家庭菜園の入門本『おうち野菜づくり』を出版しました!

植物工場の水耕栽培の容器をコンテナと発泡スチロールで格安で作成【ミニ植物工場を作ろう】

今回はミニ植物工場を作ろうシリーズの第二弾としまして、栽培する容器の作り方を紹介したいと思います。

  • 小型の植物工場を作ってみたい!
  • 水耕栽培に興味がある

という方におすすめの内容です。

第一弾では栽培する棚を作りました。

植物工場の棚とLED照明を設置する方法はこちらで詳しく説明しています。

ミニ植物工場の棚とLED照明を設置する方法と材料!自宅の室内で野菜を水耕栽培で育てる設備を手作り

栽培する容器を作る

今回は、栽培する容器を作りたいと思います。

栽培容器作りの材料がこちらにあるものです。

これは発泡スチロールの板です。

それからこれはコンテナです。

このコンテナの中に液体肥料を入れて、この発泡スチロールを中に入れます。

そしてこの板に穴を開けて、そこに野菜の苗を植えます。

今回はこの発泡スチロールを加工して、こちらのコンテナのサイズに合わせる作業を紹介したいと思います。

私は大きめの容器を使うんですが、もっと小さな容器で作ることもできます。

逆に、もっと大きな容器でもできます。

例えば100円ショップではこのような小さな容器が売っていると思います。

小さな容器で水耕栽培をしたい場合には、この容器を使っても構いません。

他にも発泡スチロールの箱を使うという方法もあります。

それならその箱についている蓋を、この発泡スチロールの板と同じような役割で使えます。

もっと大きなサイズで作りたい場合には、塩ビパイプなどを使ってプールの外の壁を作ってその中に防水シートを敷くと栽培容器が作れます。

お好みのサイズに合わせて栽培容器の種類を選んでください。

では実際の作業に移りましょう。

棚と栽培容器

私が使うコンテナをメタルラックに置くと、これぐらいのサイズです。

左右に少しだけ余裕があります。

このメタルラックのこの高さは40cmから45cmほどありまして、このコンテナは20cmぐらいの高さがあります。

横から見てみるとこんな感じです。

いろんなサイズのコンテナがありますが、今回私はモノタロウというネット通販でコンテナを買いました。

こちらのコンテナのサイズはこんな感じです。

今はここは透明な板なんですが、ここに断熱性の素材とかを敷いた方が良いと思います。

何故かというと、ここの下のLEDの熱が下から栽培容器に伝わってしまうからです。

本当はもう少し、ここの高さが薄い容器が良かったです。

それから横幅も、このギリギリまであった方が良かったです。

ただ完璧な理想通りな容器というのはなかなか見つからないと思うので、80店から90点の容器が見つかればそれを使ってみてください。

耐久性とかコストとか、手に入りやすさなどいろんな要素を考えないといけません。

ミニ植物工場の材料

買った物の紹介をします。

発泡スチロールの板

ここにあるのは発泡スチロールの板です。

5枚セットのものを買いました。

厚みが薄いものとか、サイズが小さいものは100円ショップでも売っています。

この厚みは2~3cmぐらいが良さそうです。

この大きさは栽培に使う容器次第です。

この発泡スチロールの板は縦の長さはぴったりぐらいで切らなくていいんですが、横幅がちょっと大きくて余ってしまうので、これからここの部分を切断します。

このままだと野菜が植えられないので、切断してから、穴を開けます。

穴を開けて野菜を植える定植穴にします。

その開ける穴の間隔は、育てる野菜とか目指す栽培によって変わってくるんですが、今回はレタス栽培を想定してちょっと間隔広めでやりたいと思います。

水菜みたいな野菜だったら、もっと狭い間隔で開けてもOKです。

私は発泡スチロールを使うんですけれども、スタイロフォームというもうちょっと耐久性がある頑丈なものを使ってもいいと思います。

だから発泡スチロールでなくても、普通のプラスチックの板などでも大丈夫です。

発泡スチロールだと水に浮いてくれるので苗と液面が上下しないのがいいところです。

プラスチックの蓋だと水が減った分だけ株と培養液の間にちょっと隙間ができてしまいます。

それから今回はこの何の変哲もない発泡スチロールの板を使うんですが、水耕栽培洋の発泡スチロール板というものも売っています。

それは最初から栽培容器の大きさに合わせてカットされていて、かつ植え穴が開いています。

その数は育てる野菜によって違っていて、たくさん空いているものもあるし、ある程度間隔を開けて並んでいるものもあります。

そのような水耕栽培用のパネルを購入していただくと加工作業がいらないので非常に楽です。

その分、値段は高くなります。

今回私は出来るだけ低コストでやろうと思ったので、ただの発泡スチロールの板を使います。

加工作業が面倒くさい人は、市販のものを使ってください。

栽培槽のコンテナ

それからコンテナなんですが、これぐらいの大きさです。

深さが20cmぐらいあるんですけれども、私としてはもうちょっと浅い方が良かったかなと思っています。

ただそのサイズのものがなかったり、あったとしても長さが短すぎるとか横幅がありすぎるとか、値段が高すぎるとかいろいろ問題があってこれを使うことにしました。

今回使う材料に関しては、すべて商品リンクを貼っておくので興味がある人は是非見てください。

正直このような容器は培養液が貯まれば、どんなものを使ってもいいと思います。

一つポイントとしては透明なものですと、光が通ってしまって培養液に藻が生えてしまうので、このような色が付いていて光を通さないものがいいと思います。

もし光を通すものを使う場合には、黒いビニールやアルミで覆うなどして光が入らないようにする必要があります。

加工に使う道具

加工作業に使う道具ですが、二つあります。

まずはこちらの発泡スチロールカッターです。

発泡スチロールカッターはいろんなタイプがありますが、これは100円ショップのダイソーで買ったものです。

スイッチを押すだけで電気が通って、ここに熱を帯びて発泡スチロールが切れます。

今回はこれを使う予定です。

これではなくてもネット通販とかホームセンターで発泡スチロールカッターが売っているので、それを使っていただいてもOKです。

この切断する部分が糸のタイプのものがおすすめです。

こちらはペットボトルカッターという名前で売られていたものです。

ただ今回はペットボトルを切るのではなくて、発泡スチロールを切るのに使います。

こういう棒状のタイプの発泡スチロールカッターが一番適していると思います。

これは苗の植え穴を開ける時に使います。

両方とも熱を帯びて危険な道具なので、安全に注意して使ってください。

特に子供だけで作業することがないように注意してください。

それから最終的にはこのようなスポンジに野菜の種を蒔いて苗を作ります。

そしてできた苗をこのスポンジごと発泡スチロールの穴にはめ込んで野菜を育てるという感じです。

なのでこのスポンジの大きさより少し小さめの穴を開けます。

水耕栽培の栽培槽の加工作業

作業していきます。

発泡スチロールの板を切断する

この容器の底の部分の長さを測ります。

この容器の底は大体36cmです。

なぜ底の部分を測っているかというと、上の部分で測ってしまうと、この一番上にはハマりますがそれよりも下に行かないからです。

培養液の水位が下がったときにこの板も下がって欲しいので、一番底の幅に合わせてこれを切断します。

36cmだったので、36cmのところに目印を付けます。

このように線が引けたので、この線に沿ってこの発泡スチロールカッターで切ります。

これを切るのはめちゃくちゃ気持ちいいのでちょっと見ててください。

ただ親指を押しているだけで、どんどん切れて行きます。

伝わらないかもしれないですが、すごく気持ちいいです。

力は全然必要なくてスーッと溶けていきます。

切断できました。

こんな感じに容器にピッタリはまります。

野菜用の植え穴を開ける

では次に、植え穴を開けていきたいと思います。

植え穴を開ける間隔はなかなか悩みどころなんですが、例えば横に1234と4列を2行で8株植えたり、横に3株・2株・3株の3行で8株植えたり、そんなやり方があると思います。

あとはもっと細かい間隔で穴を開けたりもあります。

今回私は3株・2株・3株で合計8株植えられる穴を開ける予定です。

間隔としては広めだと思うんですが、とりあえずそれぐらいでやろうかなと思います。

開ける穴の数が多いとかなり大変なので、大量に穴を開けたい時には最初から穴が開いているパネルを買った方がいいと思います。

実はすでに1枚作っていました。

これが完成版です。

3列で、3株・2株・3株と等間隔で苗が植えられるようになっています。

ここが端から6cm、下から6cm。

ここは端からここまでが30cm。

ここは下から18cm、端からも18cm。

そんな感じで並んでいます。

それからここの穴を開けるためには、先ほどの発泡スチロールカッターとは別の棒タイプの発泡スチロールカッターを使って穴を開けました。

1枚できてしまえば、あとはこれを使って他の板にもマーキングをして同じようなものを量産できます。

では、やっていきましょう。

まずは2枚をぴったりと重ね合わせて、ここの穴にマークを付けていきます。

次にここを棒状の発泡スチロールカッターで溶かして穴を開けていきます。

こんな感じの穴を開けました。

この大きさのスポンジを入れるので、もうちょっと穴を大きくします。

今こんな感じです。

入れようと思えば入れられるんですが、もうちょっと大きめにします。

穴を少し大きくしました。

これぐらいならこのスポンジがちょうどよく収まるかなと思います。

発泡スチロールの加工作業は終わりです。

このコンテナの中に水を入れました。

この上に発泡スチロールの板を浮かべてみます。

水の量が少ないので分かりづらいと思うんですが、今発泡スチロールの板が水の上に浮かんでいます。

これで液肥の量が多少変わっても、発泡スチロールが高さを調整してくれて、植物は常に水面に近いところで栽培ができるようになりました。

後はもうちょっと改善するとすれば、この辺にちょっと隙間があるのでここにエアーポンプのチューブを入れてこの隙間も発泡スチロールの端材を使って埋めようかなと思っています。

これで栽培容器の準備ができました。

ミニ植物工場で野菜を水耕栽培する容器の作り方まとめ

今回は栽培容器の準備をご紹介しました。

ミニ植物工場用の苗の作り方や液肥の準備、エアーポンプ、循環扇の準備などはまた別の記事で順番にご紹介していきます。

水耕栽培やLEDでの栽培に興味がある人は、是非試してみてください。

こちらの動画でも紹介しています。