今回は6月に家庭菜園でやるべきことをご紹介します。
6月は家庭菜園がかなり盛んになってきますよね。
5月ぐらいに植えつけた苗が大きくなって収穫が始まったり、病気や害虫の問題も発生するなかなか忙しい時期と思います。
今回は実際に実家で育てている野菜を使って、どんな作業を行わなければいけないのか説明します。
家庭菜園初心者の方でどんな作業をやったらいいのかよくわからないという方は是非最後までご覧ください。
5月に植えた夏野菜
早速プランターに植えた夏野菜の様子を見ていきましょう。
5月に植えた夏野菜の様子
ここに植わっているのがシシトウとパプリカです。
こちらがミニトマトで、3つともミニトマトです。
それからナスが植えられています。
最近植えた「ころたん」というメロンがあります。
このメロンは袋栽培です。
ここにはただのプランターと底面給水式のプランターがあります。
それぞれのプランターにホースが伸びいて、そこからノズルが出てその先にドリッパーが付いてます。
なのでタイマーで自動的に水やりをするようになっています。
どの野菜も支柱が立ててあり、誘引されています。
今はビニールハウスの中で育てていて、上には簡単な遮光ネットも張ってあります。
シシトウの様子
1個ずつ状態を見ていきましょう。
シシトウは一番最初の花が咲いたことによって、枝が分かれて2本になっています。
ここでもう一回枝分かれして、さらに3本目になっています。
この茎は2本の茎がくっついたような感じになってます。
脇芽がいろいろと出ているので、全部取りたいと思います。
一番最初になった実は、小さい段階で収穫するか花の段階で取るかのどちらかがいいと思います。
葉っぱの色を見ると若干肥料が足りないかなと思います。
もう少し肥料をあげて良さそうなので追肥をします。
パプリカの様子
次はパプリカです。
パプリカのサイズはシシトウよりも少し大きくなってます。
一番最初の花が咲いて実がつきました。
最初の実は取ってもいいですが、せっかくなので残しておきます。
実がついた部分で2つに枝分かれをして、それぞれさらに二股に分かれています。
シシトウとのバランスによって、仕立て方をコンパクトにするか大きくするかを考えるためパプリカはもう少し様子をみます。
パプリカも脇芽が出ているので、脇芽は取ります。
肥料は過剰とかすごい少ないという感じではありませんが、このタイミングで追肥を与えます。
茎が折れても諦めない
5月に植え付けてからちょうど一ヶ月ぐらい経ちました。
皆さんのシシトウやパプリカやピーマンも大体こんな感じでしょうか?
2月から育てているピーマンもあって、それはいっぱい収穫ができています。
5月中から何個も収穫ができていて元気に育っています。
途中、一本茎が折れてすごい悲しかったですが、それを土に植えておいたら根っこが生えて復活し始めました。
なのでもし茎が折れてしまっても諦めないでください。
テープでぐるぐる巻きにしたり、土にさしておくと回復する場合があります。
もちろんそのまま枯れてしまうこともあります。
ミニトマトの様子
次はミニトマトを見てみましょう。
とても大きくなりました。
大きい方がサントリーの「純あま」で、小さい方が「プチぷよイエロー」です。
サントリー本気野菜「純あま」の様子
第1段目の実の成り具合はこんな感じです。
脇芽が出ています。
ここは脇芽を取りましたが、そのあと更に脇芽が出てしまいました。
ここが第2段目です。
その後、またここに脇芽が出ています。
第3段目には花が咲いています。
咲いている花を揺すってあげると受粉されやすくなります。
第4段目につぼみが出てます。
第5段目まで花(つぼみ)が出ています。
ミニトマトの生育状態の見方
ミニトマトを見てどんな生育状況か分かるでしょうか?
簡単に見る方法はまず1個は茎の太さです。
茎が太くなっているところは窒素過剰な状態だと思います。
最近の太さを見てみると、正常に戻ったかなという感じです。
葉っぱを見る分かりやすいです。
葉っぱがくるんと内側に丸まっており、色は黄色ではなくて緑色です。
これは肥料過剰というか窒素過多の症状です。
なので茎がかなり太くなって、葉っぱがくるっとしている症状は窒素過剰の症状だと覚えておいてください。
ただ今の状態を見るとそこまで窒素過剰ではないと思います。
どんどん肥料が消費されていきます。
最初よりも葉っぱが大きくて、もう1回小さくなっていっているというような感じです。
プチぷよイエローの様子
次はプチぷよイエローを見てみましょう。
葉っぱに変な症状が出ています。
こういう症状が出た時は、色々な可能性が考えられます。
- 病気
- 光が強くて葉っぱが焼けた
- 農薬や色々なものを撒いたものへの反応
- 虫に葉っぱを食べられた
など、色々な可能性があります。
こういう時は対策を考えるより先に、何が原因かを特定するところ始めましょう。
そうしないと「病気にはこの薬がすごい効くらしい」と、全然効果がないものを使ってしまうことになりやすいです。
問題の原因を特定せずに闇雲に解決策に走ってしまうと意味がないことをやってしまい、症状が悪化することもありますので気をつけてください。
プチぷよイエローは受粉がうまくいっていません。
第1段目の花の数は多いですが、花が落ちてしまい受粉していません。
第2段目の花の数も多いですが、花が落ちて受粉がうまくいってないです。
第3段目と第4段目は花が咲いています。
蕾が出ているのが第5段目です。
隣のミニトマトと比べると高さがだいぶ低いです。
ただ花の数は多いですし、葉っぱの茂り具合も問題ないです。
ただ株が重なっていますよね。
この容器だと本来は1本の方がいいんでしょうけど、1本だとスペースがもったいないと思ったので2本植えました。
でもなんとかなるかなという感じです。
ただ受粉がうまくいってないのが問題です。
このビニールハウスは風通しが悪いので、暑すぎたり風が通らなかったり、虫が来ないという問題があります。
なので花を優しく揺すったり、風通しを良くしたり、ミニトマトでも使えるタイプのトマトトーンを使うことが必要になりそうです。
本来は違う種類の野菜は同じ容器に植えない
こちらはミニトマトとナスを一緒に植えました。
普通、ミニトマトとナスは一個のプランターには植えません。
しかし、動画撮影やスペースの関係でどうしてもこのプランターで済ませたかったので一緒に植えました。
私は他の種類の野菜を一つの容器に植えるのはあまりオススメしません。
理由は水の適性の量や肥料の量、種類や農薬など色々な管理方法が野菜によって違からです。
違う野菜を一緒に植えてしまうと、どちらかに合わせることになるので両方の野菜にとってベストな環境というのが難しくなります。
本来はこういう事をしたくありませんでしたが、色々諸事情がありこういうやり方をしました。
ナスは本来3本仕立てにしますが、3本仕立てにするスペースがないので、思い切って1本仕立てにします。
ナスの様子
ナスの生育からみましょう。
葉っぱが大きく育っていていい感じです。
ただ見てわかりますか?
実はアブラムシが大量に発生しています。
アザミウマもいますね。
アブラムシとアザミウマが大量発生しているので家庭菜園用の農薬を散布してアブラムシの数を減らす予定です。
それからこのナスは葉っぱの付け根からたくさんの脇芽が出てます。
通常はこういった脇芽を残して3本に仕立てにします。
今回は思い切って脇芽を全部落として、一本仕立てで育てます。
ただそうすると収穫量はすごく減ります。
これがナスの花です。
ナスの花は雌しべの長さで栄養診断ができます。
真ん中が雌しべで、周りの黄色いものが雄しべです。
雌しべが黄色い雄しべよりも長いと栄養状態が良いといわれています。
雌しべが雄しべと同じくらいの長さか、雄しべより短い場合は栄養不足だといわれています。
なのでこのナスはぼちぼちという感じです。
ただ追肥はやりたいと思います。
今状態が良くてもこれから肥料分が徐々に減ってしまうので、欠乏症状が出る前に肥料を少しずつ足していきます。
接ぎ木のミニトマトの様子
接ぎ木のミニトマトも見てみましょう。
接ぎ木の部分がすごいことになっています。
接いだ台木はたぶんナスですね。
これを残しておくと、台木のナスを育ててしまうことになります 。
以前ニュースにもなっていましたが「ゴーヤの苗を買ってゴーヤを育てていたらカボチャがなった」みたいなことになってしまいます。
「ミニトマトを育てていると思ったらナスがなった」みたいなことになるので、台木から出た芽は全部取りましょう。
ミニトマトは1段目が出ていて、2段目も出ています。
3段目の花が咲いていて、4段目に花の蕾ができているという状態です。
脇芽は2個くらい残っていました。
私は関東に住んでいます。
紹介した苗は長野県で育てているので、実家の母親が主に管理をしてくれてます。
5月に植えた野菜の苗をご紹介しました。
メロンの様子
最近植えたばかりのメロンも見てみましょう。
こちらが「ころたん」という品種のメロンです。
ころたん可愛いですね。
以前、私のYouTubeチャンネルでころたんを紹介しましたが、皆さん覚えていますか?
「ころたん」の紹介をしたのはカタオカさんです。
べランダゴーヤ研究所のカタオカさんが、屋上菜園でメロンの水耕栽培をしていて、その時に育てていたのがころたんだったと思います。
もし間違っていたらすいません。
ころたんは育て方がびっしりと書いてあります。
なのでもこの方法に従って育てましょう。
「本葉が5~6枚の頃に、本葉を3~5枚を残して摘芯してください」という風に書いてあるので、今回やってみます。
双葉(子葉)は本葉にカウントしません。
これが本葉の1枚目です。
こういう形の葉っぱが本葉です。
今、7枚の本葉が出ています。
葉っぱを5枚残して、芽を摘み取る作業(摘芯)をやります。
先端にある芽を摘み取らない場合、先端の芽にどんどん栄養を送ります。
先端の芽を摘み取ると、脇芽に栄養を送るようになります。
難しい言葉を使うと頂芽優勢です。
摘芯すると成長点である一番上の芽に栄養を送れなくなるので、今度は脇芽に養分を分散します。
元々成長点があった茎が親ヅルになり、脇芽から子ヅルが伸びていく仕立て方になります。
トマトなどと大体一緒です。
子ヅルが伸びてきたら8枚目の葉っぱのところで摘芯します。
トマトの脇芽についてはこちらの動画でご紹介しています。
ころたんは植えたばかりで肥料をあげていないので、元肥という感じで肥料をあげます。
今回はころたんの摘芯という作業をやりました。
摘心はキュウリやゴーヤ、ミニトマトなどの他の野菜でもやる場合があります。
トマトの栄養診断の仕方とノギスの使い方
ノギスという道具がとても便利なので使い方をご紹介します。
ノギスはダイソーさんで売っています。
ただ園芸コーナーにはなくて、工作コーナーやDIYコーナーのような所でメジャーなどと一緒に売っています。
メジャーでもいいですが、ノギスが便利なのでオススメです。
何に使うのかというと、ミニトマトの栄養診断に使います。
ミニトマトだけじゃなくて、中玉とか大玉トマト類の栄養診断に使えます。
トマトの栄養診断は、一番上の成長点から15cm下の茎の太さが1cmより太いか細いかで大体判別できます。
ノギスは持ち手が定規になっているのでそれを使って15cmを測りましょう。
生長点から15cm下の部分の太さをノギスを使って測ります。
成長点から15cm下の茎の太さは0.9cmでした。
1cmぐらいだとちょうどいいので、株の状態はいいと思います。
ただこの辺体すごい太くなってますよね。
おそらくこの葉っぱが出ていた頃は、もう少し茎が太くて1cm以上あったと思います。
そうすると肥料をやりすぎているということです。
皆さんもぜひ、ノギスを使ってトマトの栄養診断をしてみてください。
成長点から15cm下の茎の太さが1cm以上ある場合、土の中の肥料が多すぎるかもしれないので追肥をやるのはやめましょう。
逆に1cmよりも細い場合は肥料が足りていないので追肥を多めにしてください。
1cmぴったりぐらいだったら、丁度いいのですぐに追肥をやらなくてもいいです。
ただ、追肥をしないとじわじわと肥料分が減っていくので茎は必ず細くなっていきます。
なので1cmぐらいの時でも少量の追肥をするのはありだと思います。
もしくは、しばらくやらずに1~2週間待ってから追肥するのでもいいです。
トマトの花が咲く位置で生殖成長か栄養成長のどっちに傾いているのかを判断する方法もあります。
今回は長くなってしまうのでやり方は割愛します。
詳しい内容はこちらの動画でご紹介していますので、気になる方はぜひご覧ください。
実際に苗の管理をする
では、実際に脇芽を取ったり誘引している部分を結び直す作業や追肥などをします。
使う道具は
- 醗酵油かす
- ビニタイ
- ノギス
- ハサミ
- ロハピ
などを使いましょう。
6月にやるべき作業①夏野菜の脇芽取り
まずは余分な脇芽をとります。
脇芽を取る理由は、養分が分散しないようにするためです。
トマトの脇芽は土に刺しておくと根っこが生えてきて、脇芽の苗として使うことできます。
脇芽を苗にする方法はこちらの動画で詳しく説明していますので、ぜひご覧ください。
脇芽で苗を作る行為は種苗法的に大丈夫なの?と思うかもしれません。
まず大前提として家庭菜園は農業とは違います。
なので家庭菜園は種苗法の適用外になります。
また、種苗法は登録されている品種に対して適用されるものであって、登録されていない品種に関しては適用されません。
登録されているかどうかは品種登録のデータベースで検索していただければ判断できます。
品種登録データ検索 – 農林水産省(http://www.hinshu2.maff.go.jp/vips/cmm/apCMM110.aspx?MOSS=1)
この記事を読んでくださっている方のほとんどは家庭菜園をされている方だと思うので、種苗法のことはあまり考えなくても大丈夫です。
ただ、農林水産省のホームページを見て頂くと色々書いてありますので、ぜひ一度読んでいただければと思います。
種苗方の改正について_農林水産省(https://www.maff.go.jp/j/shokusan/syubyouhou/)
農家の方の場合、種苗法にはかなり気をつけなければいけません。
ただ、私が説明しなくても農家の方はご理解していると思いますので説明を省きます。
脇芽を取っていきます。
今こんな風には脇芽を取っています。
脇芽をわざと残して2本仕立てにする方法もあります。
また脇芽を残す放任栽培という方法もあり、私の自宅では脇芽を全部残した放任栽培をやっています。
初心者の人は脇芽を全部取る1本仕立てという方法がオススメです。
すごい面白いことに気づきました。
プチぷよイエローの一番上の成長点が無くなってます。
折れたのか間違えて取ってしまったのかもしれませんが、そのせいでその下の脇芽が主芽の代わりに伸びています。
ただ私はそれに気付かなかったので、主芽になった脇芽を取ろうとして茎を折ってしまいました。
多分復活してくれると思うので、このままにしておきましょう。
一番上の成長点を間違えて取ってしまっても、その下の脇芽を残しておけば、そこがまた一番上の成長点の代わりになってくれるので焦らなくても大丈夫です。
それから下の脇芽を全部取ってしまっても、また生えてくることがあるので意外と大丈夫です。
6月にやるべき作業②夏野菜の誘引作業
脇芽が取り終わったので上の成長点を固定します。
6月にやるべき作業③夏野菜の追肥
誘引作業も終わったので、次は追肥をします。
今回、私は醗酵油かすを使います。
皆さんはお好きな肥料を使ってください。
大事なポイントは、窒素・リン酸・カリと書いてあるので、その数値によって量を変えることです。
例えばこれは窒素:リン酸:カリ=3:7:4です。
特に大事なの窒素です。
今回使う肥料は窒素が3しか入っていません。
市販の化成肥料や鶏糞は窒素が8~10くらい入っているものがあります。
例えば窒素が8~10と書いてある肥料と、窒素が3と書いてある肥料を同じ量を与えた場合、窒素が少ない肥料の効果は窒素が多い肥料のの3分の1ぐらいになります。
逆にいうと、窒素10と書いてある肥料を窒素3と書いてある肥料と同じ量をあげると3倍の効き目になります。
実際には肥料の種類やコーティング、その時の温度と水のやり方などによって色々変わります。
ただ大雑把に言うと、窒素・リン酸・カリの数値が多いほど効果は高い(肥料分が多い)ということなのでその点は気を付けて下さい。
具体的な使い方をご紹介します。
窒素の量が少ない肥料の場合、ある程度たくさん与えても大丈夫です。
窒素などの量が多い肥料をたくさんあげてしまうと、野菜が枯れてしまったり、茎が太くなってしまうことがあるので気を付けて下さい。
お使いの肥料の種類によって使う量を調整する意識してください。
今回は野菜の生育によって肥料の量を調整します。
かなり大きく育っているミニトマトには追肥は少ししかあげません。
シシトウは肥料が足りないので、肥料を多めにあげます。
どれくらいの量かというと、シシトウに醗酵油かすをひとつかみぐらいあげようと思います。
大きなミニトマトにはほんのひとつまみぐらいけあげます。
肥料は土の表面にバラバラと撒くだけではなくて、特に有機肥料の場合は土に穴を開けてその中に埋め込むのがいいです。
理由は、ニオイがある程度抑えられるからです。
どうしても有機質の肥料はニオイがあります。
特に鶏糞はニオイが強いです。
場合によっては、ぼかし肥料も結構ニオイがありますよね。
そういったものは土の表面に置いておくと結構くさいので、穴を掘って土の中に入れる方がいいです。
有機質の肥料は土の中で分解されてから植物に吸収されるので、土の表面に置いておくよりは土の中にしっかり埋め込んだ方が分解されやすくなります。
なので表面ではなくできれば土の中に入れるようにしてください。
6月にやるべき作業④夏野菜の害虫駆除
次はロハピを使ってアブラムシを退治します。
ロハピの特徴はこちらの動画で詳しく説明しているのでぜひご覧ください。
ゴロゴロゴーヤとザウルスゴーヤ
今度はゴーヤを紹介します。
ゴーヤにネットをつけて育てております。
ゴロゴロゴーヤ(左)とザウルスゴーヤ(右)の2種類があります。
ゴロゴロゴーヤは摘芯の必要がありません。
成長点を止めなくていいと書いてあります。
それから雌花が咲いてます。
花の根元に小さいゴーヤがあるのが雌花です。
根元に小さいゴーヤが付いていないのが雄花です。
朝早い時間帯に雄花をとって雌花に人工受粉させてあげましょう。
やってみましょう。
雄花の花びらが邪魔なので取って雄花を雌花につけてあげましょう。
本来これは朝早い時間帯にやらないといけません。
今は夕方にやってるのでうまくいかないかもしれませんが、ゴーヤは人工授粉すると実がしっかりなります。
逆に人工授粉させないとあまり受粉しなくて雌しべがポロっと落ちたりします。
ただミツバチが飛んでいる地域はあまり人工授粉しなくても大丈夫です。
私の実家があるのは長野県で結構蜂が飛んでいます。
なのでわざわざ人工授粉しなくても、野生の蜂が受粉させてくれそうです。
住宅地などのベランダで育てていると、あまり蜂が来ないと思うので人工授粉してあげてください。
ザウルスゴーヤは高さが1.5m になったら摘心するということなので、成長点を取ります。
摘芯とは成長点を摘み取ることです。
摘芯をすると頂芽優勢が崩れて、子ヅルと呼ばれている部分が伸び始めます。
そうすると子ヅルの数が増えて、実がたくさん成ります。
ゴロゴロゴーヤは摘芯しなくても親ヅルに雌花が付くということでした。
ザウルスゴーヤは摘芯しないと親ヅルにはあまり雌花がつかないので、子ヅル(トマトの脇芽みたいなもの)を発生させて子ヅルにつく雌花に実をならせます。
今私は底面給水の容器に2株植えて、グリーンカーテンとして育てています。
家庭菜園で6月にやるべきこと!夏野菜をたくさん収穫するためにやるべき農作業まとめ
今回は6月に家庭菜園でやって欲しいことを実際に植物を使って作業をしながらご紹介しました。
作業自体はすごく簡単に説明しましたが、それぞれの作業は動画で詳しく説明しています。
追肥や脇芽の取り方、支柱の立て方などはいろんな動画で詳しく説明しているのでぜひそちらをご覧ください。
今回の内容は、こちらの動画でご覧になれます。