今回は、「しいたけ農園」というシイタケ栽培キットをご紹介したいと思います。
しいたけ農園とは自宅で簡単にキノコ栽培ができるキットです。
Amazonで買ったら冷蔵の箱で届きました。
ちょっと開けてみます。
こちらがしいたけ農園という商品です。
美味しいしいたけを自宅で育てるキノコ栽培キット
私の実家は農家なので、原木しいたけを育てています。
これは菌床栽培です。
キノコの栽培方法は、菌床か原木のだいたい二種類に分かれます。
栽培手順も箱の側面に書いてあります。
育て方マニュアルみたいな説明書も入っていました。
菌床の見た目はちょっとグロテスク…
これは育てるために使うビニール袋ですね。
シイタケの育て方
栽培方法を見てみると、
- 栽培ブロックを袋から取り出します
- 栽培ブロックを水洗いします
- 霧吹きで濡らして袋の中にブロックを入れます
- 5日~2週間するとシイタケの芽が出てきます
- 収穫
という感じです。
しかもその後、休養させたら2回収穫ができるみたいです。
ただ注意点として、6月から9月はクーラーが効いた部屋など家のできるだけ涼しい場所で管理して下さい。
この栽培キットはいろんなシリーズがあるみたいです。
エリンギ、ナメコ、ヒラタケ、エノキ、ブナシメジ、キクラゲなどシイタケだけではなくたくさんあります。
栽培の始め方
普通はこのブロックに水をかけるだけらしいですが、説明書を見たら6月から9月の暑い時期は水に浸けて下さいと書いてありました。
バケツに水を張ってその中にブロックを入れてたっぷり水をを吸わせて下さいとあったので、やり方を変えます。
バケツに水を入れて用意しました。
これにブロックを浸けこみます。
確かにすごく乾燥している気がします。
このまま30分置いて水を吸わせます。
水に浸けてから30分経ったのでバケツから取り出して、備え付けの袋の中に入れました。
後はこの上を軽く止めればOKみたいです。
説明書によると、
2日~2週間すると小さいシイタケの芽が出てきます。
気温が高く室内の栽培温度が18以下にならない場合は、夕方より朝まで屋外へ袋ごと出し、朝は室内に入れると良いでしょう。
昼間は20~23度にします。
ただ私の部屋は今、20度以上あります。
ちょっと温度が高すぎるので、ベランダに出すとか涼しい場所に置くとかエアコンを使うとかしないといけないみたいです。
とりえずこれで準備が完了したので、この後2週間くらい栽培をしてみたいと思います。
実際本当にシイタケが収穫できるのでしょうか。
しいたけ栽培に適しているのは10月から5月までで、夏場の気温が高い時期は栽培が難しいみたいなのでちょっと心配です。
キノコ栽培3日目
キノコ栽培を始めて3日目です。
3日目でこんな状態です。
上の方からシイタケがぴょこぴょこ生えてきました。
ただ土台の下の方からはまだ全然生えてきていません。
上の方だけシイタケが生えてきています。
このキノコ栽培は、お風呂場で保管しています。
室温は22度くらいです。
できるだけ温度を下げるために氷を使っています。
氷を袋に入れて、それを栽培袋の中に入れることで袋の中の温度をできるだけ下げています。
それから毎日2回霧吹きで水をかけています。
こんな風にキノコが生えてきています。
キノコ栽培4日目
キノコ栽培を始めて4日くらい経ったところでこんなにシイタケがぽこぽこ生えてきました。
こんな感じです。
可愛いですね。
ただ上の方だけしか生えてなくて、下の方からはまだあまり出てきてないです。
最初霧吹きがなくて、手でパッパッと水をかけていたのでその影響かもしれません。
今は霧吹きで下まで水をかけれているので、下からもまたこれから出てきてくれるんじゃないかなと思います。
霧吹きは百円ショップで買ってきたものを使っています。
1日2回こんな風に水をかけています。
温度を下げるために氷を袋に入れて栽培袋の中に入れていましたが、今はペットボトルに水を入れて凍らせたものを使っています。
こんな感じでこのシイタケくんが大きくなるのを観察していきたいと思います。
キノコ栽培5日目
シイタケ栽培を始めて5日くらい経ったんですが、たくさんシイタケが生えてきました。
説明書を見てみると、一度にたくさん生えてきてしまうとひとつひとつが小さくなってキノコが大きく育たないらしいです。
なので間引きが必要らしいので、ちょっと数を間引いて減らそうと思います。
それからキノコの傘の裏側にヒダができたら収穫するタイミングなので、そういうものがあったらそれも採りたいと思います。
こんな感じでいいかな。
触れ合っているキノコだけ間引きました。
なぜかこれだけ下を向いていますね。
キノコは光合成はませんが光に伸びていく屈光性という特徴があります。
それから重力の反対側に伸びていく特徴もあります。
これだけキノコを間引きました。
食べれるみたいなので料理に使って食べたいと思います。
ペットボトルに水を入れて凍らせたものを袋の中に入れて、できるだけ温度を低く保って栽培をします。
キノコ栽培6日目
キノコ栽培を始めて6日目の状態がこんな感じです。
だいぶキノコが大きくなってきましたね。
ただ菌床の下の部分からはキノコが全然生えてきません。
どういう理由なのかはちょっとよくわかりません。
それからこのキノコの収穫のタイミングは、傘の下の部分にヒダが出てきたらです。
ちょっと確認してみましょう。
まだヒダは見えていないですね。
もうちょっとこのまま栽培を続けたいと思います。
それではまた霧吹きで水をかけて、凍ったペットボトルと一緒に袋の中に入れて置いておきます。
以下の映像はキノコ栽培6日目から7日目の6時間で撮影した連続写真です。
キノコ栽培7日目
キノコ栽培を始めてからちょうど一週間が経ちました。
月曜日に水に浸けて、今ちょうど日曜日になりました。
見ての通り大きなキノコがたくさんなりました。
今日はこのキノコを収穫します。
こんな感じでどっさりシイタケが生えました。
なぜか下の方は全然生えませんでした。
ひとつだけ下に向かって生えちゃっているキノコもいます。
シイタケの収穫
さっそくキノコを収穫していきます。
収穫はハサミかカッターでやると良いらしいです。
なのでこちらのキッチンバサミでカットしていきます。
ここの傘の部分が開いて、ヒダが出てきたらそれ以上大きくならないそうなので収穫しないといけません。
できるだけ根元から収穫して、あまり軸を残さない方が良いらしいです。
このシイタケ栽培は基本的には冬にやって下さいとあって、春や夏はあまり上手く育たないみたいですごく心配でしたが、なんとか上手く育ちました。
夏に育てる場合にはクーラーが効いた部屋で育てて下さいとありましたが、私は部屋でクーラーを使っていなかったので、クーラーの代わりに凍ったペットボトルを使うことで何とか代用して栽培ができました。
夏だからとキノコ栽培を諦めている人には、工夫をすればキノコ栽培ができるとお伝えしたいと思います。
シイタケの香りは原木よりも弱い気がします。
実家だと原木シイタケを育てているので、よく原木シイタケを食べていました。
これは1回収穫したら終わりではなく、もう1回収穫ができるみたいです。
ただ休養期間が必要らしいので、霧吹きで水をかけて2~3週間置いてその後水に浸けてから再栽培できます。
こんな感じに収穫が終わりました。
収穫したシイタケです。
思った以上にたくさん収穫できました。
この栽培キットはAmazonで1,380円でした。
1,380円でシイタケ栽培を楽しめて、これだけ収穫できたらかなりお買い得ですよね。
しかも今回は栽培が難しい暑い時期にやってこれだけ採れたので、秋とか冬だったらもっと大きいのが採れるのかもしれないです。
収穫したシイタケの数
何個キノコが収穫できたのか、数えていきたいと思います。
35個のシイタケが収穫できました!
35個!
すごいですね。
こんなに上手くいくと思わなかったので、ちょっと自分でも驚きです。
採れすぎちゃったので料理に使って食べるのはもちろんのこと、一部は干し椎茸作りに使おうかなと思います。
実家でも原木シイタケを干し椎茸にしていたので、そのやり方を応用したいと思います。
簡単に椎茸を育てる方法まとめ
今回は、キノコ栽培キットでシイタケを育てる方法をご紹介しました。
だいたい1週間くらいでこれだけたくさんのシイタケを収穫することができました。
思った以上に簡単で、育っていく様子が見ていてすごく楽しかったのでぜひ皆さんも挑戦してみて下さい。
こちらの動画でも紹介しています。