今回は自然農薬の重曹水を使ったうどんこ病対策をご紹介します。
私が利用しているシェア畑というサービスでは、無農薬栽培がルールとなっています。
なので、自然農薬が準備してあります。
今回は私が育てている野菜にうどんこ病が発病したので、重曹水を実際に使いながらご紹介します。
- うどんこ病が出て困っている
- 無農薬栽培に興味がある!
- うどんこ病はいつも放っておいているけどダメなの?
という方におすすめの記事です。
シェア畑に常備してある自然農薬
シェア畑に常備してある自然農薬3種類をご紹介します。
これらはシェア畑のスタッフの方が作ってくれています。
シェア畑の小屋に置いてあり自由に使えます。
とうがらし焼酎
これはとうがらし焼酎です。
害虫の襲来を予防するためのものです。
油石けん水
これが油石けん水です。
アブラムシ退治のために使うものだそうです。
重曹水
これが重曹水です。
うどんこ病対策に使えるものだそうです。
重曹水、とうがらし焼酎、油石けん水の3つがシェア畑に常備してあります。
これを使って害虫や病気を退治して無農薬で野菜を育てています。
有機栽培や自然栽培をやってる方はご存知だと思いますが、他にも色々な種類の自然農薬があります。
自然農薬についてはこちらの動画で詳しく説明しています。
重曹水でうどんこ病対策をする方法
今回、私が育てている野菜にうどんこ病が発病しています。
どんな様子なのかご紹介します、
うどんこ病の症状
まずはキュウリです。
こんな風に白い粉が吹いてます。
白い粉がうどんこ病の特徴です。
それからナスにも同じように出てます。
なので、ここに重曹水を使います。
うどんこ病を放置すると広がる
うどんこ病は色々な野菜に発病する菌です。
うどんこ病の白い部分がありますよね。
こういうところから新しい胞子が飛び出ています。
私たちの目には見えませんが、空気中には常にうどんこ病の新しい菌(胞子)が飛んでいる状態です。
これをこのまま放置しておくと、ここが感染源となって別の葉っぱや別の植物にうどんこ病が広がってしまいます。
「私は病気が出ても気にしないわ。」と放っておくと、他の方の迷惑になってしまうので必ず何かしらの対策をするようにしましょう。
うどんこ病の植物に重曹水をかける
こちらのシェア畑では、重曹水をうどんこ病対策として使っています。
重曹を水に溶かしたものでしょう。
これをよく振ってから植物に吹きかけます。
うどんこ病は葉っぱの裏面にもついていることが多いです。
なので、葉っぱの裏面にも必ず吹きかけましょう。
キュウリの葉っぱの表面も裏面も、うどんこ病の白い粉が出ている部分にふきかけました。
これでうどんこ病が治ってくれるといいなと思います。
雨が降る直前にかけると重曹水が雨に流されてしまうので、晴れた日に行いましょう。
次はナスのうどんこ病にもかけます。
ナスも葉っぱに白い粉がふいています。
なのでナスにも重曹水をかけます。
ナスも葉っぱの表面と裏面両方に重曹水をかけました。
これでうどんこ病の被害が止まってくれるといいなと思います。
うどんこ病の白い胞子がついていない葉っぱにもかけた方が効果があるかもしれませんが、今回はやりませんでした。
【自然農薬】重曹水でうどんこ病対策!きゅうりなどの野菜の無農薬栽培のまとめ
私がシェア畑で育てている野菜にうどんこ病が発病したので、その対策をご紹介しました。
今回ご紹介したのは重曹水という自然農薬です。
自然農薬を取り扱った私の動画では、重曹1gを1リットルの水で溶かして使う方法をご紹介しました。
有機栽培や自然農薬に興味のある方は、うどんこ病対策の際にぜひ使ってみてください。
今回の内容はこちらの動画でご覧になれます。