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家庭菜園や畑向けのなめくじ駆除方法3選!オーガニック農薬とビールで手作りトラップ

今回は、家庭菜園や畑向けのなめくじ駆除方法3選について紹介します。

  • 育てている野菜がなめくじに食べられて困っている
  • 畑にたくさんなめくじがいるがどう対処したらいいかわからない
  • 簡単ななめくじの駆除方法が知りたい

このような疑問や要望がある方は、ぜひ最後までお読みください。

なめくじの被害について

まず、なめくじの被害にはどんなものがあるかについて説明します。

なめくじは春から秋にかけて発生します。

特に雨が多い時期になめくじの活動が活発になります。

よくあるなめくじの被害は以下の通りです。

  1. 野菜を食べられる
  2. 這った跡が残る
  3. 観葉植物や花も食べられる

なめくじの被害の代表的な例として挙げられるのが1で、野菜などを育てているとその野菜を食べられてしまいます。

例えば、いちごやキュウリなどはなめくじに食べられることが多いです。

それから2の被害については、野菜の上をなめくじが歩いた場合には、その跡が残ってしまいます。

また3の被害にあるように、野菜以外にも観葉植物や花も食べられてしまいます。

そのため、農業や家庭菜園をする場合にはなめくじの対策が必要になります。

なめくじの予防

次になめくじの予防方法について説明します。

主な方法は以下の3つです。

  1. 野菜の食べられた穴を探す
  2. 這った跡を探す
  3. 石やプランターの下を探す

まず、なめくじが発生していないかどうかを確認するため、プランターや畑の近くなどを探してみてください。

もしなめくじが見つかった場合には、捕まえて駆除しましょう。

塩をかけたり熱湯をかけたりすると簡単に駆除することができます。

駆除する際の注意点として、なめくじやカタツムリには人間に寄生する寄生虫がいるので、触った後は必ず手を洗うようにしてください。

この寄生虫は、人間の脳に寄生するタイプのもので、実際に死亡した例もありますので注意しましょう。

なめくじの対策

ここでは、なめくじの対策方法について3つ紹介します。

おすすめの3つの対策は、ナメトール、なめくじ逃げ逃げ、ビールです。

それぞれ効果と成分、また使用上の注意などを比較してみましょう。

ナメトール 300g
ハイポネックスジャパン

効果と成分の比較

まずこれら3つの効果についてですが、ナメトールは殺虫、なめくじ逃げ逃げは忌避、ビールは捕獲とそれぞれ効果が違います。

成分については、ナメトールが燐酸第二鉄で天然の土壌中にも存在する成分を使用しています。

なめくじ逃げ逃げの成分は、食用油の製造過程や油を搾ったあとの絞りかすからできるサポニンです。

ビールについては、ご存じの通りアルコールが含まれており、人間が飲むと有害物質アセトアルデヒドを発生させます。

使い方と注意点

次にこれら3つの使い方と注意点について説明します。

ナメトールの使い方は、対象植物の近くに置くことです。

ナメトールは、有機JAS認証農薬に指定されており、化学的に安全性が保証されています。

その特徴は、自然界で徐々に分解されて土に戻るため有機栽培にも使用できることです。

そのため、犬や猫などの動物に対しても安全です。

なめくじ逃げ逃げは、最初になめくじを取り除いてから、その対象植物を取り囲むように使用します。

こちらも特徴として土に還る性質がありますが、ペットや子供、近くにある池の魚などにとって有害であるため、使用には注意が必要です。

また、なめくじを駆除するものではないため、対象植物には寄せ付けないないようにできますが、別の場所ではなめくじが増えてしまう可能性があります。

ビールについては、対象植物の近くに置いて、なめくじが寄ってきたら捕まえてそれを駆除します。

アルコールが含まれるため、ペットや子供が舐めたりしないように注意することと、ビールに引き寄せられた大量のなめくじを見たり自分で処理したりすることになるので、それが苦手な人は覚悟が必要です。

ナメトールとなめくじ逃げ逃げについては、直接なめくじを駆除するわけではないので、効果がわかりにくいかもしれません。

これら3つの容量と使用回数等は以下の通りです。

※ナメトールは1~5gを株元に置いて使用します。

※なめくじ逃げ逃げは株の周囲に30gぐらい撒きます。

※ビールは、コップやお皿などに50mlほど出して一晩置いてください。

値段とおすすめできる人

これら3つの値段とどんな人におすすめできるかの一覧は以下の通りです。

この表からもわかるように、1回だけ使用するのであればビールが一番安いですが、広い面積で使用する場合や、1カ月に何度も使用する場合にはナメトールが最も安いと言えます。

どんな人におすすめできるかについては、ナメトールは有機JAS認証を取得した農薬のため有機栽培が好きな人におすすめです。

なめくじ逃げ逃げは農薬ではないため、農薬を一切使いたくない自然農法が好きな人におすすめです。

ビールについては、大量のなめくじを自分の目で直接確認し駆除することで、確実に効果を実感したい人におすすめします。

この中で特におすすめなのは、ナメトールです。

その理由は、農薬に登録されているため、化学的に安全が保証されているという点と、天然物由来の成分のため有機栽培にも使用できることや、犬や猫などのペットを飼っているご家庭でも安心して使用できるからです。

ナメトールの実際の使用例

それでは、室内で育てているイタリアンパセリを使って、実際にナメトールをどのように使用するか紹介します。

ナメトールはHYPONeXという会社が販売している商品で、パッケージには今回紹介した特徴などが記載されています。

この商品の特徴として、ナメトールを食べたなめくじは自分の住処に移動して、人目につかないところで死んでしまうため、直接なめくじを駆除したり死骸を見たりする必要がないことが挙げられます。

また、なめくじやカタツムリ類の活動が活発になる夕方に配置するとより効果的です。

使用方法としては、対象となる植物の株元の土の上に直接撒くだけです。

食べ残されたナメトールは、徐々に分解されそのまま肥料分となり最終的に植物に吸収されます。

それでも心理的に安心できないという人は、ペットボトルのキャップなどを器代わりに使用してナメトールを適量入れ、植物やプランターの近くに置いておくといいでしょう。

ナメトールの見た目は太いパスタを切ったような見た目をしています。

粒は乾燥しており、成分の約99%が穀粉でできているため、お米やパスタのような乾燥した穀物のような香りがします。

これを親指、人差し指、中指の3本でつまんで適量(およそ1g/1㎡)を使用します。

今回はペットボトルのキャップを器代わりに使用して、植木鉢の隣または株元に置いておきます。

家庭菜園や畑向けのなめくじ駆除方法3選のまとめ

今回は、家庭菜園や畑向けのなめくじ駆除方法3選について紹介しました。

ナメトール、なめくじ逃げ逃げ、ビールの3つの対策方法の特徴や比較などを行いました。

中でも特におすすめの方法はナメトールです。

このナメトールは家庭菜園でもよく使用される他、プロの商業的な農家でも実際に使用されています。

ナメトールを食べたなめくじは、人目につかないところで死んでしまうため、駆除した実感がわかりにくいかもしれませんが、JASの有機認証を取得し、農薬として安全性が科学的に証明されている点は子供やペットがいるご家庭には特におすすめです。

今回の3つ以外にもなめくじの対策方法はたくさんあると思いますが、みなさんもこの記事の内容を参考にご自分に合った方法でなめくじの対策をしてみてください。

動画でも紹介しているので、是非ご覧ください。