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100均ダイソーのサボテンを植え替える簡単な方法【初心者向けの観葉植物の育て方】

今回は100円ショップで購入したサボテンを植え替える簡単な方法を紹介します。

  • 100円ショップで見かけたので、ぜひ育ててみたい。
  • 購入したことはあるけど、うまく育てられず枯れてしまった。
  • 植え替えの仕方や育て方はどうすればいいの?

このような疑問や要望がある人は、ぜひ最後までお読みください。

100円ショップで購入したサボテンの一例

今回は100円ショップで2種類のサボテンを購入しました。

まず一つめがウチワサボテンです。

下の写真のようにトゲが小さいのが特徴です。

もう一つはトゲが荒々しい感じの、オーソドックスなサボテンを購入してみました。

このようなサボテンや多肉植物が、100円ショップなどでよく販売されています。

購入したサボテンがそのままではうまく育たない原因

100円ショップでサボテンなどの観葉植物を見つけて購入したものの、うまく育たずに枯れてしまったという人も多いのではないでしょうか。

その原因の一つてして考えられるのが、「土の量が少なすぎる」ということです。

100円ショップなど店頭で販売されている場合、スペースが限られているため、大きな鉢で販売できないことや、コストが増えてしまうことなどがその背景にあります。

小さくて持ち運びに便利な商品のほうが、消費者が手に取りやすいということもあるでしょう。

土の量が少なすぎると、根っこの量も少なくなり、肥料や水を十分に保持できなくなってしまいます。

そこでもっと大きな鉢に植え替えることが、サボテンなどの多肉植物を失敗せずに育てるコツになります。

鉢選びのポイント

サボテンだけでなく、植木鉢も100円ショップで購入することができます。

様々なデザインのものがありますが、もともとサボテンが入っていたものより一回り大きな鉢本体と受け皿をそれぞれ購入しましょう。

注意点として、100円ショップの植木鉢売り場にはお洒落な商品も多いですが、底に穴が空いていない鉢が多いです。

底に穴が空いていないと水が溜まってしまい、育てるのが難しくなります。

底に穴がない植木鉢の用途としては、底に穴が空いている植木鉢やポットを中に入れて、鉢カバーとして使うのであれば問題ありません。

また、穴の空いていない容器を使った水耕栽培という方法もありますが、初心者には難易度が高いため、おすすめできません。

鉢を撰ぶ際は、植え替えるサボテンに合わせたサイズのもので、元の鉢よりも一回り大きく鉢の底に穴が空いているものを選びましょう。

植え替えの手順

サボテンと植木鉢を用意したら、実際に植え替えをしてみましょう。

鉢底石またはハイドロボールを鉢の底に敷く

まずは植木鉢の底に、排水性を高めるための鉢底石またはハイドロボール(素焼きの石のようなもの)を入れます。

100円ショップなどで販売されているものでも大丈夫です。

今回は、ハイドロボールを使用して植え替えをしてみます。

底から1~2cm程度、植木鉢の底が見えなくなるぐらいまで、鉢底石またはハイドロボールを敷き詰めます。

土を入れる

次に土を入れていきます。

土については、100円ショップで販売されている観葉植物用の培養土や、ホームセンターなどで販売されているサボテン用の培養土を使うのがおすすめです。

通常の園芸用の培養土でも大丈夫ですが、少し肥料分が多かったり保水性が高い場合もあるので、その点は注意してください。

土を入れるときのポイントは、「土の高さ」です。

苗を土ごと植え替えるので、この土の高さで完成形の高さが決まります。

上の写真の場合、土の高さと鉢の縁が同じ高さのため、土が多すぎます。

植えたときの土の表面の高さが、植木鉢の縁から2~3cm低くなるように調整してください。

あらかじめポットや鉢ごと入れてみて、ある程度高さを調整しておくとやりやすいです。

ウチワサボテンの植え替え

まず、トゲの小さなウチワサボテンから植え替えをしてみます。

長期間栽培して根が詰まっている場合には、根や土をすべて切り取る方法もありますが、通常、100円ショップで販売されている商品では稀なケースなので、土もそのまま使用します。

できるだけ根っこを崩さないよう、鉢の真ん中にまっすぐになるように置きましょう。

サボテンの位置が決まったら、上の写真のように周りに土を足してちょうどいい高さに調整します。

トゲの長いサボテンの植え替え

植え替えの手順自体は先ほどのウチワサボテンと同じですが、トゲが長いサボテンの場合には、指を怪我しないよう、手袋やピンセット、割りばしなどを使うことをおすすめします。

この場合も土と根を崩さないよう植え替えをします。

鉢の真ん中にまっすぐになるように置くという基本は守りながらも、サボテンの形状にあわせてどの向きで植木鉢を飾るのかも考えて植え替えをしましょう。

サボテンの位置が決まったら、先ほどと同じように回りに土を足していきます。

今回のようにトゲの長いサボテンの場合、土のを追加するスペースが狭く補充しにくい場合もあるので、慣れていない人は手袋やスプーンを使うと作業がしやすくなります。

土を足したら、その都度割りばしで軽くトントンと土を押し込みながら、ちょうどいい高さになるまで隙間を埋めていきます。

土の上にハイドロボールを敷く

ちょうどいい高さまで土を入れ終えたら、土の上にハイドロボールを敷きます。

これを敷くことで見た目を綺麗にできますし、コバエの発生を防ぐ効果も期待できます。

写真のようにハイドロボールを敷き終えたら植え替えは完了です。

サボテンの水やりの頻度とコツ

今回は土と根を残した状態で植え替えをしたため、最初だけしっかりと水やりをします。

それによって中の根っこと土をしっかりとくっつけることができます。

根が詰まっているなどして植え替えの際に根を取り除いた場合は、水やりは控えてください。

その後の水やりについては、サボテンなどの多肉植物は乾燥にとても強いので、2週間に1回から1カ月に1回くらいの頻度で大丈夫です。

但し、これは鉢を置く場所や季節、培養土の種類や量などによっても水やりの頻度が変わります。

同じ場所でも日当たりの具合や季節による気温の変化など様々ですので、土が乾いているかどうかを確認し、植物の状態を見ながら適切なタイミングで水やりをしてください。

いずれにしても、他の野菜や観葉植物と比べても、サボテンや多肉植物は水やりの頻度は少なくて大丈夫です。

逆に水やりが多すぎると、根腐れなどでサボテンが枯れる原因にもなりますので注意しましょう。

サボテンの肥料の与え方

基本的には、植え替えの際に使用する培養土に元肥が含まれているので、肥料は混ぜなくて大丈夫です。

もし、観察している中で、葉の緑色が薄くなってきたり、生育状況が悪くなったりした場合には液体肥料を薄めて与えるとよいでしょう。

但し、これも水やりと同様で、他の野菜や花などの植物と比べて、与える肥料の量は抑えめにしてください。

植え替え後のサボテンの様子

植え替え後の2種類のサボテンの様子です。

特に弱っている様子もなく元気に育っているので、おそらく新し根も少しずつ生えてきて、水分と養分をしっかり吸収していると思われます。

サボテンは光が全く当たらないとうまく育ちません。

窓際など、カーテン越しにやさしい光が当たるような室内で保管することをおすすめします。

100円ショップで購入したサボテンを植え替える簡単な方法のまとめ

今回は100円ショップで購入したサボテンを植え替える簡単な方法を紹介しました。

植え替えに必要なものや手順、水やりの頻度などサボテンをうまく育てるいくつかのコツを学んでいただけたのではないでしょうか。

同じサボテンでも植え方や鉢の種類などによって、みなさんのセンスを発揮することも可能です。

初めての人も、今まで試したけど失敗した人も、ぜひこの記事の内容を参考にサボテンを育ててみてください。

動画でも紹介していますので、ぜひご覧ください。