間の耳みたいなそんな感じがします。

これは出来立てって感じですね。

生まれたて、こんな風にわさわさできています。

面白いですね。

このきくらげを収穫したいと思います。

自分で育てたきくらげの収穫

それじゃあ収穫してみましょう。

ゆっくりと手で持ちます。

そっと引っ張ってみます。

簡単に取れました。

ここが白いですね。

人間の耳みたい。

ぷるんぷるんしています。

触った感触は気持ちいい。

これも採ります。

内側が白いのが気になりますね。

胞子が出てるって事かな(正解でした)

色は貝みたいなんですけれど、もちろん貝みたいに固くはなくてすごく柔らかいです。

後はまだ小さいから残しておこうかな。

まだこれから大きくなりそうですよね。

これだけ取りました。

4つ収穫しました。

これが一番でかいですね。

重さを測ってみます。

一番大きいやつから測ってみます。

17.5g

9.5g

10.5g

4.5g

全部で42.5gのきくらげが収穫できました。

これが一回目の収穫です。

後はもう1回ぐらいは収穫できそうですね。

きくらげは収穫がダラダラ続くそうなのでそれは嬉しいですね。

何回も収穫が楽しめそうです。

今回はきくらげの栽培キットに付いていた育て方を守って育てていました。

きくらげを育てる時に苦労した点

今回ちょっと苦労したのが温度を高く保つ点です。

今この部屋の温度は(この温度計は本当の温度よりも若干高めに出るんですが)、30度弱になっています。

なので本当は26~27度ぐらいの温度になっていると思います。

どうやってこの部屋の温度を上げているかと言うと、まずミニ植物工場が置いてあるのでそのLEDなどから熱が発生しています。

後は昼間はカーテンを開けておいて太陽の光が部屋の中に当たるようにしています。

その状態で部屋を閉め切って、さらにこのきくらげの菌床はミニ温室の中に入れて温めているという感じです。

簡単にキクラゲを育てる方法まとめ

きくらげの育て方をご紹介しました。

最終的に無事にこれだけきくらげが収穫できました。

このきくらげはこれから料理して食べます。

それから今回は9月中旬から10月下旬にかけてきくらげの栽培をしました。

温度を保つのが難しかったなと思っています。

関東地域だったらきくらげの栽培は10月がぎりぎりですかね。

暖かい時期の方が育てやすいと思います。

例えば春の終わりぐらいから夏の終わりぐらいの期間の暑い時期だと育てやすいと思います。

それから私は過去に椎茸についても育ててみまして、椎茸の場合はきくらげと逆で気温が低い方が育てやすいです。

なのでキノコを育ててみたいという方は気温が低い時期に椎茸を育てて、気温が高い時期にきくらげを育てるといいと思います。

家庭でも簡単に出来ますので是非育ててみてください。

※きくらげ栽培キットは冬期は販売していないようです

こちらの動画でも紹介しています。

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