実はダイコンは、家庭菜園で簡単に育てられます。
- ダイコンを育てるコツは?
- プランターでも育てられるの?
- どの品種が育てやすいの?
- いつ種を撒くのがおすすめ?
という疑問や悩みをお持ちではありませんか?
そこでこの記事では、そんな家庭菜園でダイコンを育てたいというお悩みを、プロの観点から解決します。
具体的には、
- おすすめの品種
- 栽培スケジュール
- 育て方とコツ
の順番にご紹介していきます。
3分くらいで読めますし、初心者の方でも実践できる簡単な方法なので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
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おすすめのダイコン品種と苗
ダイコンのおすすめ品種
ダイコンのおすすめの品種は、こちらです。
- 耐病総太り
- 健白
ダイコンは種から育てます
ダイコンは苗ではなく、種を撒いて育てます。
ホームセンターや100円ショップで種が買えますよ。
ダイコンの栽培スケジュール
ダイコンの栽培スケジュールを紹介します。
種を畑やプランターに播きましょう
株元に土を寄せましょう
収穫しましょう
種を播く時期は8月から9月
種から育てる場合には、ダイコンの種をまく時期は8月から9月頃。
収穫できる時期は12月から翌年3月
8月から9月に種を播いた場合には、12月から翌年3月頃に収穫できます。
植えるタイミングをずらせば、収穫できる時期もずらせます。
収穫までの日数
収穫までの日数は品種や地域によりますが、およそ80〜100日です。
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ダイコンの育て方とコツ
深めのプランターでも栽培できます
畑がない場合には、深めのプランターや深めの植木鉢、深めの袋でもOKです。
一般的なプランターは深さが20cmほどしかありません。
ダイコンを育てる場合には、40cmほどの深さの容器を用意してください。
8割まで培養土を詰め、栽培の途中に培養土を足して、土寄せをします。
元肥が入った培養土ならそれだけでOKですし、元肥が入っていなければ少しだけ混ぜましょう。
種を撒く場所の準備
種を撒く場所は、畑や庭がおすすめです。
地面に種を撒く場合には、苦土石灰と少なめの肥料を混ぜ込んでおきましょう。
それからスコップを使って、40cmほどの深さまで耕しておきましょう。
大きなダイコンを収穫するためには、深く耕すのがポイント。
ダイコンを育てる間隔
地面に種を播くときは、最終的にこちらの間隔を目指します。
- 株と株の間の間隔は25cm
- 畝に一列植える
- 列と列の間の間隔は25cm
プランターや植木鉢を使う場合には容器の大きさにもよりますが、上と同じくらいの間隔にしましょう。
種を撒くときのポイント
種を撒くときは、一箇所に三粒の種を撒きます。
二つか三つの芽が生えてくるので、そのうち最も生育が良い一つだけを残し、他は切り取りましょう。
これを間引きといいます。
間引いた芽は食べてもOK。
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寒冷紗で寒さから守る
ダイコンを秋から冬に育てる場合は、寒さが問題になります。
そこで、気温が0度近くまで下がったら、寒冷紗を使って寒さから守りましょう。
支柱を使って小さなトンネルを作るのがおすすめです。
ダイコンは連作障害が起きにくい野菜
ダイコンは連作障害が発生しにくい野菜。
そのため、輪作はあまり考えなくても大丈夫です。
主な害虫
アブラムシが葉につくことが多いです。
主なトラブル
収穫が遅いとスが入ることがあります。
耕すのが浅かったり、石があったりすると、曲がりやすいです。
保存方法
ダイコンは鮮度が悪くなりにくい野菜です。
冷蔵庫で保存すれば、鮮度が維持できます。
おすすめポイント
ダイコンは根だけでなく、葉も食べられます。
シャキシャキした食感で美味しいですよ。
例えば、お味噌汁の具にしたり、チャーハンの具にするのがおすすめです。
葉は固めなので生ではなく、加熱して食べましょう。
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家庭菜園向けダイコンの育て方まとめ
今回は家庭菜園の初心者向けのダイコンの育て方を紹介しました。
家庭菜園でダイコンを育てると、冬にダイコンを食べられます。
この機会にぜひ、ダイコン栽培に挑戦してみてください。