今回は10月に育てる野菜ランキングベスト5をご紹介します。
10月になるとだいぶ肌寒くなってきて、育てられる野菜も数が限られてきます。
ただ10月のうちに種を播いておかないとうまく育たない野菜もあります。
どんな野菜を育てようか迷っている方は是非最後までご覧ください。
今回も私の独断と偏見に満ちたベスト5となっております。
では早速第5位からご紹介します。
10月に植える野菜:第5位そら豆
第5位はそら豆です。
そら豆というのは大きめのさやに入っている豆です。
そら豆のさやは分厚いので食べられません。
えんどう豆などのさやは食べられます。
枝豆もさやは食べられません。
枝豆と同じようにそら豆もさやは硬くて食べられないんです。
最初に空に向かってさやができるので、そら豆といいます。
上のほうを向いてさやができて、大きくなると次第に下を向き始めます。
さやが下を向いたら収穫の適期といわれています。
10月にそら豆の種を播いた場合、秋~冬にはまだ収穫ができません。
来年の春から初夏ぐらいにかけて収穫が楽しめます。
そら豆の育て方
そら豆の種は種の片側に黒い筋みたいな部分があります。
その黒い筋の方を土に埋めてください。
それから種を土の中に完全に埋め込むのではなくて、4分の1くらいは土から頭が出るようにしてください。
種を直接畑やプランターに播いてもいいですし、ポットで苗を作ってから植えつけてもOKです。
種を播く時には鳥に食べられないように気を付けて下さい。
種を撒くと秋のうちに芽を出して葉っぱを広げます。
その後、冬の寒さに当たって一度生育が完全にストップします。
冬の終わりぐらいからまた葉っぱを出し始めます。
春になるとニョキニョキと太い茎を伸ばすようになります。
なので茎が出てくる少し前に支柱を立ててあげてください。
園芸用の支柱を何本か立ててあげればOKです。
そうしたら、伸びてくる幹の部分と支柱を紐などで固定してください。
そうすると倒れにくくなります。
そして大きな花を咲かせて豆ができます。
先ほども言った通り、最初は上の方を向いていて徐々に下がってきます。
下がって豆が大きくなったのを触って確認できたら収穫してください。
収穫したそら豆は殻ごと焼いたり、中の豆だけ茹でたりして食べます。
お酒が好きな人にとって春先は、そら豆料理をあてにしてお酒を飲むのにすごくいい季節です。
そら豆は春先からでも育てられる
今回は10月に種を播くのをオススメしていますが、実は来年の春から種を播いたり、苗を植え付ける方法もあります。
その場合は冬の終わりぐらいから準備をするようにしてください。
私は昨年そら豆を育てて、そら豆の収穫を楽しみました。
そら豆は正直いろんな料理に使える野菜ではありませんが、育てやすいという点でオススメできます。
畑でもプランターでも育てられますので是非育ててみてください。
詳しい育て方はこちらの動画でご紹介しています。
10月に植える野菜:第4位水菜
第4位は水菜です。
水菜は長い期間、種を播いて育てることができる野菜です。
真冬や真夏は外した方がいいですが、春から秋までかなり長い期間育てられます。
なぜ10月に育てるのをオススメするのかというと、10月に種を播くと12月ごろに収穫ができて鍋の季節にちょうど使えるからなんです。
水菜ってしゃぶしゃぶに使ったり水炊きに使ったり鍋物との相性が非常に良いですよね。
鍋以外にも、うどんやサラダなどいろんな使い方ができます。
クセがない野菜ですので水菜が嫌いという人はほとんどいないんじゃないかなと思います。
実はここにあるのが水菜です。
すごく小さな容器で水菜を育てています。
この水菜は8月下旬に種を播きました。
だいたい1ヶ月でこれぐらい育ちました。
暖かい時期だったら1ヶ月ぐらいで収穫できるくらいまで大きくなりますが、寒い時期は収穫するまで期間が長くなります。
だいたい2~3カ月はかかると思ってください。
10月ぐらいに種を播くと12月ごろに収穫ができます。
小さなプランターでも育てられますし、広くて浅めのプランターでも育てられます。
もちろん畑でも育てられます。
水菜はわざと徒長させるのがコツ
水菜を育てるときのコツは、わざと徒長させることです。
スーパーで売っている水菜を見ればわかると思いますが、茎が長く伸びていますよね。
それから柔らかいです。
あれは徒長しているからなんです。
どうやって徒長させるかというと、種を線状に播くのがおすすめです。
最初は1~2cmくらいの間隔で種を播きます。
するとかなり密に葉っぱが生えてきます。
そこから少しずつ間引きながら収穫して、そのまま育てます。
すると密集させている分、どんどん光を求めて葉っぱが大きく縦に伸びていきます。
水菜は病気や害虫が出にくく育てやすいです。
なので家庭菜園初心者の人にもオススメできます。
水菜は海外でもアルファベットで「mizuna」として販売されています。
私はいくつかの国で水菜が販売されているのを目にしました。
水菜は簡単に育てられますので、是非育ててみてください。
10月に植える野菜:第3位ニンニク
第3位はニンニクです。
実はニンニクはここに置いてありました。
ホームセンターで買った育てる用のニンニクです。
9~10月ぐらいになると販売されています。
ニンニクの育て方
ニンニクを植える時は、このまま植えるのではなくて剥いてひとかけずつにして育ててください。
それぞれのひとかけが土に埋まるぐらいの深さに植えると、そこからニョキニョキッと芽を生やしてきます。
芽を生やしてくるんですが、秋や冬の間にはまだ収穫ができません。
この冬を越えて来年の春の終わりから初夏ぐらいの時に収穫ができます。
ニンニク栽培のおすすめポイントは、ほぼほったらかしで栽培ができることです。
他の葉物野菜だと「虫がついていないかな?」とか「病気になっていないかな?」とかお世話をしないといけません。
しかし、ニンニクの場合ほとんどお世話らしいお世話は不要です。
病気にも強いですし、害虫も発生しにくいからです。
それから肥料を与える頻度もかなり少ないです。
最初に植え付ける時は元肥を入れて、その後は2~3ヶ月に1回ぐらいの頻度で追肥をして、本格的な寒さが来る前に一度肥料を与えます。
その後、冬の間は肥料を与えずに翌年の春先にもう1回肥料を与えるぐらいで十分です。
もちろん肥料の種類によってはもっと多くとかもっと少なくすることもできます。
ニンニクの芽が収穫できる
それから春先、暖かくなってくると花芽が伸びてきます。
ニンニクはニラより少し幅が広い葉っぱが出てきます。
その葉っぱの中からニョキーンとまっすぐ棒みたいなのができて、その先に小さな蕾がつきます。
それをそのままにしておくと花を咲かせます。
この時に花を咲かせてしまうと花に養分がいってしまうので、花は小さいうちに根元から取ってください。
根本から取った花芽の部分はニンニクの芽として食べられます。
スーパーに行くと「ニンニクの芽」って売っていますよね。
ニンニクの芽はすごく美味しくて、私は大好きです。
ニンニクの花の芽の茎の部分ですので、ニンニクを育てていればニンニクの芽が収穫できます。
私はニンニクの芽を豚肉とか牛肉と一緒に炒め物にするのが好きです。
スーパーに行くとものすごい安い牛肉が売っていることがあります。
それをそのまま焼いて食べようとすると、硬かったりにおいがきつかったりすると思います。
でも、ニンニクの芽と一緒に炒めるとニンニクの芽の良い香りのおかげで牛肉臭さが緩和されて食べやすくなります。
食用のニンニクでも植えられる
今回私は、ホームセンターで育てる用のニンニクを購入しました。
わざわざこれを買わずにスーパーで食用として売られているニンニクを土に植えて育てることもできます。
それでもちゃんと育ちます。
スーパーでニンニクを買ってひとかけずつ料理に使っていると、何個か芽が伸びてしまうことがあります。
シワシワになって緑色のやつがニョキンと生えてしまうことがあると思います。
そういうときにはそれを捨てずに取っておいて、夏の終わりから秋にかけて植え付けてみてください。
そうすると来年の春の終わりから夏の初めぐらいにはニンニクが収穫できます。
収穫する時は、生えている茎の部分をズボッと引っ張って引き抜けばOKです。
そのままでもフレッシュなニンニクなんですが、日陰などに干して貯蔵性を高めればその後何ヶ月もニンニクを使うことができます。
流行すると囁かれている”ニンニクスプラウト”
それからニンニクにはもう1つの育て方があります。
ニンニクスプラウトという食べ方です。
ニンニクスプラウトというのは名前の通りで、ニンニクの新しい芽の部分を食べる方法です。
2年前にニンニクプラウト作りをしました。
皆さんの冷凍庫には製氷皿ってありますよね。
氷を作るための容器です。
製氷皿のくぼみに一個一個ニンニクをひとかけずつ並べます。
そこに水道水を入れて日当たりが良いところに置いておくと芽が出てきます。
水は必ず毎日交換してください。
そうすると根っこが生えてくるし芽も生えてきます。
その芽の長さが10cmぐらいになったら収穫です。
ニンニクスプラウトは根を切ったり、食べる部分を切ったりする必要はなくて芽も普段食べている部分も根っこも全部食べられます。
ニンニクスプラウトにした方がニンニク臭さが残りにくいと言われています。
そのまま素揚げにしたり、天ぷらにしたり、もしくは刻んで使ってもいいです。
何年か前から徐々に流行りつつあるというか流行ると言われていましたが、そんなに爆発的には流行ってない野菜です。
ニンニクを育ててみたいけど土を使った栽培が嫌だという人はぜひ製氷皿を使った水耕栽培のニンニクスプラウトに挑戦してみてください。
ニンニクスプラウトの詳しい作り方はこちらの動画でご紹介しています。
ニンニクの袋栽培
更に追加の情報です。
ニンニクは袋栽培もおすすめです。
袋栽培というのは培養土が入っている袋にそのまま植え付ける方法です。
ミニトマトなどを育てる時には袋を縦に置いて使いますが、その袋をバターンと倒して横に寝かせて平らにして、そこにニンニクを植え付けてみてください。
そうしたら来年の初夏くらいには収穫ができるはずです。
昨年私はこの方法でニンニクではなくてホーム玉ねぎを栽培しました。
ホーム玉ねぎというのは種から育てる玉ねぎではなくて、小さな結球から育てるタマネギ栽培です。
秋に植え付けると冬には収穫ができます。
そのホーム玉ねぎを使った袋栽培はこちらの動画でご紹介しています。
第3位はニンニクでした。
非常に育てやすい野菜ですので、ぜひ皆さんも育ててみてください。
10月に植える野菜:第2位スナップエンドウ&さやえんどう
第2位はスナップエンドウ&さやえんどうです。
ここにきて2個選ぶという禁じ手を使わせていただきました。
スナップエンドウとさやえんどうは育て方がほぼ一緒です。
野菜としては微妙に違いますし、料理としての使い方も違いがあります。
また、名前も別ですが同じ育て方なので今回一緒にさせていただきました。
スナップエンドウ&さやえんどうの育て方
どんなスケジュールで育てるかというと、10月ぐらいに種を播いてください。
直接畑やプランターに播いてもいいですし、ポットで苗を作ってから植えつけてもいいです。
そうすると秋のうちにツルを伸ばして、冬の寒さで1回ピタッと生育をストップさせます。
冬が明けて徐々に暖かくなってくると、またニョキニョキッとツルを伸ばします。
スナップエンドウとさやえんどうは木になる豆ではなくて、細長いツルをたくさん伸ばします。
なので支柱を立てるかネットをはる必要があります。
秋から冬の間はそんなにやらなくてもよくて、春になってからの設置でOKです。
春から初夏ぐらいまで実を何個も実らせてくれます。
畑の場合、支柱やネットが必要です。
庭やベランダだったらフェンスに巻き付けさせたり、手すりのような部分に巻き付けさせるのでも十分です。
スイカやメロンみたいに大きくて重たい実が成るわけではないので、ガッチリとした支柱を立てなくてもいいです。
しかし、春先は「春一番」といわれるような非常に強い風が吹くことがありますよね。
そういったものの被害を受けないぐらいには、しっかりした支柱を立ててください。
スナップエンドウとスナックエンドウ、絹ぬさやとさやえんどうの違い
それから名前について説明します。
スナップエンドウとスナックエンドウという2つの名前を聞いたことがあると思います。
スナップエンドウというのがこの種類の野菜の呼び方です。
スナップエンドウの中に商品名としてスナックエンドウという種類があるといった感じです。
それから、絹ぬさやとさやえんどうも呼び方が2種類ありますよね。
絹さやというのは関西の方で主に使われている呼び方だそうです。
さやえんどうは半島というか東日本で呼ばれている呼び方だそうです。
なので基本的にはひとつの野菜だと考えてください。
もちろんひとつの野菜といっても、色々な品種があります。
スナップエンドウ&さやえんどうの違い
家庭菜園初心者の人は、スナップエンドウとさやえんどうの違いがよくわからないかもしれません。
スナップエンドウは肉厚で食感がしっかりしています。
さやえんどうは薄くて、刻んで味噌汁に入れたり、煮物に添えたりという使い方をします。
私はスナップエンドウの方が好きです。
なぜかというと食感がしっかりしているのと、甘さが強いからです。
スナップエンドウだったら、そのまま茹でてマヨネーズをつけて食べるのが私は大好きです。
ただ、いろんな料理に使えるという点はさやえんどうの方が有利かなと思います。
豆苗を土に植えるとどうなる?
豆苗という野菜がありますよね。
スーパーで売っているにょきにょき生えていて、2~3回ぐらい収穫して食べるいるアレです。
とても安くて、98~120円くらいの金額で売っています。
豆苗を水につけておくと、また生えてきてもう1回収穫できます。
それを水につけずに土に植えて育てると、どんどん伸びてさやえんどうがなります。
これは私が2年ぐらい前に実際に試してサヤエンドウがなって収穫して食べました。
豆苗という野菜は、エンドウ豆の一種のスプラウトだからです。
なので、水耕栽培で新芽を食べずに土に植えしっかり育てると、エンドウ豆(エンドウ類)の実がなります。
皆さんが想像するさやえんどうとは少し違います。
豆苗を土に植えて育てた時に食べましたが、硬くて筋っぽくて美味しくありませんでした。
一応見た目はさやえんどうっぽい感じでしたが、食べた感じが違うなと思いました。
多分、それはさやえんどうとして食べるのに向いた品種ではなくて、スプラウトとして食べるのに向いた品種が選ばれているからだと思います。
春に植えて初夏に収穫する方法もある
今回は10月に種を播いて越冬させ、翌年の春に収穫をしましょうという話をしたが、来年の春に植え付けて初夏ぐらいから収穫する方法もあります。
その場合には、冬の終わりぐらいからポットで苗を作り始めたり、もしくは春の初めあたりに販売される苗を購入して植えるようにしてください。
10月に植える野菜:第1位イチゴ
第1位はイチゴにしました。
正直、イチゴを育てるのは難しいんですが、難しいからこそ挑戦しがいがあると思い選ばせていただきました。
イチゴの育て方
イチゴは種を買って育てるのではなくて、苗を買って苗を植え付けるようにしましょう。
植え付けるのは9~11月でもいいと言えばいいですが、10月ぐらいが一番失敗はしにくいです。
自分で苗を作っている場合は、9月ぐらいに植え付けるのがおすすめです。
ただ苗を購入する場合は、9月にはまだ手に入らない場合が多いです。
9月に売っている場合もありますが、10月ぐらいからの方がホームセンターで買いやすくなると思います。
11~12月でも植えつけられますが、秋の間に苗をし大きくしておくことがとても大切です。
なのであまり11~12月に植えるよりは、10月くらいに植えるのがおすすめです。
種から育てるイチゴ”よつぼし”
イチゴは苗で植え付けるという話をしましたが、細かい話をすると種を播いて育てられる品種もあります。
それはよつぼしという種子繁殖型の品種です。
それからよつぼしの以外にも種子繁殖型の品種があります。
こちらは家庭菜園向けとしては販売されていないので、家庭菜園で育てるとしたらよつぼしだけになります。
市販のイチゴのツブツブから再生栽培する方法もある
それから再生栽培をする方法もあります。
とちおとめや章姫などの実についているツブツブから種を取って播いて育てる方法です。
ただ、10月になかなかイチゴの実は手に入りません。
夏秋イチゴといわれている、夏から秋にかけて収穫されるイチゴは10月も出回っていますが、一般的な促成栽培のイチゴは12月から5~6月ぐらいまでしか出回っていません。
なので市販のイチゴのツブツブから種をとって播くという方法は、冬の間から室内で行うか、春先に行うようにしてください。
イチゴの苗の選び方
次は苗の話です。
ホームセンターに行くとイチゴの苗が色々売っています。
とちおとめ、紅ほっぺ、章姫などずらっと並んでいますね。
最近は種類がすごく多いです。
もちろん赤いイチゴはありますし、白い品種や花が赤い品種もあります。
四季成り性といって夏から秋にかけても収穫ができる品種とか、海外の品種なんかも販売されるようになりました。
なので、どれを選んでいいのかわからなくなると思います。
私としても正直おすすめするのがすごく難しいです。
ホームセンターに行って育ててみたいと思った品種を選ぶのが一番です。
過去にイチゴの品種を色々とクラス分けをしておすすめの品種も紹介しておりますのでそちらの動画を見ていただきますと、より詳しいおすすめ品種を確認できます。
イチゴの一季成りと四季成り
ざっくり説明すると、一季成りと呼ばれている普通のイチゴの品種は秋に植え付けて来年の春から初夏にかけて収穫します。
四季成り性品種の場合は、秋に植え付けるもしくは春に植え付けをして春から秋まで収穫が楽しめます。
四季成り性品種の場合、その品種のタグに四季成り性みたいなことが書いてあるのでそれを見て下さい。
四季成り性と書いてなければ、一季成り性です。
家庭菜園で市販のイチゴの味は再現できるのか?
冬になるとスーパーマーケットやイチゴ狩りなどでイチゴを食べる機会が増えますよね。
市販のイチゴは大きくて甘くてすごく美味しいけど、家庭菜園で育てると実が小さかったり甘さが弱かったりします。
「スーパーで売っていたり、イチゴ狩りで食べるようなイチゴを育てたいけど、どうやったらいいの?」と思っている方もいるでしょう。
結構難しいです。
プロのイチゴ農家の方は
- ビニールハウスを使って栽培する
- 液体の肥料を毎日流す
- 暖房機で温度を調整する
- 二酸化炭素発生装置(光合成を促進させるようハウスの中の二酸化炭素の濃度をあげる装置)を使う
- 夜の間に明かりをつける電照というものを使う
- 苗をそのまま植えるのではなくてわざと肥料を少なくする
- 苗を冷蔵庫のようなところに入れてから植える
- 植えた後も余分な芽が出てきたら取る
などの手間暇をものすごくかけて、かつ本来イチゴを育てることができない冬に無理やり育てています。
そうするとすごく大粒で甘くて美味しいイチゴができます。
その栽培方法を家庭菜園で再現すれば、もちろん同じようなイチゴが収穫できます。
しかし、家庭菜園で行うには手間暇とお金がすごくかかってしまいます。
なので、冬からの収穫を目指すのではなくて、あまり無理せず春先の収穫をを目指しましょう。
春先になるとどうしても気温が高かったり、なかなか真冬並みのイチゴのおいしさを再現するのは難しいです。
なので正直、家庭菜園ですごくおいしいイチゴを作るのは難しいです。
しかし、だからこそやりがいがあると思います。
家庭菜園を何年もやっている方は、簡単に野菜を育てられると思います。
水菜や小松菜などの葉物野菜はすごく簡単に育てられます。
ニンニクや根菜、ジャガイモなどは比較的簡単だと思いますが、実がなる野菜は少し難しくなります。
その中でもナス・ピーマン・ミニトマトだったら簡単かもしれません。
しかし、イチゴの栽培はなかなか難しいです。
だからこそ燃えるというか「美味しいイチゴをつくってやるぞ!」と思う方もいるはずなので、是非イチゴ栽培に挑戦してください。
イチゴはランナーで増える
イチゴはランナーといってクローンをどんどん作る植物です。
なので、栽培がうまくいけばランナーから苗をとって翌年に栽培することもできます。
種苗法という法律が変わったことで、苗を作ってはいけないんじゃないかと考える人もいるかもしれません。
しかし、家庭菜園で育てるために増やすのであれば問題ありません。
その苗を他の人に販売してしまったり、譲渡してしまうと問題になる可能性があります。
そのあたりは品種によって違います。
イチゴの苗を植えるコツ
苗を植え付けるときのコツをひとつご紹介します。
よく本やwebサイトとかを見ると「ランナーが伸びていた方向の反対側を通路側に向けましょう」ということが書いてあります。
確かにその方が作業はしやすくなると思います。
ただ、ランナーの付け根の反対側に花が出るというのは間違っていて、実はいろんな方向に花は出ます。
クラウンという短い茎が伸びる方向が、ランナーがついていた方向の反対に伸びやすいというのは事実です。
ただ家庭菜園の場合、わき芽をほったらかしにすることが多いと思います。
そうするとわき芽は色々な方向を向いているので、あまり意味がなかったりもします。
なのでランナーの向きはそこまで気にしなくても大丈夫です。
というわけで、第1位だったイチゴの育て方はいろんな動画で紹介していますので、ぜひご覧ください。
【家庭菜園】10月に植える野菜ランキングベスト5【初心者におすすめの秋冬品種】まとめ
今回は10月に植える野菜ランキングベスト5をご紹介しました。
- 第一位:イチゴ
- 第二位:スナップエンドウ&さやえんどう
- 第三位:ニンニク
- 第四位:水菜
- 第五位:そら豆
という結果になりました。
興味がある野菜がある方はぜひチャレンジしてくださいね!
今回の内容はこちらの動画でご紹介しております。是非ご覧ください。