【夏秋イチゴ】培地と苗を紹介!長野県の実家で簡易的な高設ベンチと自動水やり装置で低コスト栽培

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長野県にある実家の農園で夏秋イチゴ栽培を始めるというプロジェクトをやります。

私の実家ではリンゴやナシや干し柿、野菜や花など色々育てています。

育てたものを農協や市場に出荷したりお客様に直接販売したり、直売所で販売したりと様々な販売を行っています。

元々イチゴ栽培はやっていませんでしたが、私がイチゴ関連の仕事をしているので、本格的に夏秋イチゴの栽培を始めることになりました。

長野県は気温が低いので冬のイチゴ栽培にあまり向いていません。

しかし、夏は他の土地よりも涼しいので夏秋イチゴの栽培には向いているんです!

一般的なイチゴは冬から春に収穫します。

夏秋イチゴ(かしゅういちご)とは夏から秋にかけて収穫できるイチゴのことす。

実家のビニールハウスは夏場にはほとんど使われていないので、空いたハウスの有効活用という点でも夏秋イチゴはいいと思いました。

私の両親も「ぜひ夏秋イチゴ栽培したい」という事だったので、一部お手伝いをします。

私は関東に住んでいるので基本的には両親や祖父母に栽培の管理は任せて、私が実家に帰った時にお手伝いしようと思っています。

今回は夏秋イチゴ栽培を始めるために、栽培容器や土の準備をします。

また昨年作った苗を植え付けたり、自動の水やり装置の設置などをやります。

私は収穫したり出荷したりしませんが、実家の農園のイチゴ栽培をお手伝いする様子をご紹介します。

夏秋イチゴ栽培に興味がある方は、是非最後までご覧ください。

目次

夏秋イチゴの栽培準備

今回は、ほぼ空っぽの状態から栽培環境を整えていきます。

これは干し柿を作る時に使う骨組みです。

ビニールハウス自体は

  • 上に遮光ネットがある
  • 換気扇が付いている
  • 側窓が開く
  • 防草シートが敷いてある

という、普通のビニールハウスです。

まずは、

  1. プランターに土を入れる
  2. 苗を植え付ける
  3. 水やりの準備

という流れで準備します。

去年まで育てていた夏秋イチゴを棚に設置

まず初めに、昨年まで育てていたイチゴをもう一回設置しました。

そして、これから夏秋イチゴを植えるための空のプランターも準備しました。

夏秋イチゴの栽培に使う土

続いて、培養土の説明をします。

今回栽培に使う土はピートモスヤシガラです。

ピートモスは色々な種類を使います。

ヤシガラはヤシガラのブロックと袋に入った状態の物を使います。

ピートモスとヤシガラ以外にもいくつかの培地の試験を行う予定です。

これらを空のプランターに詰めていきます。

ピートモスはカナダ産です。

酸度調整がされていないので、苦土石灰を混ぜてから水をかけます。

pH調整についてはこちらの動画で、詳しく説明していますのでぜひご覧ください。

ヤシガラはブロックの状態で入れて、水をかけて膨らませます。

その時に気をつけないと、ヤシガラがすごい勢いで膨らんでプランター容器が壊れてしまうので注意して下さい。

先にほぐしたタイプのヤシガラも、容器に入れてから水をかけます。

ヤシガラについてはこちらの動画で詳しく説明しています。

ヤシガラに興味がある方は是非ご覧ください。

夏秋イチゴに自動水やり装置を設置する

昨年使っていた自動水やり装置を物置小屋にしまっていたので、もう一回ハウスの中に設置します。

この自動水やり装置は昨年作ったものです。

水道に繋げたホースにドリッパーをつけて灌水します。

ホースにはタイマーが付いているので、自動で水やりが出来ます。

これをベンチに設置しました。

ホースはハウスのところで二股に分岐しています。

コネクターのコックを片方だけ閉じたり、水量を少なくすることもできます。

こっち側のベンチにつながってます。

水道の蛇口にコネクターを付けて3つに分岐させ、一番右側のソケットにタイマーが付けてあります。

このタイマーにホースを繋げて水やりを行います。

空いている場所にはプランターと袋栽培の袋を乗せて栽培する予定です。

自動水やりシステムについては、こちらの動画で詳しく説明しています。

ピートモスとヤシガラに水をかける

今ピートモスに水をかけていますが、全然吸い込んでくれずに水が表面に浮いてしまっています。

水を吸うまでに時間がかかりそうですね。

ヤシガラは復元されました。

ピートモスはかなり乾燥していたので、水を弾いてしまっています。

復元するまでもう少し時間がかかりそうです。

ピートモスは苦土石灰を混ぜてpH調整も行います。

色々な培地を使用した夏秋イチゴ栽培に挑戦

今年は色々な培地の試験も行う予定です。

白い培地。

黒い培地。

黄土色の培地。

グレーの培地です。

長野県限定品種のサマーリリカルの苗

夏秋イチゴの苗です。長野県の限定品種のサマーリリカルという品種です。

私の実家は長野県にあるので、サマーリリカルの苗を昨年購入して実家で増やしました。

それを植え付けます。

サマーリリカルの苗は長野県以外では栽培ができません。

では、サマーリリカルを植えます。

根っこはこんな感じです。

これから緩効性の化成肥料を少しずつ与えます。

きちんと同じようになるように計量カップで与えていきます。

肥料は土と混ぜ込みましょう。

あとは自動灌水を使って1日に朝夕の2回水やりを行い、それでしばらく育てます。

早ければ5月から収穫できますが、収穫は6月ぐらいから始めようと思っています。

うまくいけば11~12月ぐらいまで夏秋イチゴの収穫が続きます。

【夏秋イチゴ】培地と苗を紹介!長野県の実家で簡易的な高設栽培まとめ

今回は、長野県にある実家の農園で夏秋イチゴ栽培を始めるための準備の様子をご紹介しました。

培地やプランターの準備をして夏秋イチゴを植え付けたり、自動水やり装置を設置しました。

本来、冬から春にかけて収穫されるイチゴが夏から秋に収穫できるなんてびっくりですよね。

長野県の限定品種サマーリリカルは四季なり性のイチゴで、暑さに強く収量が多いのが特徴です。

サマーリリカルについては、

夏いちごに新品種「長・野53号(サマーリリカル)」が誕生!四季成り性イチゴサマープリンセスを品種改良した収量が多い苺(https://jiburi.com/choya53/)

で詳しく説明しています。

興味のある方は是非ご覧ください。

今回ご紹介した内容は、こちらの動画でご覧になれます。

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