ミニトマトの放任栽培でズボラな人でも簡単にたくさん収穫【1本仕立てにはないデメリットも】

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今回はずぼらな人にオススメなミニトマトの放任栽培のやり方をご紹介します。

ミニトマトを育てる時は脇芽を全て取って、一本仕立てにする方法が一般的です。

今回は脇芽を一切取らない放任栽培というちょっと禁断な方法をご紹介します。

放任栽培にはメリットとデメリットがあるので、興味がある方は是非最後までご覧ください。

私のように面倒な作業が嫌いな方やズボラな方にはオススメの栽培方法です。

最初にメリットとデメリッとを紹介して、その後に実際私が庭で育てている放任栽培のミニトマトの様子をご紹介します。

目次

ミニトマトの放任栽培

ミニトマトの放任栽培とは、脇芽を一切取らずにそのままにして育てる方法です。

実際その方法で育てたミニトマトからたくさんのトマトが収穫できました。

3~4株のミニトマトから1回の収穫で採れたミニトマトです。

数えてみると、ピッタリ30個あります。

ミニトマトと言いましたが、中玉トマトも含まれていました。

すごく小さいトマトや4cmくらい大きさのものもあります。

放任栽培は収穫量が多いというのが1つのメリットです。

ただデメリットとして実がすごく小さくなってしまうこともあります。

今私は庭でミニトマトや中玉トマトを放任栽培しています。

ミニトマトになっている実の数を数えたら、現時点で一株に100個以上の実がなっていました。

それがこれから採れるので、少なくとも100個は収穫できます。

このミニトマトは2月ぐらいから育てはじめていて、今までに何個も収穫できていました。

それからこれからも収穫ができます。

なので合計したらすごい数の収穫が期待できそうです。

ざっくりと放任栽培の説明をしました。

ミニトマトの放任栽培のメリット

これから放任栽培のメリットとどんな人にオススメなのかを説明します。

たくさんの実がなる

放任栽培のメリットは先ほど言った通り、とにかく実の数が多くなることです。

脇芽の数が増えれば増えるほど、その脇芽に花が付きます。

なので、1本で仕立てるよりも何倍も収穫量が多くなります。

1本で仕立てた場合、花は5~6、7段ほど出できます。

それが1個の脇芽ごとに発生します。

例えば、脇芽が5個あった場合、その真ん中にも主芽があるので全部で6個の成長点があることになります。

なので、すごく単純に考えると6倍の収穫量になります。

ただ実際には6倍にはなりませんが、ざっくりと計算すると6倍くらいになります。

なので、とにかくたくさん収穫できて楽しさを味わいたいという人には放任栽培はオススメです。

一本仕立ての株を複数育てるより作業が減る

芽の数がたくさんあると管理が大変になります。

しかし、1株を6個の芽にして育てた場合と1株に対して1つの芽を育てて6株に分けた場合で考えると、6株に分けて育てるよりは1株で6個の芽を育てた方が作業の量は少ないと思います。

放任栽培のメリットは脇芽を取る作業が不要というのが大きなメリットです。

トマトの脇芽を見分けることができないという方はもう割り切って脇芽を全部残すのもひとつの手です。

ミニトマトの放任栽培のデメリット

次に放任栽培のデメリットと注意点をご紹介します。

実が小さくなる

先ほども言った通り、実が小さくなりやすいです。

芽の数が6個あった場合、根っこの量は多少は増えますが6倍までは増えません。

また、葉っぱが重なり合ってしまうので光合成の効率が悪くなります。

なのでどうしても花が小さくなり、その結果実が小さくなるこういうことが起きます。

一株に対する管理作業は増える

放任栽培では脇芽が伸び放題になるので、株の仕立て方(誘引作業)や古い葉っぱを取り除く作業など株の管理が大変になります。

  • 急激に実がなるので株が弱りやすく病気になりやすい
  • 葉っぱの枚数が多くて混み合ってしまい風通しが悪い
  • 虫が発生して虫が移動しやすい
  • 病気や害虫のコントロールが大変
  • 葉っぱの枚数が多いので消費する水や肥料の量が多くなる
  • こまめな水やりが必要
  • こまめな追肥が必要

など管理作業自体は増えます。

先ほど6個の芽を残した場合、6株を育てるのよりは簡単という話をしました。

ただ、1本仕立てで育てているトマト1株と芽の数をたくさん残したトマト1株で比較をした場合は作業の量が非常に増えてしまいます。

誘引作業が大変

放任栽培は基本的に脇芽を取らずに放任するだけでいいです。

しかし、そのまま何もしないでいると脇芽がどんどん伸びて、その実がなった重さで下に垂れ下がったり折れ曲がったりしてしまいます。

ひどいと茎がボキッと折れてしまうかもしれません。

なので脇芽を支柱に固定する必要が出てきます。

支柱は真ん中に1本だけ立てても、真ん中とその左右に支柱を立てて3本で固定してもいいです。

最近は間にサポートを入れるタイプの三角形の形の支柱が売っています。

そういったものを使って真ん中に全部枝を入れたり、3本の支柱に脇芽を固定していくのもいいと思います。

実際に放任栽培しているトマト

実際に私が庭で育てているミニトマトと中玉トマトをご紹介します。

これが放任栽培しているミニトマトです。

葉っぱと茎がたくさんあって実もかなりたくさんあります。

粒は小さいですが、量がすごいです。

ここにもミニトマトがあります。

小さいのがたくさんになっています。

こちらはたった1株でこんなになっています。

ここにももう1本あり、こんな風に小さな実がなっています。

花を落とさずに脇芽も落とさないで育ていてます。

見ての通り実と花だらけです。

こちらはフルティカという種類です。

フルティカは中玉トマトですが、ミニトマトかなっていうくらい小さめです。

フルティカはこんな感じで、たくさんトマトがなっています。

ミニトマトの放任栽培でズボラな人でも簡単にたくさん収穫【デメリットも】まとめ

今回はミニトマトの放任栽培のやり方をご紹介しました。

私のように面倒くさがり屋でずぼらな人やトマトの脇芽がわからないという超初心者の方にはおすすめです。

それから普通のミニトマトの育て方には飽きてしまって珍しい栽培をしてみたいと思っている方は、ぜひミニトマトの放任栽培に挑戦してみてください。

今回の内容はこちらの動画でご覧になれます。

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