家庭菜園の入門本『おうち野菜づくり』を出版しました!

家庭菜園で8月にやることは夏野菜の片付けと秋野菜の種まき【残暑と台風に注意】

今回は8月に家庭菜園でやるべきことをご紹介します。

8月はすごく暑いですよね。

皆さん、熱中症には十分お気をつけください。

それから熱中症に気をつけながら家庭菜園もいろんな作業をしていきましょう。

8月は夏野菜が終わりかけていて秋野菜が始まる時期です。

「夏野菜が十分楽しめたから、もう今年の家庭菜園はいいや。」と思っているそこのあなた!

いやいやいや!

実は秋野菜も非常に楽しいので、ぜひ秋野菜の準備も始めましょう。

では、8月にやるべき事を順番に説明していきます。

まずは夏野菜のお世話を紹介してから秋野菜の準備を少しご紹介します。

家庭菜園初心者にオススメ「おうち野菜作り」(著者・宮崎大輔)

日本一カンタンな家庭菜園の入門本おうち野菜作りという本が発売されました。

再生栽培をメインに扱った家庭菜園初心者の方向けの本です。

家庭菜園初心者の方や再生栽培に興味がある方はぜひ読んでみてください。

8月にすべき夏野菜の作業①収穫

まず、夏野菜の作業として収穫しましょう。

私はこんな感じの野菜を収穫しています。

ナスや甘長トウガラシ、白いナスもあります。

あとは長野県の伝統野菜である「ぼたんこしょう」という野菜です。

見た目はパプリカのようですが味は半分唐辛子みたいで、ピリ辛のパプリカみたいな野菜です。

私の家庭菜園でも色々な野菜が採れています。

私が収穫した野菜についてはインスタグラムで紹介しています。

yasai_gardenというアカウントです。

Instagram:https://www.instagram.com/yasai_garden

収穫したぼたんこしょうやミニトマト、ナスや長ナス、小玉スイカのピノガールなど収穫した野菜を紹介しています。

あとはイチゴなど、Youtube動画の補足のような感じです。

動画で紹介した野菜などの情報をアップしているので、インスタグラムもぜひチェックしてフォローしてもらえると嬉しいです。

8月にすべき夏野菜の作業②追肥

次にすべき夏野菜の作業は追肥です。

8月は非常に気温が高くて水もたくさん与えるので、追肥はこまめに与えるようにしましょう。

固形肥料なら2週間に1回ぐらいの頻度で与えてください。

株が弱っている時には即効性がある液体肥料を使うのがいいです。

例えば、ハイポネックスさんの液体肥料などを使うのがオススメです。

私はリキダスを使っています。

リキダスは肥料ではなくて活力剤です。

活力剤とは、肥料ほど肥料分を含んでいませんが、微量要素を含んでいるので、植物が弱った時には非常に効果を発揮します。

ミニトマトやナス、ピーマンなどの樹が弱くなってしまった人はリキダスなども使ってみてください。

8月にすべき夏野菜の作業③水やり

次は水やりです。

とにかく水切れを防ぎましょう。

水がなくて土がカラカラになって野菜が枯れてしまうのを防ぎましょう。

冷たい水をあげた後、土地の中でお湯になる可能性はない

夏の暑い時期は水がお湯になってしまうから、朝や昼には水をあげない方がいいという説があるようです。

ただ、私はその説を支持しません。

注意して欲しいのは昼に水をあげようと思った時、その水をどこかに汲んでおいたり、ホースからすぐ出して使う時は水がお湯になっていることがあります。

そのお湯を植物にかけるのはやめてください。

ただ、冷たい水をあげた後に土の中で水がお湯に変わるということはありません。

もし水をあげた後に土の中で水がお湯に変わったとしたら、雨が降った後に晴れた場合、土の中の水がお湯に代わって植物は全部枯れてなければおかしいですよね。

なので、冷たい水をあげた後に土の中でお湯に変わるということは起きません。

土の中の温度はそこまで上がらない

私は仕事柄、土の中の温度を継続的に測っています。

その結果、土の中の温度はそんなに上がりません。

ただ透明なビニールで覆ったりすると土の中の温度はすごく高くなります。

これは後で紹介しますが、太陽熱消毒という方法です。

ただ皆さんは野菜を育てていて透明なビニールで覆っていませんよね。

覆っていなければ問題ありません。

もし覆っている方がいたら、たぶん5月ぐらいの段階で植物は全部枯れていると思います。

透明なフィルムで覆わなくても土の中の水が高温になる現象が起きた場合、わざわざ太陽熱消毒を行わなくても土の中の菌や害虫の卵、雑草の種などが全部死んでくれているはずです。

でもそいったことは起きずに、害虫が発生するし病気も発生するし雑草も生えてきます。

ということは、土の中の温度はそんな高温になっていないということです。

ただ、屋上菜園やベランダ菜園でコンクリートの上にプランターを直置きしている場合、コンクリートの熱がプランターにいくことが考えられます。

そのような場合は、何か木やコンクリート置いたり、ブロックを置いたりして直接セメントと接しないようにしてください。

8月にすべき夏野菜の作業④病害虫の対策

次は病気と害虫対策です。

気温が高い時期は害虫の生育スピードが非常に早くなります。

幼虫から成虫になったり、成虫が卵を産むサイクルがかなり短くなります。

なので一気に増えます。

病気に関しても多くの病気の菌が高温の時の方が生育が早くなって感染力も強くなります。

なので夏の暑い時期は病気や害虫の対策が必要です。

病気や害虫の対策をする時は、

  • そもそもどの害虫なのか?
  • そもそもどの病気なのか?

などを初めに見分ける必要があります。

この診断をせずに闇雲に農薬を使うのはオススメしません。

野菜の病害虫の診断方法は、病気や害虫を推理する動画で色々ご紹介しています。

8月にすべき夏野菜の作業⑤栽培管理

次は栽培管理についてです。

  • 切り戻しをする
  • 剪定をする
  • 古い葉っぱを落とす
  • 枯れた枝の部分を切断する

などのお世話が必要になってきます。

8月はナスの切り戻しをしよう

切り戻しが特に必要といわれているのはナスです。

8月にナスの切り戻しをすると、秋の9月や10月にいいナスが採れるといわれています。

このナスはかなり綺麗な実が採れています。

このナスは一時期かなり生育が悪くなりましたが、少し剪定をしてまた回復してきました。

逆にこっちのナスは良くないです。

皮の光沢が無くて、かなり硬いナスになっています。

剪定した方はツヤツヤです

これらはなっている樹が違います。

8月は枯れてしまった株や元気のない株も撤去する

育てている夏野菜で枯れてしまったものや元気がない株の撤去しようと思った場合は、片付けもするようにしてください。

この片付けを8月のうちに終えると、秋物の栽培にスムーズに移行できます。

8月にすべき夏野菜の作業⑥土壌消毒

次は土壌消毒です。

夏野菜の収穫が終わったり病気で撤去をした区画は土壌消毒をしましょう。

昔は土壌消毒と言えば農薬を使って行いましたが、最近は太陽光を使った太陽熱消毒が人気です。

太陽熱消毒を一番やりやすいのが8月です。

なのでぜひ皆さん8月に太陽熱消毒をやりましょう。

太陽熱消毒については、こちらの動画で詳しく説明しています。

実際には8月ではなくて7月や9月でもできますが、8月が一番やりやすいです。

なぜかというと一番気温が高くて一番太陽の光が強い時期だからです。

しかも最近は猛暑で8月の気温がどんどん上がっていますよね。

そのおかげで逆に太陽で消毒がやりやすくなりました。

太陽熱消毒の効果は、病気の菌を殺せます。

土で感染するタイプの病気は土の中に菌がいます。

例えば半身萎凋病・炭疽病・萎黄病・根腐病など色々な菌が土の中にいます。

この土を消毒せずに使うと、また同じ病気が発症してしまいます。

それから土の中には色々な害虫やその害虫の卵や雑草の種も入っています。

こういったものも太陽熱消毒をするとかなり減らせます。

ただ完全にゼロにするのはなかなか難しいです。

太陽熱消毒の方法

太陽熱消毒の方法は、畑の場合はその畑の土の部分をしっかり耕して水を撒いて湿り気を持たせます。

その後、透明なフィルムで全体を覆ってください。

フィルムが台風などの風で飛ばされないようにレンガなどでしっかり押さえてください。

その時に土を使って抑えてしまうと、その表面にある土が殺菌されなくて意味がなくなってしまうので必ずレンガや石などで押さえるようにしてください。

そのまま直射日光を3週間ほど当ててください。

土の中の温度を60℃以上でキープするのが目標です。

晴れた日が23週間続けば太陽熱消毒は完成です。

プランター栽培の土を太陽熱消毒する場合は、大きなビニール袋を用意してその中にプランターの土を入れてください。

そこに水を撒いて握った時に土がお団子状に固まるくらいの湿り気を持たせてください。

その状態で太陽光がしっかりあたる場所に3週間程おいてください。

すると袋の中の土の温度が60℃以上になって中の菌を殺すことができます。

ただこの作業は1日だけやっても意味がありません。

3週間ほどずっと行うようにしてください。

8月にすべき夏野菜の作業⑦ゲリラ豪雨や台風対策

次はゲリラ豪雨や台風の対策です。

おそらく8月もゲリラ豪雨が発生したり、台風が日本列島にやってきます。

その時に何も対策をしないと、物が吹き飛ばされたり野菜が倒れてしまうという問題が発生します。

なのでゲリラ豪雨や台風が来る前に、

  • 物はしっかり片付ける
  • 支柱は深く刺す
  • マルチが風で飛ばないようにする

などの対策をしましょう。

秋野菜の苗を作り始めた場合は、種が雨で流されたり苗が強風で折れてしまうとことが起きます。

その点もご注意ください。

8月にから始める秋野菜の準備

ここからは秋野菜の話を始めます。

8月は秋冬野菜の準備を始める期間でもあります。

あまり早く始めると夏の暑さでうまく育たないことがあります。

逆にあまりにも準備が遅すぎると冬の寒さが早く来てしまって、うまく収穫ができないこともあります。

なので、この辺は天気予報を見ながらタイミングを計ってください。

8月にから始める秋野菜の準備①種まき

8月は種まきの季節です。

色々な秋冬野菜の種が播けるようになります。

8月の頭ぐらいから播いた方がいい野菜もありますが、大体はお盆過ぎの一番の暑さが過ぎたぐらいがいいでしょう。

種を播く時に直射日光が当たる場所だと暑すぎててうまく芽が出ないかもしれません。

その場合はトンネルの支柱を使って上に遮光シートをかけて太陽の光を和らげてください。

秋野菜といえば害虫の被害が問題になりますよね。

特にキャベツやカリフラワーのようなアブラナ科の野菜を育てる場合は、蝶や蛾の幼虫に葉っぱをむしゃむしゃと食べられてしまいます。

なので苗作りを始める時から防虫ネットを使って害虫を抑えるようにしましょう。

8月にから始める秋野菜の準備②土づくり

土づくりも重要です。

畑を使う場合は先ほど紹介した太陽熱消毒をして、しっかりと畑の中の菌をやっつけるようにしましょう。

太陽熱消毒には3週間ほどの時間がかかるので、スケジュールをしっかり組むようにしてください。

太陽熱消毒をした後は土壌の酸度を育てる野菜に合うように石灰を使ってください。

家庭菜園初心者の方は苦土石灰がオススメです。

その後に土壌改良材を使いましょう。

例えば牛糞堆肥やバーク堆肥、籾殻燻炭などがあります。

それから畝を立てて、マルチを張りましょう。

ここまでが一連の動きです。

【家庭菜園】8月にやることは夏野菜の片付けと秋野菜の種まき【残暑と台風に注意】まとめ

今回は8月に家庭菜園でやるべきことをご紹介しました。

最後に繰り返しになりますが、熱中症にはくれぐれも気を付けて下さい。

休憩と水分をしっかり取って、塩分も取りましょう。

しっかり帽子を被ったり、日傘や空調服を使ってみてください。

私は過去に熱中症になったことが何回もありますが、本当につらいですよね。

命にも関わることなので、熱中症対策はしっかりしましょう。

皆さんも熱中症に気をつけながら夏野菜のお世話や秋野菜の準備を始めましょう。

今回ご紹介した内容は、こちらの動画でご覧になれます。