ピーマンの育て方!プランター植木鉢で初心者でもカンタンに栽培できる【家庭菜園】

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今回は、初心者でも簡単にできるプランターや植木鉢を使ったピーマンの育て方を紹介します。

  • 家庭でピーマンを育ててみたい
  • 何を準備したらいいの?
  • どうやって育てたらいいのかわからない

このような疑問や要望がある方は、ぜひ最後までお読みください。

目次

ピーマンの植え付け時期と収穫時期

ピーマンは畑や庭でも栽培ができますが、今回は植木鉢を使った育て方を紹介します。

関東の場合、一般的なピーマンの植え付け時期は5月上旬から下旬ぐらい(ゴールデンウィーク明け頃)が最適と言われています。

このタイミングで植え付けをすると、上手くいけば夏から秋にかけてピーマンを収穫することができます。

ピーマンの植え付けの準備

下の写真は、ホームセンターで購入したピーマンの苗です。

ピーマンは一番花が咲いた後にわき芽が発達します。

本来、ピーマンの植え付けの適期は5月頃ですが、今回は6月の植え付けになってしまったため、苗が少し古くなっていますが、問題はありませんでした。

今回は8号サイズの植木鉢を使って植え付けを行います。

ピーマンの苗の植え付けの手順

ピーマンの苗の植え付けの手順は以下の通りです。

  1. 鉢底石を入れる
  2. 培養土を入れる
  3. 肥料を入れる
  4. 苗を植える

まずは鉢底石を植木鉢の底に敷きます。

次に培養土を入れます。

培養土は100円ショップやホームセンターで販売しているもので大丈夫です。

今回のように元肥の入っている培養土であれば、3の肥料を入れる工程は省略できます。

もし肥料の入っていない土を使用する場合は、有機肥料または化学肥料を少量混ぜて使ってください。

最後に苗を植え付けます。

苗をポットから取り出す手順は以下の通りです。

  1. ポットを指で挟む
  2. ひっくり返す
  3. ポットを外す
  4. 苗を植え付ける

最終的に、下の写真のように植え付けが完了しました。

植え付けのポイントとして、苗はできるだけ真ん中に植えてください。

それから、植え付け後の地面と植木鉢の縁に2~3cmぐらいの余裕を持たせてください。

こうすることで、水やりの際に水や土が溢れて流れ出てしまうのを防ぐことができます。

園芸用の支柱を立てる

ピーマンの苗の植え付けが完了したら、今度は園芸用の支柱を立てます。

下の写真のように、支柱をまっすぐ立てて、ビニールタイを使って8の字結びで支柱を茎に固定します。

ビニールタイで8の字結びをする際は、あまり茎を締め付け過ぎないように、結び目の輪と茎にある程度余裕を持たせて結ぶようにしましょう。

ピーマンの三本仕立てと二本仕立て

ピーマンは、一番最初の花が咲いた後に二又に枝分かれします。

庭や畑など広いスペースを使って栽培する場合には、そこからさらに生えてくるわき芽を利用して、三本の支柱を立てて育てる「三本仕立て」にするのがおすすめです。

畑でピーマンを育てる手順は以下の通りです。

  1. 畑を耕す
  2. 元肥を入れる
  3. 畝を立てる
  4. マルチを敷く
  5. 苗を植え付ける
  6. 支柱を立てる

但し、この三本仕立てには「収穫量が多い」というメリットがあるものの、庭や畑など広いスペースで育てることが前提になります。

そのため、今回のようにプランターや植木鉢を使ってベランダなどの狭いスペースで育てる場合には、支柱を1本だけ立てて育てる「二本仕立て」がおすすめです。

二本仕立ての場合、三本仕立てに比べると収穫量は減りますが、ベランダのような狭いスペースでもコンパクトに育てることができるのが特徴です。

水やりのタイミングと量

水やりのタイミングについてですが、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをしてください。

「たっぷり」の目安は、植木鉢の底から水が溢れ出てくるまでです。

畑や庭などの雨が当たるところで育てる場合、雨が降っていれば水やりは必要ないですが、極端に日照りが続いたら水をたっぷり与えてください。

わき芽の処理と収穫のポイント

一番花が咲いていた場所よりも上に発生したわき芽については、残しておくことで収穫を増やすことができるので、そのままにしておいても大丈夫です。

但し、一番花が咲いていた場所よりも下に発生したわき芽については取り除くようにしましょう。

それから、最初の収穫から3回目ぐらいまでの収穫の際に、ピーマンの実を大きくなるまで残しておくと、その実に養分を取られてしまって葉が大きく育たなくなります。

葉が小さいままだと、株自体に大きな負担が掛かってしまし、4回目以降の収穫量が減ってしまうことに繋がります。

それを防ぐためにも、最初から3回目ぐらいまでの収穫に関しては、ピーマンの実が小さなうちに早めに収穫を行い、株をできるだけ元気な状態で保つようにしましょう。

そうすることで、4回目以降の収穫で安定して大きなピーマンの実を収穫することができるようになります。

下の写真は、植え付けから二週間後のピーマンの様子です。

最初のうちはこのぐらいのサイズで収穫しまうことで、株を元気な状態に保つことができます。

初心者でも簡単にできるプランターや植木鉢を使ったピーマンの育て方まとめ

今回は、初心者でも簡単にできるプランターや植木鉢を使ったピーマンの育て方を紹介しました。

ピーマンは、他の野菜と比較しても栽培が簡単で、家庭菜園初心者の方にもおすすめの野菜です。

今まで家庭菜園をやったことのない方も、ぜひこの記事の内容を参考にピーマンの栽培に挑戦してみてください。

動画でも紹介していますので、ぜひご覧ください。

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