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家庭菜園で8月から育て始めるおすすめ秋冬野菜25選【おすすめ品種とコツ】

今回は、8月から育て始めるおすすめ秋冬野菜25選について紹介します。

  • 夏野菜だけでなく、秋野菜や冬野菜も育ててみたい
  • 具体的にいつ頃からどんな準備をしたらいいの?
  • どんな秋冬野菜がおすすめ?

このような疑問や要望がある方は、ぜひ最後までお読みください。

8月から育て始めるおすすめ秋冬野菜25選

8月は夏野菜が終わりかけて、秋野菜の準備を始める時期です。

その年によっては、9月中旬頃まで残暑が長引いてしまうこともあるかもしれませんが、あまり秋野菜の準備を遅くしてしまうと、今度はすぐに寒くなってしまいます。

そのため、秋野菜の準備は8月中からやっておくことをおすすめします。

家庭菜園と言えば、ナスやミニトマト、ピーマンなどの夏野菜の人気が高いと思いますが、秋や冬の野菜も育てるのがとても面白いです。

家庭菜園初心者の方で、今年初めて夏野菜を育てた方は、ぜひ夏野菜だけで終わらせずに秋の野菜も育ててみてください。

今回はおすすめの秋野菜25種類を紹介していきます。

1.大根

秋冬野菜の代表と言えば大根です。

おでんや、鍋の具、大根おろしにして焼き魚につけるなど、いろいろな料理に使えて、しかも美味しい野菜です。

病気や害虫も発生しにくいので、とても育てやすい野菜でもあります。

しかも、自分で育てると葉も料理に使うことができます。

ベランダで家庭菜園をされている方のなかには、「プランターでは大根は育てられない。」と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

実は深いタイプのプランターを使えば、ベランダでも大根は簡単に育てることができます。

ベランダ菜園の方でも、長い青首大根が作れますので、安心して挑戦してみてください。

浅いプランターしか用意できない場合には、小さなタイプの大根がおすすめです。

例えば、紅芯大根のようなカブみたいな形状の大根がおすすめです。

紅芯大根は、その名の通り中が赤い綺麗な色をした大根です。

2.カブ

カブも秋冬野菜の代表の一つです。

煮物や漬物、味噌汁の具などにも使えてとても便利な野菜です。

カブの中でも、特に小さなコカブの方が育てやすいです。

例えば、「もものすけ」という品種は外側が赤で中が白という変わった品種です。

皮がペローンと綺麗に剥けるのが特徴です。

変わったカブを育ててみたいという方にはおすすめの品種です。

3.にんじん

次に紹介するのはにんじんです。

にんじんもある程度の深さがあるプランターであれば、ベランダなどの家庭菜園でも育てることができますし、もちろん畑でも育てられます。

普通のにんじんでは面白くないという方には、「丸にんじん」という品種がとても可愛い形状をしているのでおすすめです。

但し、丸にんじんをそのまま放置して育て続けると、成長してどんどん長くなり、最終的に普通のにんじんになってしまうので注意しましょう。

また、にんじんは発芽をさせるのが難しい野菜です。

にんじんの種子は好光性の種子なので、種に光が当たらない状態で土の表面にパラパラと種を蒔くだけでは、乾きすぎてしまったり、雨や水やりの際に種が流れてしまったりします。

そのため、にんじんの種を蒔いた後には、少しだけ薄く土を被せて手でしっかり鎮圧するようにしてください。

鎮圧をすると土と種が密着をするので、種に水分がいき渡るようになります。

また雨や水やりの際に種が流されにくくなる効果もあります。

にんじんの種蒔きをする際は、鎮圧をしっかりすることがポイントです。

4.ミニゴボウ

次はミニゴボウです。

ミニゴボウを育てる時には、収穫の際に土を掘らなくてもよい袋栽培がおすすめです。

ゴボウもきんぴらゴボウにしたり、ピーラーで薄くして鍋やしゃぶしゃぶにも使えて、とても便利な野菜です。

5.キャベツ

次はキャベツです。

キャベツは見た目がゴージャスなので、家庭菜園でも人気がある野菜です。

但し、虫が発生しやすいので、防虫ネットは必須です。

キャベツなどのアブラナ科の野菜は蝶やガの幼虫に葉を食べられてしまうので、防虫ネットでしっかり保護しましょう。

また、キャベツは苗の時は非常に小さいですが、成長するとかなり大きくなります。

スーパーなどでは玉で販売されているのでそれほど大きく感じないかもしれませんが、その周りに大きな葉ができるので、実際はその玉の2.5倍ぐらいのスペースが必要になります。

キャベツの苗を植え付ける時には、しっかりと距離をあけることが大切です。

6.芽キャベツ

次は芽キャベツです。

実際に芽キャベツがどんな風になるのか知らない方も多いと思います。

芽キャベツには太い軸が一本あって、そこから葉が出た根本の部分に小さなキャベツがなるという面白い野菜です。

但し、芽キャベツがきれいにできるまでには結構時間もかかるため、育てるのがやや面倒でもあります。

手間がかかるぶん、他の野菜よりもかなり面白い見た目をしているので、SNSなどで情報を発信している方には芽キャベツはかなりおすすめです。

芽キャベツのように少し変わった野菜の様子をアップすることで、SNSでの視聴者の反応も期待できます。

7.プチヴェール

次はプチヴェールです。

プチヴェールは、ケールと芽キャベツを掛け合わせた野菜です。

見た目は芽キャベツのようですが、サニーレタスのキャベツ版のようなゆるい結球の物が出来ます。

寒さにもかなり強く、とても育てやすい野菜で、キャベツよりも育てるのは楽です。

8.ケール

次はケールです。

ケールと聞くと日本人はすぐに青汁を連想すると思いますが、実は海外ではケールはかなりポピュラーな野菜です。

中南米やアフリカなどでは、ケールは当たり前に料理に使われており、日本人にとってのキャベツぐらいの感覚でいろいろな料理に使われています。

ケールの味は、キャベツと比べると葉が固くて苦いという特徴がありますが、しっかりと火を通すことで美味しく食べられる野菜です。

また、育てるのもキャベツよりも簡単ですので、キャベツ栽培に失敗したことがある方は、ぜひケールの栽培に挑戦してみてください。

9.カーボロネロ

次はカーボロネロです。

カーボロネロは、イタリアで人気の野菜で、育てるのがとても簡単です。

多少虫が付くこともありますが、かなり大きく成長し、長い期間収穫することができます。

但し、味に少し癖があり、苦みが結構強いため、好みが分かれると思います。

また、実際にカーボロネロを栽培する際は、株数はあまり多くしない方が良いです。

10.ブロッコリー

次はブロッコリーです。

ブロッコリーは、一番最初に出来た頂花蕾をまず収穫します。

そうすると、脇芽から側花蕾という小さなブロッコリーが出てくるので、それも収穫できます。

収穫が何回も味わえるのが、ブロッコリーの魅力の一つです。

また、早めに成長点を取って、2本仕立てにする方法もあります。

最近では、「茎ブロッコリー」という最初から側花蕾が発達する品種も人気です。

11.カリフラワー

次はカリフラワーです。

カリフラワーもブロッコリーと同じぐらい人気のある野菜です。

特に「ゆきのこ」という品種は食感も良く、甘さも強くて美味しいのでおすすめです。

12.ロマネスコ

次はロマネスコです。

ロマネスコと言えばネジネジが特徴の野菜です。

SNSなどにアップしても面白い野菜なので、とてもおすすめです。

ちなみにロマネスコのネジネジを収穫せずに放っておくと、ネジネジ自体がだんだんと伸びていき、そこから蕾が発生し花が咲きます。

興味のある方はぜひ試してみてください。

13.ジャガイモ

次はジャガイモです。

おすすめは「インカのめざめ」という品種です。

その理由は、とにかく甘くて味が濃いからです。

ちなみに北海道では、インカのめざめを使った細長いタイプのポテトチップスが販売されています。

北海道限定商品のようですので、みなさんも北海道を訪れた際はぜひ探してみてください。

14.長ネギ

次は長ネギです。

やっぱり冬の鍋には長ネギが欠かせません。

長ネギは味噌汁の具にもピッタリです。

長ネギを育てる際は、苗を購入するのがおすすめです。

長ネギの苗はホームセンターなどで購入できますので、それを買って育てましょう。

少しずつ土を寄せていくと、白い部分が長い苗ができます。

15.白菜

次は白菜です。

白菜も冬の鍋には絶対欠かせない野菜です。

白菜は育てるのは簡単ですが、虫に食べられやすいので、防虫ネットは必須です。

または農薬を使用してしっかり害虫を駆除するかのどちらかの対策を必ず行ってください。

最近ではミニ白菜も人気です。

普通の白菜の場合、一玉がかなり大きいので、育てるのが大変で、人数が少ないと食べるのも大変だったりもします。

ミニ白菜はかなりコンパクトな形状のため、育てるのも簡単で、食べる時もミニ白菜だとちょうど良い量になります。

16.チンゲン菜

次はチンゲン菜です。

チンゲン菜の中でも、最近ではミニチンゲン菜が流行っています。

狭い間隔でたくさん育てることができ、料理に使う際もミニチンゲン菜ぐらいのサイズの方が使い勝手がよくて便利です。

17.水菜

次は水菜です。

水菜もサラダや鍋物には欠かせない野菜です。

ミニ植物工場など、室内での水耕栽培でも簡単に育てることができるので、ぜひたくさん育ててみましょう。

18.小松菜

次は小松菜です。

小松菜は、煮ても良し、味噌汁に入れても良し、鍋に入れても良しと何にでも使える万能な野菜です。

19.春菊

次は春菊です。

春菊は独特の香りと苦味が特徴です。

そのため、好き嫌いが分かれる野菜でもあります。

春菊は、最初の葉(成長点)となる真ん中の部分を収穫すると、そこから脇芽が発生し、そこが伸びていって何度も収穫できる野菜です。

すき焼きなどには重宝する野菜ですので、ぜひ育ててみてください。

20.リーフレタス

次はリーフレタスです。

リーフレタスは、結球しないタイプのレタスです。

結球するタイプの普通のレタスを育てるのもいいですが、栽培の難易度が高くなります。

結球しないリーフレタスは育てるのも簡単で、サラダなどにして食べても十分美味しいです。

リーフレタスは、外側の葉から少しずつ収穫すれば、長い期間収穫を楽しむことができます。

ミニ植物工場など、室内での水耕栽培でも簡単に栽培することが可能です。

21.サンチュ

次はサンチュです。

サンチュもほぼリーフレタスと同じような特徴を持っています。

サンチュのほうが葉が横に広がっていたり、葉自体が柔らかいのでサムギョプサルなどのお肉を包んで食べる時などには向いていると思います。

22.葉ネギ

次は葉ネギです。

葉ネギは種から育てるのがおすすめです。

成長して刈り取ったらまた伸びてくるので、何回も収穫ができます。

料理の薬味には欠かせない野菜です。

23.ワケギとアサツキ

次はワケギとアサツキです。

これらは球根から育てる点が葉ネギと大きく異なる点です。

ただ食べる分にはそこまで大きな違いはありません。

葉ネギ同様、料理の薬味には欠かせない野菜です。

葉ネギ、ワケギ、アサツキのどれか一つは家庭菜園で育ててみることをおすすめします。

24.ニラ

次はニラです。

ニラは本当に育てやすい野菜です。

独特な強い匂いが嫌いな方もいるかもしれませんが、餃子やレバニラ炒めなど、ニラが欠かせない料理も多々あります。

ニラは上手く育てれば、何年も収穫することができます。

葉が伸びてきたら刈り取って、そのまま放置しておくとまた葉が出てくるという流れで繰り返し収穫できます。

ニラもぜひ育ててみましょう。

25.スイスチャード

次はスイスチャードです。

スイスチャードはフダンソウとも呼ばれており、とても育てやすい野菜です。

味にクセがないので、様々な料理に使うことができます。

また、見た目がとても綺麗でカラフルなので、とてもおすすめです。

カラフルな野菜が育てたい人は、ぜひスイスチャードを育ててみてください。

100円ショップの種がおすすめ

今回紹介した野菜の種ですが、ホームセンターに行くと下の写真のような袋で300円から500円ぐらいで販売されています。

金額が高い分、入っている種の量も多いです。

例えば、下の写真にあるにんじんの種の場合、一袋300円で300粒入っています。

家庭菜園でにんじんを300株育てる人はなかなかいないと思います。

実際にはにんじんは100株以下で十分です。

このような点を考慮すると、100円ショップで一袋50円(二袋で100円)で販売されている種はちょうどいい量が入っています。

プレミアムの種の場合、一袋100円の商品もあります。

家庭菜園でそこまで広い畑でない場合、100円ショップで販売されている種で十分だと思います。

但し、100円ショップの場合、古い品種しか置いてなかったり取り扱っている品種が限られます。

そのため、珍しい品種など育てたい品種にこだわりがある場合は、ホームセンターで購入することをおすすめします。

野菜の再生栽培

8月は再生栽培もできます。

再生栽培は真夏や真冬に始めるのは向いていないのですが、生命力が強い野菜であれば、真夏の8月から始められます。

例えば、空心菜です。

空心菜をスーパーなどで購入し、葉だけを食べた後、それを水に浸けておくと根が生えてきます。

これを水耕栽培の装置で栽培したり、プランターや畑に植えるなどして簡単に空心菜を育てることができます。

このように、購入した空心菜を全部食べてしまうのではなく、少し残して水に浸けておくことで苗として再生栽培することができます。

この他にも、シソやバジル、ミントなどについても茎の部分を水に浸けておくと根が生えてくるので、それを苗として再生栽培することが可能です。

8月に野菜を育てる時の注意点

ここでは8月に野菜を育てる時の注意点を紹介します。

注意点1:種蒔きは気温が高い時は避ける

まず、気温が高い場合は、種を蒔いても芽が出にくいことが多いです。

そのような場合は、お盆過ぎぐらいの気温が落ち着いてから種を蒔くようにしましょう。

注意点2:直射日光を避ける

直射日光が当たっているとかなり温度が高くなってしまうので、トンネルを使って遮光シートをかけてその下に種を蒔くようにしましょう。

注意点3:大雨や台風を避ける

8月はゲリラ豪雨があったり台風がやってきたりすることがあります。

そうすると強い雨や風によって被害が発生してしまいます。

例えば、強い雨で種が流されてしまったり、強い風で苗の茎が折れてしまうなどの被害が起こり得ます。

種蒔きをして苗を作る時には、事前に天気予報をチェックするなどの対策をしましょう。

注意点4:水やりの頻度を増やす

8月はまだまだ気温が高いため、土がすぐに乾いてしまいます。

そのため、水やりの頻度を増やすようにしましょう。

小さなポットで苗を購入した場合でも土がカラカラに乾燥しやすいので気を付けてください。

家庭菜園で8月から育て始めるおすすめ秋冬野菜25選【おすすめ品種とコツ】まとめ

今回は、8月から育て始めるおすすめ秋冬野菜25選について紹介しました。

暑さが厳しい地域やその年の夏の暑さによっては、8月ではなくて9月から育てた方がいい場合もあります。

その辺りは、みなさんがお住まいの地域の天気予報などをチェックしながら判断してみてください。

また、家庭菜園初心者の方は、野菜は種からではなく苗から育てるほうがより簡単でおすすめです。

但し、にんじんや大根のように苗で購入することが出来ず、直接種を蒔いて育てる野菜もあります。

そのような野菜については、種から育ててみてください。

また、秋冬野菜は虫が発生しやすいものが多いです。

防虫ネットなどを使用して対策をするようにしましょう。

これらの点に注意しながら、8月から秋野菜の準備をしてみなさんも家庭菜園で秋冬野菜をたくさん収穫してみましょう。

家庭菜園初心者の方で夏野菜しか育てたことがない方も、今回の記事の内容を参考にぜひ秋冬野菜に挑戦してみてください。

動画でも紹介しているので、ぜひご覧ください。