今回は、ベランダ菜園や庭の家庭菜園で使えるミニ温室をご紹介したいと思います。
- 家庭菜園が好きで、ミニ温室がちょっと気になる
- ミニ温室ってどんなもの?
- ミニ温室の意外な使い方が知りたい
という方におすすめの内容です。
こちらはベランダに設置できるタイプの小さなビニールハウスです。
庭や縁側などにも置けます。
ミニ温室のメリット
ミニ温室にはどのようなメリットがあるかというと、密封することができるので、寒さから植物を守ることができます。
活躍する時期は、特に春と秋です。
その時期は外の最低気温が-2℃~0℃くらいにります。
そういうときにこのビニールで囲ってあげることで、外気温よりも数度は保温できます。
例えば、3月下旬や4月下旬の遅霜で野菜や花が枯れてしまうことが何年かに一度は起きますよね。
そのような場合にこのような小型のビニールハウスのようなものがあれば、寒気の強さによりますが霜から植物を守ることができます。
なので特に春先に活躍する商品です。
それから秋は気温の低下にともない植物の生育が悪くなります。
そういうときも小型の温室があれば保温することで生育期間を伸ばせます。
ただし真夏はあまり使う機会がないですし、真冬は地域によって寒すぎて保温効果がありません。
例えば東北や北海道にお住いの方は、ミニ温室を使っても外の寒さには敵わないかなと思います。
逆に九州や沖縄など暖かい地域なら冬でも使えそうです。
あと真夏は少し改造して、まずフィルムを外して天井に遮光ネットをつければ遮光ハウスとして使えると思います。
もしくは猫や害虫から守るために防虫ネットで囲ったり、夏でもフィルムを外せばいろんな使い方ができます。
ミニ温室の購入場所
今回私は近所のホームセンターで買いました。
ホームセンターで購入できる人はぜひ買ってみて下さい。
ただホームセンターで買うと、持って帰るのが大変でした。
車でホームセンターに買いに行ける人なら全然問題はないですが、車ではない手段で買いに行く方は大変だと思うのでAmazonや楽天などのネット通販でも買えるのでそちらの方がおすすめです。
それからミニ温室が一番売れるのは秋です。
なので春から夏にかけて値下げすることが多いです。
ちょっと値段が安くなる春から夏が意外と買い時です。
こちらの商品はいろんなサイズがありましたが、私が買ったのは「奥行きスリムなビニール温室2段」です。
3段タイプや、奥行きが広いタイプもありました。
ベランダや置きたい植物の大きさに合わせて選びましょう。
購入したミニ温室の紹介
すげぇいろいろ入ってた!
すげぇいろいろ入ってる!※2回目
これがビニールフィルムですね。
これが説明書です。
いろいろ入ってましたね※3回目
それでは説明書を見ながら作ります。
ドライバーなどはいらないので簡単にできそうです。
作ってみます。
バンッ!ってやったら完成したものがここに出ます。
はい、できました!
こんな感じです。
すごい簡単にできましたね。
3分くらいでできました。
これぐらいの大きさです。
下はこんなふうになっています。
本来は中間にも棚があって2段になりますが、私は通常とはちょっと違う使い方をしたいのであえて中間の棚を外しました。
下だけの1段にして背が高い植物も育てられるようにしてあります。
背が低い植物を育てるのであれば2段で栽培できるかなと思います。
はめてないんですが、こんな感じの金属製の網が棚です。
こちらのビニールですが、チャックが付いています。
こんなふうに開けることができます。
なので夜は閉めて保温して、朝から開けるのがおすすめです。
例えば、3月とかであっても晴れですごく太陽の日差しが強い日は閉め切っておくと中の温度は40℃以上になると思います。
そうすると植物自体がかなりダメージ受けたり下手すると枯れてしまうので、晴れた日や暑い日は必ずビニールを開けましょう。
開けた時はここに紐が付いているので、ここに止めておくこともできます。
基本的に、朝開けて夕方になったら閉めるという使い方が良いんじゃないかなと思います。
あと遮光ネットや防虫ネットを使うのであれば、周りのフィルムは外して骨組みだけにして、骨組みに設置すると良いと思います。
フィルムを外すとこんな感じの骨組みです。
ちょっと私は変な使い方をしているので、本来は上の横棒がなく中間に横棒が3本あります。
例えば天井に遮光シート、側面に防虫ネットをつけて虫よけ対策をしたりいろんな使い方が考えられると思います。
なのでこの骨組みだけでも購入するのは結構アリなんじゃないかなと思います。
あとこのビニールフィルムは1年から2年で劣化するようなので、替えのフィルムも売っていました。
交換用のビニールフィルムは確か1,000円くらいだったと思います。
今回私が購入した骨組みとフィルムの一式セットは2,500円くらいでした。
なので基本的には2,500円くらいで手に入って、骨組みはたぶんしばらくずっと使えると思いますがフィルムがダメになったら1,000円出せばまた新しいフィルムが買えるという感じです。
ベランダ菜園用のミニ温室の効果と意外な使い方まとめ
今回は、ベランダ菜園や庭の家庭菜園で使えるミニ温室をご紹介しました。
ミニ温室があれば夜間に保温できるので、春の遅霜対策や秋の生育促進に使えます。
寒さ対策だけでなく、ビニールで雨除けや遮光ネットで日除け、防虫ネットで虫除け、猫よけなどに使えます。
ベランダ菜園での雨除けや、庭で育てているけれども一部だけ保温して寒さから野菜やお花を守りたいという方はぜひこのようなミニ温室を使ってみてください。
こちらの動画でも紹介しています。