ナスの簡単な育て方!畑とプランターの植え付けと栽培方法【3本仕立て】

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今回は、ナスの育て方をご紹介したいと思います。

  • 家庭でナスを育ててみたい
  • 何を準備したらいいの?
  • どうやって育てたらいいのかわからない

という方におすすめの内容です。

畑栽培とプランター栽培の両方解説します。

目次

家庭菜園の簡単なナスの育て方

このナスの苗を植えます。

ナスを植える時期は5月

関東ならナスの苗は4月下旬から5月上旬に植えるのが良いと思います。

ただ今回私は、定植の時期を遅らせて6月中旬に植えました。

それからナスの苗はホームセンターや園芸店、ネット通販で買うことができます。

第一花が咲いた頃の苗が良いです。

ナスを育てる畑の準備

ナスの苗を植える前に畑の準備をします。

ナスを植え付ける予定の2~3週間前に元肥と土壌改良材を混ぜ込み、畝を立ててマルチを張ります。

その作業をしてからナスを植えるのがおすすめです。

ナスを育てるプランターと培養土

それからナスを容器で植える場合は、大きめの植木鉢かプランターを用意して下さい。

そこに鉢底石を入れて培養土を入れましょう。

その培養土に元肥が入っていなければ入れてください。

ナスをプランターや植木鉢で育てる場合は、土の容量が大きな容器を使いましょう。

土の量が小さい容器ですと上手く育たないので注意してください。

ナスを植え付けるコツ

植え付ける時のポイントですが、ナスはトマトよりも背は低いんですが横に広く育ちます。

なので隣に近く野菜を植えてしまうと、ナスの葉っぱや他の植物の葉っぱでお互い邪魔し合ってしまいます。

なので株と株の合間を他の作物より広めに、50cmほどの隙間を空けるようにしてください。

なすを植え付ける方法

実際に植え付け作業をしてみます。

まずは植え穴に水をたっぷりと入れましょう。

その後、このナスの苗を埋めて少し密着させます。

もう既に仮支柱を立てているので、ひもを使って8の字まきをして誘引するところまでやってみます。

植え穴に水をたっぷりと入れます。

苗をポットからやさしく外します。

ちょっと古くなってしまったので、根っこが込み合ってます。

でも色は白いので健康的です。

植え穴に苗を入れて周りの土と密着させます。

植え穴付近の土の高さを合わせ、雨水がたまらないようにします。

茎を仮支柱に8の字結びで固定します。

ナスの植え付け作業が終わりました。

水をたっぷり入れてからポットの苗を植えて、土が密着するように鎮圧をしました。

あらかじめ仮支柱を立てておいたので、そこに麻紐を使って8の字まきでナスの苗を仮止めしました。

トマトの場合はこの支柱にそわせて上に真っ直ぐ育てていきますが、ナスの場合はちょっと違います。

ナスは三本仕立てがおすすめ

トマトは脇芽をすべて取って一本仕立てか、もしくは脇芽をひとつだけ残して二本仕立てが主流です。

でもナスの場合は一本仕立てではなく、二本仕立てか三本仕立てが主流です。

三本仕立てとはどういうことかと言うと、まずは頂芽が一本目の側枝。

一番花の上の芽が二本目の側枝。

一番花の下の芽が三本目の側枝として、三つの芽から三本の枝を作りそれぞれの枝から実を収穫します。

トマトの場合、三本仕立てにしてしまうとかなり葉っぱが混み合って、一つ一つの実が小さくなってしまいます。

ただナスの場合には、三本仕立てがおすすめです。

収穫量が多く採れますし、三本仕立てでもナスは十分上手く育てることができます。

最初の実は小さめで収穫する

それからもう既に花が咲いているんですが、ナスは一番最初の実を大きく育てて収穫しようとするとその実にばかり栄養を送ってしまい葉っぱが上手く育たなくなってしまいます。

なので最初の実は3cmくらいのサイズでかなり早めに収穫してください。

一番最初の実をふつうに売っているようなサイズまで大きくしようとするとそちらにばかり栄養がいってしまい、次の実が上手く育たなくなってしまいます。

一番最初の収穫だけはとにかく早めにするというのがポイントです。

また一番最初の実だけではなく、二番目以降の実も早めに収穫した方が生育が良くなります。

早採りの方が美味しいですし、採れる数も増えます。

なすは水やりを多くするのがコツ

それからナスは水が大好きな植物です。

土が乾いていたり葉が萎れていたら水をたっぷりと与えるようにしてください。

地面で育てている場合には大きなじょうろで3~4リットルくらいはあげてください。

プランターで育てている場合には、プランターの土表面が乾いたら水をたっぷりと底から水が溢れるくらい与えてください。

プランター栽培も二本仕立てか三本仕立てで育ててみてください。

ナスの三本仕立てのやり方

こちらのナスを見ていただくとわかると思いますが、大きく三本の枝に分かれています。

一本の支柱だけで三本の側枝を作ると株が不安定になるので、三本の支柱を使うようにしましょう。

三本仕立てのやり方については、こちらの動画で詳しく説明しているので気になる方はぜひご覧ください。

一本の側枝に一本の支柱を斜めに挿して固定します。

3~4本の支柱で三本の側枝を支えるのが三本仕立てです。

参考までにこんな感じです。

ナスの三本仕立てのメリットとデメリット

ナスを三本仕立てで育てるメリットは、広い葉面積です。

三本それぞれの方向に葉っぱが広がるのでかなり広い面積で光を受けられます。

そのおかげで光合成がたくさんできて、実をたくさんつけたり、実が大きくなって収穫量も多くなります。

これがナスを三本仕立てにするメリットです。

その分デメリットとして、広いスペースが必要になることです。

トマトの一本仕立てをする場合よりもかなり広めのスペースを確保してあげてください。

それから三本以外にもわき芽というのが発生してくるんですが、余分なわき芽は取りましょう。

例えばこれです。

このようなわき芽を残しておくと養分が分散して実が小さくなったり、葉っぱが過剰に茂って病気や虫が発生しやすくなってしまうので、できるだけ取るようにしてください。

ナスの育て方!畑とプランターの植え付けと栽培方法まとめ

今回は、ナスの育て方をご紹介しました。

こんな感じに大きく育ったら、6月から8月くらいまでナスを収穫することができます。

私のように6月に植えた場合にはもうちょっと収穫の時期が遅くなって7月から9月くらいまで収穫できます。

こちらの動画でも紹介しています。

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動画でもっと詳しく見れます

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